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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2011/12/22 (Thu)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,072円 (先月比で20円の低下)
●約定価額 : 7,123円 (先月より117円上昇)
●騰落率 : -11.8% (先月比で1.7%の改善)


先月の定期積立約定日から1ヵ月が経過しても欧州債務危機を背景とした世界市場の混乱は依然として続いています。しかし、直近は欧州中央銀行(ECB)が期間3年の流動性供給オペを実施し、欧州の銀行に低金利で大量の資金が流れることで、市場の雰囲気にも少し変化が見られるように思います。その効果も多少あってか、今月の定期積み立て約定価額は先月より117円高い7,123円となりました。直近では多少混乱は収まったとはいえ、欧州債務危機が根本的に解決したわけではありませんので、まだしばらくは出てきた材料に一喜一憂する相場展開が続くと覚悟しておいた方がいいようです。

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それにしても出てきた材料に対して市場がどう反応するかを事前に予測することは本当に難しいですね。欧州中央銀行(ECB)の流動性供給オペにしても、最初は好感して米国株は大幅高になりましたが、実際に欧州銀行からたくさんの応募があったことが発表されると、「それほど欧州銀行の資金調達難は深刻なのか」と嫌気して欧州株は下落しました。すでに20年以上前からゼロ金利政策を実施している日本では低金利で銀行に資金を供給した結果、本来預金者が受け取れるはずの利息がなくなり消費の低迷を呼び、銀行は国債を買って利鞘を稼ぐことに夢中になって本業である融資が手薄になる(=供給された資金が国債に化けて銀行に滞留するため市場にお金が回らなくなる)という悪循環に陥りました。この悪い先例を考えれば、市場が欧州中央銀行(ECB)の流動性供給オペを素直に好感できないのも分かるような気がします。

このような状況ではハイリスク投機家を自認する私でも、市場の反応を予測して先回りしようという意欲が著しく低下してしまいます。そうなると相対的に、インデックス運用が相場観を持つ必用がない点が大きなメリットに見えてきます。私自身のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの積み立て運用成績は上記のとおりいまだに-11.8%と低迷しており、決して満足できる水準とはいえないのですが、それではすべて自分の判断でアクティブ運用をしていたらこの成績を上回れていたのか?と問われれば、今の私は自信を持って「No」と答えます。

来年早々に欧州で何が起こるかという予想は私でも容易にできます。それは格下げラッシュです。すでに大手格付け会社が続々と格下げの警告をしていますので、最上位格付けであるAAA(トリプルA)を保持しているフランス国債も格下げされる可能性が高まっています。しかし私のような素人でも容易に予測できる材料に対して市場がどう反応するのかを予測することは、それはそれで難しいことです。格下げという悪材料に素直にネガティブに反応するのか、あるいは事前報道ですべて織り込み済みとして反応しないのか、はたまた悪材料出尽くしと判断してポジティブに反応するのか、どれも可能性があるため予測は困難です。投機を考えるのであれば、正直なところ現状では無理に見えない将来を予測しようと悪戦苦闘するより、動いた方に素直に付いていく手法が有効な気がします。しかし予想が困難であるからこそ、予想が当たった時の報酬(リターン)が高くなることもまた事実です。あると分かっている格下げにどのように対応すべきか?年末年始にじっくりと考えてみたいと思っています。





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