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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2012/06/22 (Fri)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,037円 (先月比7円低下)
●約定価額 : 7,598円 (先月比88円上昇)
●騰落率 : -5.6% (先月比1.1%改善)


欧州債務問題の先行きを見極める意味で世界中の注目を集めていたギリシャの再選挙は結局旧連立与党(緊縮財政継続派)が過半数を制し、最悪の事態(ギリシャのユーロ圏離脱)は回避されました。事前の各種報道を見る限りでは緊縮財政維持派が多少有利との程度で、実際の結果は開票が行われるまで分からなかったのですが、マーケットは緊縮財政維持派の勝利(=最悪の事態の回避)を先取りする形で6月初頭をボトムにして反転した形になりました。この結果、世界的に株価は戻り、為替は円安に進んだため、今月の約定価額は先月より88円高い7,598円となりました。このように今回もマーケットは結果を先取りして動き始めました。もちろんギリシャの選挙結果が違っていたら、あるいはスペインの銀行債務問題がもっと拡大していたら、マーケットの先取りは間違いだったということになり、以前以上に株安と円高が進行した可能性もあったわけです。つまり相場の底は後になってからしか分からないものであり、6月初頭時点で自信を持ってここが相場の底だと判断して勇気を持って買い出動できた人は少数だったでしょう。これほど「絶好の買い場」を判断するのは難しいことであり、ほとんど一か八かの賭けに近いのが現実です。

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昨日、インデックスファンドを活用して世界経済ポートフォリオ(世界経済の実態に準じた割合で資産を配分するポートフォリオ)を構築している個人投資家にとって重大なニュースが発表されました。それが下記のニュースです。

MSCI、韓国と台湾を「新興国市場」で維持

ニューヨーク 20日 ロイター:MSCIは20日、韓国と台湾の市場分類を「新興国市場」で維持した。「先進国市場」への格上げは見送った。

カタールとアラブ首長国連邦(UAE)についても「フロンティア市場」で維持した。

この4カ国・地域については、次回の年次見直しでも引き続き格上げ方向で見直す。

ロイターの端末に掲載した声明で明らかにした。(後略)


世界経済は生き物のように日々その中身を変えていますので、常にこのような市場分類の変更が検討されています。結果的に今回は変更なしでしたが、もし韓国や台湾が新興国から先進国に格上げされていたら、私たち個人投資家もそれに合わせた対応を迫られた可能性がありました。具体的には構成国の移動により全体に占める割合が変化するためリバランスが必要になるのです。特に今回は対象が日本と同じアジアにある韓国や台湾でしたので、もし先進国に格上げされたら相対的に日本の比率が削られることになるはずでした。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのようはバランスファンドであれば、リバランスもすべてお任せで構いませんが、個別のインデックスファンドを組み合わせてポートフォリオを構築している場合は「ほったらかし」のままでは実態との乖離が拡大してしまう点に留意が必要です。

世界経済は熾烈な競争の繰り返しですから格上げを検討される勝ち組があれば、格下げを検討される負け組も生まれます。それが他ならぬギリシャです。

ギリシャ、MSCI指数で「先進国市場」から除外のリスク

ロンドン 20日 ロイター:現在MSCIの先進国株価指数に組み込まれているギリシャが、いずれこの指数から外されるリスクがある。

MSCIは2001年に、ギリシャの市場規模や流動性を考慮し、同国を先進国に分類した。

先週のギリシャ選挙で緊縮財政派が僅差で勝利したことを踏まえると、ギリシャのユーロ離脱の可能性はまだあるとみられている。ユーロ離脱がすぐに先進国指数からの除外につながるわけではないが、通貨切り下げにより同国のドル建て資産が著しく減少したり、ギリシャが資本の動きを抑制する規制を導入した場合は、除外もあり得る。(後略)


正直なところ私はこれまで先進国の中身について全然気にしていませんでしたが、ギリシャも含まれていたのですね。私と同じく世界経済ポートフォリオに基づいた長期投資を継続している方は、心の片隅にギリシャにも投資していることを止めておくべきなのかも知れませんね。以前「イタリア国債暴落中」の中で先進国債券型インデックス投信のイタリア国債組み入れ比率が高いことをご紹介しましたが、世界的な経済危機になるとインデックス運用でも結構リスクが高くなることだけは再認識しておく必要がありそうですね。もっともリーマンショックを経験した個人投資家なら十分に認識しておられるとは思いますが。





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