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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2011/11/15 (Tue)

昨日はひふみ投信の定期積立約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 11,404円(先月より18円上昇)
●約定価額 : 12,125円(先月より306円低下)
●騰落率 : +6.3%(先月より2.9%悪化)


先月の定期積み立て約定日以降の1ヵ月間も世界経済は依然として欧州債務問題に翻弄されており、不安の連鎖はギリシャからポルトガルやスペインを飛び越して一気にイタリアにまで波及してしまいました。このような状況ですから日本株も低迷を余儀なくされ、今月の約定価額は先月より306円も安い12,125円となりました。しかし今月上旬に発行されたひふみ投信の月報「ひふみのあゆみ」を見ると、大逆風の中で大規模な買い出動を行い、先月40%強にまで高めていた現金保有率は、一気に8%以下に低下しています。米国の株式投資で良く知られたアノマリー(根拠の無い経験則)に「11月に買って5月に売れ」がありますが、欧州債務問題が緊迫しているだけにハイリスク投機家を自認する私でも今回の大胆な買い出動には驚かされました。この結果が吉と出るか凶と出るかはまだ分かりませんが、「守りながら増やす」の運用方針に基づいて、個人投資家がなかなかできない投資資金の出し入れを代行してくれるところに、ひふみ投信の付加価値があることは確かだと思っています。

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以前こちらのエントリーでも書いたように、私はアクティブ運用の大きなメリットのひとつは、「一時撤退」という選択が可能なことだと思っています。しかしそのタイミングを判断することがいかに難しいことかも身に染みて実感しています。ですからひふみ投信がその判断を代行してくれることは、投資に余分な時間を割くことなく長期投資を続けたい個人投資家にとってはメリットとなるでしょう。ただしすべてはひふみ投信の内部で行われるため、コスト的なメリットは生まれません(現金比率が増えても信託報酬は変わりませんので)。

アクティブ派の個人投資家であれば、投資信託でも短期売買を行うことがあるかも知れません。私自身も以前は新興国系ETFの短期売買を活発に行っていましたし。インデックス運用で市場平均をキッチリ取ることを目的にするのであれば一時撤退は許されませんので、日曜日や祝日で市場がお休みでも信託報酬を払い続ける必要があります。しかしアクティブ運用で1年の半分しか投資信託を保有しないのであれば、当然のことながら信託報酬も半年分で済みます。そう考えると良くあるインデックスファンドとアクティブファンドのコスト比較は現実を反映していないのではないか?との疑問が浮かんで来ます。アクティブ派の投資手法は必ずしもBuy&Holdではありませんので。

もっとも、アクティブファンドの平均保有期間を調査して実態を反映すればアクティブ運用が有利になるかといえば、必ずしもそうではないでしょう。売買を繰り返せば販売手数料がかかりますし、ノーロード(販売手数料無料)であっても売却するごとに信託財産留保額が差し引かれることになります(もちろん設定がある場合のみですが)。さらに多くの個人投資家が陥りやすい「安く売って高く買う」という罠にはまってしまう危険性も高まります。もしかするとインデックス対アクティブの比較は、Buy&Holdを前提にしてもらった方が(=現実を知らない方が)アクティブ派にとっては幸せなのかも知れませんね。

ひふみ投信



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