2017 06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 08

セゾン投信定期積立経過報告

kage

2012/11/23 (Fri)

すっかりご報告が遅れてしまいましたが、一昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,024円 (先月比1円上昇)
●約定価額 : 8,093円 (先月比41円上昇)
●騰落率 : +0.8% (先月比0.5%改善)


先月の定時報告では意外にも(注・あくまでも私の個人的な感覚です)プラス転換となったのですが、その後は米大統領選挙でオバマ氏が再選されたことでいわゆる「財政の崖」懸念が台頭し、米国株が大幅下落となったこともあり再びマイナス圏に沈んでいました。ところが衆議院解散により日本の政治が一気に動き出したことで、日銀に大胆な金融緩和を求める自民党の安倍総裁が総理大臣に復帰する可能性が高まり、為替が一気にドル高円安トレンドに転換したことで私の運用成績もここ数日でまたまたプラス圏に浮上してきました。ですから今回の定時報告ではご覧のとおり先月より運用成績が改善しているのですが、まるで狐につままれたような印象です(注・あくまでも私の個人的な感覚です)。

前回のエントリーでは年齢と共に保障額が減っていく逓減(ていげん)型保険について触れました。念のために住友生命のテレビCM(女優の北川景子さんが出演されているCMです)からお借りしてきた画像を再掲しておきます。

住友生命CM

一般的なライフプランでは、年齢と共に備えなければならないリスクが減っていくことがほとんどです。これは子どもが扶養を離れたり、住宅ローンを完済したりして、自分自身が責任を負うべき分野が縮小していくことが主な要因です。また一方では年齢と共にリスクを取りにくくなる(=リスクを取ることが合理的ではなくなる)という現実もあります。これはリタイア後の年金生活を想像してみれば容易にご理解いただけると思いますが、リスクを負って損失を被った際にそれをリカバーする収入も時間も年齢と共に余裕がなくなるためです。

ところが私が本エントリーでご報告しているような毎月コツコツと積み立て投資を行うような長期運用においては、年齢と共にリスクに晒される資産が増えていくことになります。もちろんこの状況は決して合理的ではありません。先に書いたとおり、一般的に人間は年齢と共にリスクを取りにくくなる(=リスクを取ることが合理的ではなくなる)のが現実なのですから。その対応策としては年齢と共に運用資産内で比較的リスクの小さい国内債券などの割合を増やすという手法がよく知られていますが、大なり小なりリスクを負うことには変わりはないわけで、理論上は資産の取り崩しがもっとも有効なリスク低減策であるといえます。

長期投資で増え続ける運用資産のリスクコントロール対策として、運用資産に「保険」をかけるという方法もあります。これは投資の世界では「リスクヘッジ」という言葉で広く知られており、具体的には信用取引の売り建て、先物の売り建て、ベア型ファンド・ETFの購入、オプションのプット購入などがあります。しかしこれらのリスクヘッジも実際の保険と同じでそれなりのコストがかかります。現実問題としてリーマン・ショック以降の投資環境は暴風雨の中の航海というイメージがピッタリで、長期投資においてもリスクヘッジの導入が必要不可欠になったような感もありますが、私個人としては「運用資産に対する保険はあくまでも一時的であるべき」と考えています。これについては年始に書いた投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011の中で、国際のETF・VIX短期先物指数に投票した言い訳として触れていますのでよろしければご参照ください。

それでは長期投資におけるもっとも有効なリスク管理方法とは何か?に対する私の答えはズバリ「腹を括る」です。つまり、もし資産の取り崩し期になってリーマンショック以上の経済危機に襲われたとしたら運が悪かったと思って潔く諦めるということです。これは以前こちらのエントリーでも書いたことがありますが、私個人が考える長期投資の究極の目的は儲けることではなく、資産を形成することです。つまり、たとえ多額の含み損を抱えた状態であっても結果的にある程度まとまった資産が形成できたのであれば長期投資は成功であるというのが私の考えです。

ちなみにこの「腹を括る」という考え方は、生命保険についても重要ではないかと個人的には考えています。生命保険の加入においては残された家族のために万全の備えを求める方が多いと思いますが、運悪く万が一のことが起こってしまったら申し訳ないが配偶者には働いてもらい、マイホームは売却するか賃貸に出して家族は安いアパートに引っ越してもらい、子どもの進学は奨学金を活用してもらうなどと、あらかじめ腹を括っておけば過剰な保険料は払わずに済むのでは?というのが私の考えです。いずれにせよ万が一に備えることは重要ですが、そのコストは決して安くありません。万が一の事態を想定しつつも、そうなったらなったで仕方がないと腹を括っておくことも重要なのではないでしょうか?

(Sponsored Link)





関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック