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海外株式投信評価額(2011.01.28現在)

kage

2011/01/29 (Sat)

今週は国際面ではチュニジアを発端とした反政府運動の高まり、経済面ではS&Pによる日本国債の格下げ、自然面では霧島の噴火、鳥インフルエンザの拡大、豪雪などまさに激動の一週間となりました。チュニジアを発端にした反政府運動はアフリカ・中東地域に飛び火しておりご承知のとおり今はエジプトが大混乱に陥っています。独裁政権が崩壊して民主化が進むことは歴史の必然であり国際社会として歓迎すべきことであるのは間違いないのですがその過程で混乱に乗じてテロリストなどの反社会的勢力が勢力を拡大する恐れもありますので今後の動向に注視する必要があるように思います。あと私が素人なりに想像するのは強い権力を保持していた独裁政権が倒れて民主国家に生まれ変わると相対的に宗教が持つ役割がクローズアップされるのではないかということです。チュニジアもエジプトも国民の大多数がイスラム教徒ですから生まれ変わった国に共通の目標や価値観を掲げるためには宗教の理念を裏付けとすることが近道であろうと思います。キリスト教徒は少子化に悩む先進国に多く、イスラム教徒は出生率の高い新興国に多いという現実を考えると、今後世界の価値観は急速にイスラム教寄りに変わっていくことが予想されます。日本人は明治維新と敗戦を経験して欧米からキリスト教的価値観を数多く取り込んできましたが今後はイスラム教的価値観を無視できない時代に入るのは確実であると思われます。

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時代の流れに敏感な金融業界ではすでにイスラム教の教義に対応した投資や運用を行う「イスラム金融」という分野が拡大していますが一般的に日本人はまだイスラム教への理解度は低いのが現実です。何年か前に北関東のある県で身元不明の外国人死亡者を火葬にして後で大問題になったことがありました。実はこの外国人は中東出身のイスラム教徒だったのですが、イスラム教では火葬は魂が消滅してしまうとしてタブー視されているため(このためイスラム教では土葬が一般的です)勝手に火葬してしまうことは死者に対する大変な冒涜であり、親族にしてみれば耐え難い暴挙だったのです。これからイスラム教的価値観が世界中に広がることが確実であるのならばもはや私たちも「知らなかった」では済まされない時代に入ってくることを自覚しなければなりませんね。

イスラム教に関する理解の低さに関連した例としてはキリスト教とイスラム教のルーツは同じであり同じ神様を信仰しているという事実も日本では知らない人が多いですね。双方とも元になった宗教はユダヤ教です。ユダヤ教は神様との契約を記した書物「聖書」を信仰のよりどころとしますがキリスト教はイエス・キリストを信じて神様と新たな契約を結んだとして「新約聖書」を起こしました(この時点でユダヤ教の聖書は神様との古い契約という意味で「旧約聖書」と表現されるようになりました)。イスラム教はキリストより後に現れたムハンマドを最後の預言者としてその教えを記した「コーラン」を信仰のよりどころとしています。つまりザックリと表現すればユダヤ教が認めるのは「旧約聖書」のみ、キリスト教は「旧約聖書」も認めるが「新約聖書」を優先する、イスラム教は「旧約聖書」も「新約聖書」も認めるが「コーラン」が優先する、というような理解になるかと思います。このようにルーツが同じ宗教が互いに対立している構図は投資の有効性は認めながらもアクティブ運用かインデックス運用かで対立している投資家の構図と似ているのかも知れませんね。

これからの日本が菅総理が掲げるような「平成の開国」を目指すのであれば何よりの大切なのは海外の異なる価値観を持つ人たちとの交流を進め、その考え方を理解する努力をすることです。明治維新や敗戦を経験して大胆に欧米の文化を取り入れた日本人にはその素質はあるはずです。未曾有の金融危機に対応するために世界的な超金融緩和政策が実施された結果、ジャブジャブにあふれた「マネー」は国境に関係なく世界中を漂流しています。経済のグローバル化が今後ますます進展し、FTAやTPPなどの自由貿易協定で「マネー」だけでなく人やモノの行き来も自由になれば自ずと国境の意味合いは薄れていくことが予想されます。このような時代の流れは必然的に私たちの資産運用にも大きな影響を与えることになるでしょう。また社会生活にも影響を与えるでしょう。21世紀はさまざまな分野で「パラダイム・シフト(価値観の転換)」が起こると予想されていましたが今般のアフリカ・中東で広がる反政府運動を目の当たりにして私も個人投資家として、また一人の生活者として、過去の常識や固定観念に囚われることなく柔軟に「パラダイム・シフト」を受け入れる心構えを整えておかなければと痛感しています。

本当は経済面の日本国債の格下げの話題や自然面の異常気象の話題にも触れたかったのですが長くなりますのでまたエントリーを改めさせていただきたいと思います。

マネックス証券
MX110128

SBI証券
ET110128

先週に引き続き今週も金曜日の株式市場は大幅下落に見舞われました。先週の急落時に調子に乗って積み増してしまった純銀上場信託(現物国内保管型)(1542)とJASDAQ-TOP20上場投信(1551)は月曜日に多少整理はできたのですがその後の下落時にまた性懲りもなく買い直してしまい現時点で先週末以上の持ち越しとなっています。現時点では完全に身動き取れない状況に陥っていますが昨夜のニューヨーク市場はエジプトの混乱で株価は下落、貴金属は上昇という流れでしたのでとりあえず月曜日は純銀上場信託(現物国内保管型)(1542)の逃げ場を探したいと思っています。



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