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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2011/11/25 (Fri)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,092円 (先月比で23円の低下)
●騰落率 : -13.5% (先月比で1.8%の悪化)


先月の定期積立約定日から1ヵ月が経過しても、欧州債務危機を背景とした世界市場の混乱は収まるどころか拡大を続け、その影響で今月の約定金額は先月より165円も安い7,006円となりました。ただしこの1ヵ月間の基準価額の推移を見ると、先月の約定価額7,171円から11月1日には7,505円まで上昇しており、ボラティリティが大きい(価格変動が激しい)状況になっていました。ちなみに11月1日の基準価額上昇要因が何であったかというと、為替介入によるドル高円安でした。この1ヵ月の基準価額推移は、外貨比率の高いセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドがいかに為替の影響を強く受けるかという証拠にもなっていますね。

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それにしても先月の定時報告ではギリシャ問題の心配をしていたことを思うと、わずか1ヵ月でも隔世の感がありますね。ご承知のとおり欧州債務危機はギリシャを発端に周辺国に次々に飛び火し、イタリアの10年債利回り(いわゆる長期金利)は国債の新規発行が困難とされる7%を越え、今や救済する立場であるはずのフランスやドイツの国債までも売られる事態となっています。この現実を見ると、世界経済はジリジリと最悪のシナリオに向けて進んでいるように思えてきます。

物事がひとつ悪い方向に進むと、それがまた新たな悪いことを引き起こし、悪循環に陥る。今の欧州債務危機はその典型例であると思います。危機回避のために欧州の金融機関には自己資本比率を高めることが要求されていますが、それを実現するためにはリスク資産を圧縮する必要があります。このため欧州の金融機関は否応なく株や債券を売らなければならなくなっています。最近の日本の株式市場解説を見ると、欧州系の金融機関や年金資金の売り物が連日出ており、日本株の下落要因となっているようです。ただでさえ外国人比率の高い日本の株式市場ですから、欧州系の資金が投げ売りを始めると、日銀のETF買いだけではとてもそれを吸収できません。売り手が金融機関や年金資金なので、日本を代表するような国際優良銘柄が真っ先に売られることも理解できます。このように欧州債務危機は日本の株価に予想以上の大打撃を与える形になっています。

かくして先進国の株価はボロボロになり、成長が期待できる新興国の株式市場も先進国の資金が逃げ出してボロボロになり、さらには最上級のAAA格付けのフランス国債やドイツ国債さえ売られるような状況では、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用成績が低迷するのも仕方がないことだと納得するしかないのでしょう。基準価額の下落でご心痛のファンド仲間の皆さんも多いと思いますが、現在の投資が結果的にハイリスク投機に近付いていることは正しく認識しておく必要があります。ただし投資におけるリスクとは、期待リターンから上下に乖離する幅の大きさを表しますので、「暴落のリスク=暴騰のチャンス」です。リスクを取って初めて、そのリスクに応じたリターンを得られるのであり、リスクを取らないリスクも存在します。デフレが続く日本では資産を日本円の現金で持つことが最善の策でしたが、いつそれがリスクになるとも限りません。大切なのはもしそうなった時のことを想定してリスクを分散しておくことです。もっとも現状ではすべての資産にリスクがあるように思えてしまうため、選択がなかなか難しいのですが。





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