2017 05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 07

選挙で支持したい人がいなければ

kage

2012/12/15 (Sat)

前々回に続いて本エントリーも相互リンクさせていただいている吊られた男の投資ブログの「選挙で支持したい人がいないから抗議の意を込めて白票を投票…とは言うものの」を拝読して書いています。吊られた男さんのふんどしで相撲をとってばかりで済みません。

実は私自身も以前は「投票したい候補者がおらず棄権するくらいならNOの意味を込めて白票を投ずべき」との意見を持っていました。しかし今では別の考えに変わりました。とはいえ今でも私は白票を投ずることの意義を完全否定はしません。棄権するくらいなら白票を投ずる方がまだマシだと思っています。しかし現実問題として抗議の意味で投じられた白票も(吊られた男さんが指摘されたとおり)現行の選挙制度では無効票にしかなりません。もしこれが「白票が過半数を超えた選挙区は当選者なしとする」とか「得票数が白票の総数を上回らなかった候補者の当選は無効とする」などという選挙制度であればまた話は別なのですが、現状では投票者が白票にどのような意味を込めたとしても「白票=白紙委任状」です。

それでは実際に自分の選挙区に支持したい人がいなければどうすべきなのでしょうか?最近の私の意見はこうです。

・支持したい人を自分の選挙区に連れてくる。

もし自分の選挙区に支持している政党の候補者がいなければ候補者を立ててくれるよう要望を出すとか、友人や知人に「この人こそは」と思える人がいれば担ぎ出すとか、何らかの努力をすべきであると思っています。それでも支持したい人が現れなければ、最後の手段はこれです。

・自分が立候補する。

他人に任せられないと思うのであれば自分がその役割を担う。これが民主主義の王道であると私は考えます。だからこそ私は、「新党・今はひとり」を立ち上げて立候補した俳優の山本太郎氏の行動を(その主義・主張は別にして)大いに評価しております。

しかし現実問題として上記の行動は簡単ではありません。かなりの労力・時間・お金を費やす必要もあるでしょう。そんなことはとてもできないと思うのであれば、残された選択肢はやはり無理をしてでもモア・ベターな選択をすることでしょう。たとえ落第点の候補者しかいなくても無理矢理にでもマイナス点の少ない候補者を選んで投票する。これが明日の投票日に私たち有権者に求められている行動であると私は考えます。

もちろん私たち有権者にも意識の変革が必要です。今までのように地縁・血縁・義理人情・利益誘導などで投票行動を決めていれば日本の政治も変わりません。これはインサイダー取引を行った証券会社はけしからんと思いながらも日頃から世話になっているからと取引を続けるようなものです。政治も証券会社も私たちの選択で変わるのだと信じて、一人ひとりが自分の意志を行動で示すことが大切なのだと私は思います。

最後に蛇足ながらひとつ付け加えますと、「棄権した有権者には政治に不満を言う資格はない」との指摘についても私は異論があります。実はこれについても以前は私も同意見でした。しかし今は考えが変わっています。投票は有権者の義務に近いとはいえ、棄権をしたから罰せられるわけではありません。もちろん棄権をしたことで「政治に不満を言ってはいけない」などという言論の制限を受けることもありません。投票した人にも棄権した人にも等しく政治に不満を言う権利はあります。また政治の決定を甘受しなければならないことも両者に差はありません。「自分一人が投票をしたくらいで結果は変わらない」と考える人は多いのかも知れません。しかし一人ひとりが節電の努力をしたおかげで原発ゼロでも今年の猛暑を乗り切ることができました。明日は私も微力ながら自分の意志を一票(実際には二票)に込めて投じるつもりです。

(Sponsored Link)



関連記事

この記事へのコメント

kage

簡単に実行はできないですが、候補者を立てる/自分が出るというベクトルの動きはあってしかるべきでしょうね。
例え、そこまで到達できなくても選挙の時だけ政治にかかわるのではなく、特定政党の党員になったり、政治家や行政に普段から掛け合うなどで政治参加はできるはずですから。

Posted at 23:02:20 2012/12/15 by 吊られた男

この記事へのコメント

kage

吊られた男さん

コメントありがとうございます。

選挙結果が自分たちの生活に直接影響を及ぼすのですから、せめて小学校の学級委員選挙レベルの当事者感覚は持ち続けたいものですね。

Posted at 08:05:00 2012/12/16 by おやじダンサー

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック