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また少し買いました

kage

2011/05/06 (Fri)

昨日の米国市場で株価が下落して為替は円高に動いたのを見ていつもの4ファンドに猫パンチ投資を1発ずつ(それぞれ金1万円也)繰り出しました。

SBI20110506

昨日の米国市場で値下がりが顕著だったのは株よりも原油や金(Gold)などの商品(コモディティ)価格でした。特に銀(Silver)の暴落ぶりは目を覆うばかりでした。ロイターの報道によると「銀価格は1週間の下げが過去30年近くで最大となる勢い。銀相場連動型の上場投資信託(ETF)であるアイシェアーズ・シルバー・トラストは11.9%急落した」そうです。日本の純銀上場信託(1542)は連休中の下落と円高を今日一日で反映した結果マイナス21.53%の大暴落となりました。このような極端な値動きを見ると改めて取引する人間の感情(欲や恐怖)が入ると合理的な投資行動はなかなかできないという現実を痛感します。

例えば投資の勉強をする際に合理的でない実例として良く挙げられる宝くじは主催者(胴元)の取り分が50%を超えるため投資対象としては不適格であり一か八かのギャンブルにしても相当分が悪い部類に入るのは明らかです。すなわち確率論でいえば宝くじは買えば買うほど損失が膨らむ可能性が極めて高いギャンブルであるといえます。しかし一等の賞金が巨額であるため期待リターンとはまったく釣り合わない対価を支払って「夢を買う」人が後を絶ちません。

さまざまな交通機関の中で飛行機の危険度が高いと感じる心理もこれに似たロジックなのかも知れません。統計学的には飛行機の危険度は自動車、船舶、鉄道よりはるかに低いのが現実です。しかし飛行機は万が一事故になれば死亡率が極めて高いため危険という印象を強く持ってしまいがちです。すなわちこれらはその事象が起こる確率と起きた時の影響の大きさを切り離して「宝くじが当たったら」とか「飛行機事故に遭ったら」と考えてしまうため起きる錯覚であるといえそうです。

もしかすると原子力発電に対する評価もこれらと同じかも知れません。総コストや事故の起こる確率を考えれば依然として原子力発電は私たちにとってもっとも合理的な発電手段なのかも知れません。しかし今回の東日本大震災で万が一の事故が起こってしまいその深刻な影響を目の当たりにしてしまった私たちにはもう合理的な判断を下すことは難しいでしょう。もはやそれは正しいとか間違いという判断ではなく私たちが納得できるかどうかの問題です。いくら統計学的に飛行機は安全な乗り物だと証明されているからといって飛行機を怖がる人を無理矢理乗せることは適切な判断とはいえません。結局のところ人間は感情を持っているために必ずしも合理的な判断はできないし無理にする必要もないということを理解しておく必要がありそうです。

冒頭に書いた銀(Silver)の値動きに付いても同じです。「こんなことあり得ない」とか「絶対に間違っている」といくら叫んでみても無意味です。相場の真理は「起きていることはすべて正しい」ですから。人間の感情が入るだけ必ずしも合理的な動きをするとは限らないと肝に銘じて今後とも私はハイリスク投機家らしくこれらの4インデックスファンドについてはタイミングを計って猫パンチ投資を繰り出していくつもりです。



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