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HSBC投信等評価額(2006.05.02現在)

kage

2006/05/06 (Sat)

5月4日付の日本経済新聞にBRICsの成長を伝える下記の記事が掲載されました。

BRICsの外貨準備、G7抜く・3月末

有力新興国BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の政府・中央銀行が保有する外貨準備高が3月末時点で主要7カ国(G7)の合計額を上回った。世界最大の外貨準備保有国となった中国に加え、他の3カ国も輸出や海外からの直接投資が増加したためだ。高度成長を続ける4カ国への外貨流入は今後も加速、ドル相場などへの影響を通じて国際金融市場での存在感を一段と増しそうだ。

外貨準備は政府・中央銀行の保有する外国通貨や金で、政府の対外的な支払準備資産として国家の信用力を示す。BRICsの3月末時点の外貨準備は1兆2922億ドル。2004年末と比べ4割増え、G7の合計1兆2539億ドルを超えた。(日本経済新聞より)

この記事をBRICs市場の過熱感への警鐘と取る方も多いと思います。しかしここで一点注意しなければならないのはBRICsの外貨準備高の7割弱は中国が一国で保有しているということです(詳細については下記の記事をご参照ください)。

3月末は8751億ドル 中国外貨準備、首位固める

中国人民銀行(中央銀行)が4月14日発表した第1・四半期の金融統計によると、3月末の外貨準備高は8751億ドル(約103兆7800億円)で前年同期に比べ32.8%増加した。中国の外貨準備高は2月末で日本を抜き世界1位になっているが、3月だけで214億ドル増加したとしている。

日本の3月末の外貨準備高は8520億3000万ドルで、中国は大きく引き離して首位を固めた。来週の胡錦濤国家主席訪米を控え、人民元高を求める声が高まる可能性もある。

中国の外貨準備は2005年に約2000億ドル増加。ことしは1-3月だけで562億ドル増えており、増加ペースは一段と加速している。(共同通信より)


この記事からもお分かりのとおりG7の外貨準備高についても日本が7割弱を占めています。中国と日本に共通しているのは為替の安定のため(と称して)ドル買い介入を続けたため外貨準備高が膨れあがったという点です。アメリカは中国に対して人民元の切り上げを求めていますが、人民元が切り上げられると中国のドル買い介入が減るという矛盾も抱えているのです。ドル買い介入で大量の米ドルを保有したかつての日本や現在の中国、そして原油価格の高騰で米ドル収入が増えた産油国(原油の取引のほとんどが米ドル建てです)は黙っていても米国債をドンドン買ってくれるお得意様です(米ドルを現金で持っていても利息が付かないので各国とも米国債で運用しています)。新興国の外貨準備高が積み上がるということは世界経済の運命が米国経済と一蓮托生になりつつあるということを意味しています。米ドルの暴落が危惧されている現在だけに、逆に考えるとかつてアメリカ経済を助けるために行われたプラザ合意のような常識では考えられないような政策が打ち出される可能性も否定できません(これにより円は米ドルに対して1年で2倍の円高となった)。ただ中国がおとなしく人民元の切り上げに応じるとは考えにくく、また裏を読むとそれこそアメリカの思うつぼなのではないかとも思えたりして米ドルの将来については予断を許しません。いずれにせよ世界経済に大きな影響を及ぼす米国と中国の綱引きには今後とも十分に注意する必要がありそうです。

さて保有投信評価額の定例報告ですが、今週は日本がゴールデン・ウイークのため実質2日分のみのご報告となります。ご覧のとおり週前半の円高の直撃を受けて先週よりさらに成績を悪化させてしまいました。

HSBC017

BRICsの中でも特に中国とブラジルが軟調だったことで皮肉にも私自身唯一弱気に考えているインドが1位、追加投資を全くしていないBRICsオープンが2位という結果となりました。ただ週の後半にかけて香港株式市場が力強い回復を見せてくれていますので来週はチャイナの復活が楽しみです。月曜日の夜には今週の結果を含めた成績が明らかになりますので、途中経過報告として火曜日に数字だけでもアップできれば考えています。

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