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インデックスファンドの目的は儲けることではない

kage

2012/02/11 (Sat)

相互リンクさせていただいているrennyさんの「今週のIE #2」を拝読して、ふと先月こちらのエントリーに書いた以下の内容を思い出しました。

再掲ここから。

以下は単なる思いつきで比較してみたFund of the Year 2011 Top5の運用成績比較です。

FOY2011トップ5

赤:結い2101(鎌倉投信)
黒:ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
青:CMAM外国株式インデックスe(中央三井アセットマネジメント)
橙:ニッセイ日経225インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)
緑:eMAXIS新興国株式インデックス(三菱UFJ投信)


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この比較チャートを眺めながら思い浮かんだ素朴な疑問は「運用成績は重視されないのか?」というものでした。優れたファンドの定義はさまざまですが、運用成績が重要なポイントであることは間違いありません。もし「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の選考基準が運用成績重視であれば、インデックスファンドの順位は大きく下がっていたことでしょう。しかしインデックスファンドの運用目的は運用成績を高めることではありません。ベンチマーク指数と正確に連動することが目的なのです。そういう意味では絶対収益を求めるアクティブファンドとは同じ尺度で評価することはできません。ですから結局のところは投票者個人の価値観で判断すれば良いのだろうと勝手に納得しました。反対に言えば、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」のランキングを参考にして投資信託を選ぼうと考える人は、評価基準が投票者によって大きく異なることを理解しておく必要があるということでもありますね。そういえば私も今回は評価基準を「リスク管理」に変えました。このように必ずしも運用成績が重視されているわけではありませんので、間違っても「ベスト10から選べば儲かるだろう」などど考えないようにしていただきたいものです。

再掲ここまで。

上記エントリーでも書いたように「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の選択基準は運用成績重視ではありません(もちろんコスト重視でもありません)。異なる価値観を持つ投信ブロガーが異なる選択基準で自由に選んだ結果があれなのです。ですから私も「ベスト10から選べば儲かるだろう」などと安易に考えないようにしていただきたいと書いたわけです。また本エントリーの表題に書いたように、そもそもインデックスファンドの運用目的は儲けることではありません。(繰り返しになりますが)ベンチマーク指数と正確に連動することが目的なのです。すなわち極論をいえばインデックスファンドの運用担当者にとって基準価額が上がったかどうかなど知ったことではないわけです。ベンチマーク指数が10%下がれば基準価額もキッチリと10%下げることが彼らに求められている仕事なのです。ですからインデックスファンドを騰落率(儲かったかどうか)で評価することはナンセンスであるといえます。もっとも投票者の価値観も選考基準もバラバラで、運用目的が異なるアクティブファンドとインデックスファンドが混在している現状は、見る人によっては確かに「意味不明」なのかも知れませんね。



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この記事へのコメント

kage

選考基準と評価期間が不明確+投資クラス別に分かれてないので、評価が難しいのは確かですね。
下記は私の記事ですが、CMAM外国株式インデックスでもグローバル・除く日本クラス(モーニングスター分類)では平均以上ということになりますし。低コストインデックス投信で2011年シャープレシオが高かったのは国内債券クラス。リターンが最も高かったのはFunds-i新興国債券為替ヘッジ型。という言うわけで、2011年に上記のファンドを出した野村を私は評価したいですけどね。
https://sites.google.com/site/indexvalue/home/fundoftheyear2011

Posted at 22:12:27 2012/02/11 by hase_on

この記事へのコメント

kage

hase_onさん

コメントありがとうございます。

インデックスファンドは運用努力でシャープレシオやリターンを高めることができませんので、アクティブファンドとの公平な比較は難しいですね。また私のように突然評価基準を変える投票者もおり、ランキングの理解も簡単ではありませんね。

Posted at 00:31:32 2012/02/12 by おやじダンサー

この記事へのコメント

kage

糟糠の妻のようなもの?

ありがたく拝読いたしました。
運用成績の良さで評価する年間大賞は、モーニングスターとか、日経電子版に載ってる賞におまかせということですよね。
確かに、すごい運用成績のものがズラリと並んでいます。
ブロガーの皆さんが選ばれたファンドを見ると、みなさん基準はバラバラなんでしょうけれど、結果的に、「良い時も悪い時も苦楽を共にする糟糠の妻」のように長く付き合っていけるかどうかが根底にあるような気がします。
運用成績だけで選ぶということは、悪くなれば捨てる(苦笑)のかなと。
暖かさが違うのかな、という気がします。

Posted at 09:23:49 2012/02/12 by いっさん

この記事へのコメント

kage

いっさんさん

コメントありがとうございます。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の過去の結果を見ると、1位はいずれも低コストのインデックスファンドが選ばれています。しかし選ばれたファンドは異なっています。そういう意味では投信ブロガーはドライにパートナーを換えていくタイプなのかも知れませんね。

Posted at 10:03:07 2012/02/12 by おやじダンサー

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kage


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