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今、個人投資家が認識しておくべきこと

kage

2011/11/26 (Sat)

投資においては正しい現状認識が大切です。もちろんこれは投資に限ったことではありませんが。自分の期待や希望とは切り離して現在の投資環境を冷静かつ客観的に認識できれば、投資の成功率は上がらなくても過度な期待を持って後悔するような事態は避けられるでしょう。

昨日のエントリーを書きながら、私が感じた「今、個人投資家が認識しておくべきこと」とは以下の3点です。

1.しばらくの間、先進国は低成長を余儀なくされる。

以前レポートしたセミナーの中でチャールズ・エリス氏はこう言われました。

世界が抱えている巨額の債務が解消されるまで投資リターンは低くなる。それに合わせて期待リターンも引き下げるべき。



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期待リターンを引き下げるということは、投資に対する期待度を下げることと同意です。現実問題として日米欧が巨額の債務(借金)を抱えて、それを返済することの優先順位を引き上げなければならない現状においては、私たち個人投資家は投資に対して過度な期待(高いリターン)を求めてはいけないということですね。先進国がダメなら新興国の成長に期待すれば良いではないかとのご意見もあろうかと思いますが、昨日のエントリーにも書いたように、新興国の金融市場が先進国の資金に支えられているという現実がある以上、先進国の低成長は新興国の成長も抑制すると考えておくべきでしょう。

2.債券投資のリスクが増している。

ここでもこちらでレポートしたチャールズ・エリス氏のお言葉を引用させていただきます。

債券を今の値段で買うことは非常にリスキー。長期の債券投資はさらにリスキー。


昨日のエントリーにも書いたとおり、現在は欧州債務危機が周辺国に波及して、最高格付けAAA(トリプルA)のフランス国債やドイツ国債まで売られています。さらに昨日はついに日本にまで波及したのか、日本国債も売られました。国家の借金が問題になっている以上、借用証書である国債の信用が低下するのは当然といえば当然のことです。このため国家の債務問題が解決するまでは、これまで投資において国債に期待していた効果(株式投資のリスクを低減するブレーキ役)は得られない可能性が高まっています。従って私たち個人投資家はしばらくの間、「債券比率を上げてリスク低減を図る」という過去の常識を捨てるべきなのかも知れません。ちなみにチャールズ・エリス氏は、債券に代わる投資候補として高配当株を挙げておられました。

3.デフレは永遠に続かない。

これは日本限定の現状認識ですが、以前ひとりごとでも書いたとおり、いずれ必ずデフレは終焉を迎えることになります。その後に来るのが景気回復による良いインフレなのか、財政危機による悪いインフレなのかは分かりませんが、いずれにせよデフレが永遠に続かないことは確かです。来年もデフレが続くかと問われれば多くの人がYesと答えるでしょうが、10年後もデフレが続いているかと問われればおそらく意見が割れると思います。デフレの終焉に備えて大切な資産をインフレからどう守るかを、そろそろ真剣に考えるべき時期に入っているといえるのではないでしょうか?



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この記事へのコメント

kage

で?

先進国の低成長を認識しておくべきで、債券のリスク増加を認識しておくべきで、デフレは続かないと認識しておくべきだとしたら、あなたはどうすればいいとお考えですか?
あれもだめ、これもだめ、と言う煽りだけならそれこそ誰でもできますが?

Posted at 23:02:37 2011/11/26 by 投資家

この記事へのコメント

kage

投資家さん

コメントありがとうございます。

「投資には大逆風の今こそ投資するには絶好のチャンス」と書けば納得していただけたのでしょうか?それとも「リスクが高まっている今は投資にも保守的になるべき」と書けば良かったのでしょうか?

昨日のエントリーにも書いたように「暴落のリスク=暴騰のチャンス」です。これをどう捉えるかはひとえに個人の判断に委ねられています。投資家であれば他人の意見を鵜呑みにすることの愚をよく理解しておられると思いますが。

Posted at 23:24:17 2011/11/26 by おやじダンサー

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kage


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