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正しい投資の始め方 Vol.4

kage

2011/10/10 (Mon)

正しい投資の始め方 Vol.3」の続きです。

加藤:一時的に全部一緒に下がったから分散は不要というのはまったく幼稚な議論だ。同じ株式でも日本株、米国株、中国株は皆違った動きをしている(分散効果はある)。

中野:日本国債は低金利なのに金利上昇(本体価格下落)のリスクが高くてとても買えないという声はずいぶん以前からあった。でも結果的に日本国債保有者は損をしていない。プロでも結果は読めない。

加藤:あなたが売りたいと思った時には必ず反対に買う人がいる。売り時だと思う人と買い時だと思う人は同じ数だけいる。あなたが売りだと思った時にエリス氏の言う優秀な人たちは買いだと思っているかも知れない。

中野:それでも今年の世界経済は4%成長。それを株式市場はまったく織り込めていない。つまり今の株価は下方乖離の状態で安く買える。安く買うのは合理的な行動。経済成長するのなら株は上がる。それが腹に落ちている(納得できている)かどうかだ。

竹川:自分の投資目的は?なぜこの投資を始めたのか?を再確認してみよう。

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朝倉:人間は強欲なので2倍になったら3倍になるかも知れないと思って売れなくなる。

加藤:エリス氏は先ほどの講演で1年に1回のテスト(チェックとリバランス)と言っていたが、本心は10年に1回でもいいと思っていると言っていた。それではなぜ1年に1回と書いたかというとそうしないと納得してもらえないからだと。

加藤:効率的でない新興国市場はアクティブ運用が有利という意見がある。しかしこの理論には2つの大きな間違いがある。仮にアクティブが勝ちやすくなったとして負けているのは誰か?インデックスではない。インデックスはどんな状況になってもただひたすら平均点を取っているだけ。負けているのは他のアクティブマネージャーなのだ。またエマージングマーケットの売買コストは極めて高い(売買を繰り返すアクティブは不利)。よって新興国市場ではむしろインデックスの勝率が上がる。

筆者注:このご意見には目から鱗が落ちる思いでした。私は以前こちらのエントリーで「誰が平均点を決めているのかを考えてみよう(アクティブ投資家なくしてインデックス投資家なし)」と書きましたが、アクティブファンドのマネージャーが戦っているのは自分たちが作り出した平均点、いわば自分の影ということなのですね。一生懸命に運用成績を上げてふと後ろを振り返ってみると自分の影(平均点)も上がっている。だからいくらアクティブファンドの成績が上がっても平均点が上がるだけで全体の50%よりコスト分だけ平均点を下回る確率が高い状態は変わらないということになりますね。であればインデックス投資家はアクティブ投資家を批判したりせずにもっとおだてるべきなのではないでしょうか?あなたならきっと目覚ましい成績を残すことができますよと。もしかするとそれが平均点を上げる近道なのかも知れませんので。

加藤:株価にはすべての材料がすでに織り込まれている。(筆者注:実はこの発言は聞き逃したのですが長年加藤さんの発言を聞いている私は直感的にこう言われたのではないかと想像しました。もし想像が創造になっていたらお詫び致します。)

中野:皆が買うから株価が上がるのではない。付加価値があるから上がるのだ。豊かな生活を実現するため、支えるためお金を市場に流すことが重要。(筆者注:ここで一人の参加者から熱烈な拍手が。中野社長も思わず「ありがとうございます」と答えていました。)

竹川:自分のお金の行く先を考えることは重要。インデックスファンドのお金の行き先に思いをはせてみるのもいい。

筆者注:誠に僭越ながら以前私は自分自身が投資してるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと世界経済インデックスファンドのお金の行き先を調べたことがあります。竹川さんは一例としてアップルを挙げておられましたが、アップルだけでなく東京電力にもお金が流れていたことが分かります。

海外株式投信評価額(2011.02.25現在)

海外株式投信評価額(2011.03.04現在)

アップルといえば今回のセミナー会場が銀座に近かったので帰りにアップルストア銀座の前を通ってみたところ、こんな感じになっていました。

アップルストア銀座 アップルストア銀座 アップルストア銀座

以上で今回のセミナー報告は終了とさせていただきます。



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