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ひとりごと

kage

2012/03/17 (Sat)

すでに多くの投資系ブログで紹介されていますが、住信アセットマネジメントが主要インデックスファンドの信託報酬引き下げを発表しました。

「STAM インデックスシリーズ」の各ファンド、「ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックス」および「世界経済インデックスファンド」の信託報酬率引下げについて(クリックするとPDFファイルが開きます)

住信アセットマネジメントが主要インデックスファンドの信託報酬を引き下げるのは2010年7月に続いて2度目です。私が保有している「STAMグローバル株式インデックス・オープン」と「世界経済インデックスファンド」も信託報酬引き下げの対象となっており、誠にありがたい限りです。改めて住信アセットマネジメントのコスト削減の努力に心から敬意を表したいと思います。

しかしながら前回と今回の信託報酬引き下げの発表を見て個人的に気になっている点がひとつあります。それは「SBI資産設計オープン(スゴ6)」がなぜ対象にならないのかということです。「SBI資産設計オープン(スゴ6)」はその名が示すとおりSBI証券専用のバランスファンドですが、運用を担当しているのは住信アセットマネジメントであり、中身は「STAMインデックスシリーズ」や「世界経済インデックスファンド」と同じマザーファンドです。

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それなのに前回も今回も信託報酬の引き下げ対象リストには「SBI資産設計オープン(スゴ6)」の名前がありません。今回のリストにはあの「資産倍増プロジェクト」で選定された「ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックス」も入っているのですから、「SBI資産設計オープン(スゴ6)」が対象にならない理由が私には想像できません。もし仮にSBI証券が信託報酬の引き下げを渋っているのであれば住信アセットマネジメントの取り分だけを引き下げるという方法もあります。それとも今回の信託報酬引き下げ分はすべて販売会社(証券会社や銀行などの金融機関)が負担するのでしょうか?まさかそんなことはないと思うので、「SBI資産設計オープン(スゴ6)」がコスト削減の対象にならない理由をぜひ教えていただきたいものです。

あと今回の信託報酬引き下げの発表を聞いてふと思い付いたのは、STAMシリーズを信じて付いて行くことが最終的に正解になるかも知れないという仮説です。インデックス投資家の皆さんの中にはコスト重視の観点で、少しでも低コストのインデックスファンドが登場したらそちらに乗り換えるという行動を取る方もおられるようです。しかしSTAMシリーズがこれからもコスト削減の努力を続けて行くのであれば黙ってそれを信じて付いて行くという判断もあっていいのではないかと思います。臨機応変にその時々の低コストファンドに乗り換えるのと黙って信じて付いて行くのとでは最終的にどちらが有利になるのかは投資と同じで後になってみなければ分かりません。しかしファンドの規模が拡大することでスケールメリットを生み、コスト削減が可能になるのは、一般的な製品だけでなく投資信託も同じです。常に低コストのファンドを追い求めることは一人ひとりの個人投資家にとっては正しい行動でも、全員がそれを行ってしまうとファンドの運営が安定せずコスト削減も実現しにくくなるという「合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)」を生じる可能性があります。個人投資家が特定のファンドに安定的な支持を与えることが結果的にファンド購入者全員の利益につながるという構図があることも頭の片隅に置いておきたいものですね。



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