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HSBC投信等評価額(2006.05.19現在)

kage

2006/05/20 (Sat)

グリーンスパン氏が米連邦準備理事会(FRB)議長に就任して2カ月後の1987年10月19日、ニューヨーク株式相場はのちに「ブラックマンデー」と呼ばれる大暴落に見舞われました。グリーンスパン議長はこの時、直ちに緊急声明を出し「経済・金融システムを支えるために流動性(=資金)提供の用意がある」と力強く宣言して混乱を収拾しました。世間にはこれを「新議長の手腕を試すために市場が与えた試練だ」と論評する向きもあったそうです。この先例を引きバーナンキ新議長に対しても市場が試練を与える場面が早晩訪れるだろうという噂は就任早々から流れていました。もちろんそんな噂には何の根拠もないのですが、結果的に今回の世界同時株安と米ドル安でバーナンキ氏の手腕が試されようとしています。本来「市場が新議長の手腕を試す」などということはあり得ないことなのですが、新議長の考え方や目指す方向性がはっきりしないと市場の参加者も疑心暗鬼となり、思いがけない事態が起こり得るという警鐘を含んだ市場の経験則なのかも知れませんね。 今回私を含めて積極的に投資を行っている多くの人たちに不安を与えた世界同時株安と米ドル安をあえて前向きに評価するとすれば、数々の試練を克服してこそ長期成長が期待できるという点が挙げられます。それは一時の熱狂に浮かれた日本の不動産バブルやアメリカのITバブルの末路をみれば明らかで、かねてから過熱感が指摘されてたBRICs市場にとっても今回の大幅調整は幸いだったのかも知れません。今年も安定成長が見込まれる世界経済ですが、その前途には原油高などの資源高がもたらすインフレ懸念や前回のG7が指摘した経済収支の不均衡による米ドル暴落懸念などの克服しなければならない問題点が数多く存在しています。一貫して株高と円安が継続した昨年後半の日本のような市場環境だと投資判断も簡単なのでしょうが、今回のように何かのきっかけで市場が大きく動く方が市場本来の姿であり、分散投資の重要性と存在意義もそこから導き出されているわけです。

今回、赤字に転落した自分のポートフォリオから得た教訓は、いくら地域やタイミングを分散しても株式に投資している限りはリスク分散効果が薄いということです。経済のグローバル化により各国経済のつながりは今後ますます密接になります。昔は「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪をひく」といわれましたが、現在では例えば中国がくしゃみをすれば世界中が悪寒に震えるような状況です。これからは私も、金利低下局面に強い債券やインフレに強い不動産などへの分散投資を真剣に検討してみたいと思います。

先日、投資信託評価額の赤字転落をお知らせしましたが、昨日時点で赤字額はさらに拡大しています。世界同時株安と円高のダブルパンチでしたので全体成績がボロボロなのは当然の結果といえます。とりあえず昨日の米国市場はプラスで引けましたので来週のリバウンドに期待したいと思います。

HSBC021

<参考資料:世界のGDP(購買力平均)>

今回の記事を書くにあたってちょっと気になって世界のGDPを調べてみました。せっかくなのでご紹介しておきます。出典はCIA The World Factbookで、2005年の実績です。世界全体が1位とか欧州各国とEUが同列に並べられているなど不思議な点もありますが、すべて原本のままです。

GDP(purchasing power parity)

1. World $ 59,590,000,000,000
2. United States $ 12,410,000,000,000
3. European Union $ 12,180,000,000,000
4. China $ 8,182,000,000,000
5. Japan $ 3,914,000,000,000
6. India $ 3,699,000,000,000
7. Germany $ 2,454,000,000,000
8. United Kingdom $ 1,869,000,000,000
9. France $ 1,822,000,000,000
10.Italy $ 1,651,000,000,000
11.Brazil $ 1,568,000,000,000
12.Russia $ 1,539,000,000,000

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この記事へのコメント

kage

はじめまして

はじめまして。
履歴をたどってこちらに来ました。
偶然ですが、私もHSBC銀行の香港に口座開設依頼をしています。
 今回こちらのブログを見て、この口座がものすごい可能性を秘めているものかもしれないということを感じました。
 これからも是非ブログのほう拝見させていただきたいので、リンクはらせていただいてもよろしいでしょうか。
 もし、だめなようでしたら、また書き込みいただけたらと思います。

 資金が調達できたら韓国のHSBCにも口座を持とうと思っております。 (韓国在住のため)
 こちらのブログはとても勉強になります。
 

Posted at 15:43:47 2006/05/20 by 一滴

この記事へのコメント

kage

一滴様

ご丁寧なコメントをいただき、誠にありがとうございます。

しかしながら私は投資型MLMに否定的な考えを持っております。従いましてリンクの件はご辞退させていただければと存じます。

ご無礼の段、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

Posted at 16:56:51 2006/05/20 by おやじダンサー

この記事へのコメント

kage

 こんにちはおやじダンサー様
無礼だなんてとんでもない!!
こちらこそ、投資型MLMに否定的な考えをもっていらっしゃる方とも知らず、無理なお願いをしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
 
 早速リンクのほうははずさせていただきました。
 こちらこそ丁寧なご辞退のコメントありがとうございます。
 
 こちらのブログがとてもいいな♪と思ったので、私のブログに来ていただけた方にも見ていただけたら、と思いリンクのお願いをさせていただきました。
 では、お気に入りに入れてこっそり拝見させていただきます。
 (それはかまわないですよね??)
 これからも、楽しみにしています。
 
 それから、MLMということでもしこちらのブログを見て、なんとなく不快な気分になったとしたら、本当にすみません。
 

Posted at 11:30:23 2006/05/22 by 一滴

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kage


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