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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010

kage

2011/01/12 (Wed)

こちらのエントリーで私自身も投票したことをご報告した「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010」の結果が発表されました。そこでいつものようにあまり参考にはならないと思いますが私の投票内容を公表して言い訳をさせていただきたいと思います。なお「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010」の投票結果につきましては下記公式サイトをご参照下さい。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010

私が選んだ「Fund of the Year 2010」は下記の5ファンドで、持ち点5点を1点ずつ振り分けました。

・世界経済インデックスファンド(住信アセットマネジメント)
・eMAXIS 全世界株式インデックス(三菱UFJ投信)
・eMAXIS 新興国株式インデックス(三菱UFJ投信)
・上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(日興アセットマネジメント)
・上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)(日興アセットマネジメント)

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一昨年は私の天の邪鬼な性格を如実に反映して投票したファンドがベスト10にひとつも入らない結果となりましたが昨年は辛うじて2つのファンドがベスト10入りを果たしました。そして今年は昨年よりさらにひとつ増えた3つのファンドがベスト10入りとなりました。これではこれまで自虐的に「解説」を「言い訳」と表現していたのをやめなければなりませんね。というような余談はさておき今回各ファンドに投票した理由は下記のとおりです。

・世界経済インデックスファンド(住信アセットマネジメント)

投資信託選びでよくある質問に「初心者にはどれが一番いいですか?」というものがあります。しかし現実には同じ投資初心者でもライフスタイルやリスク許容度が異なるため最適の解も自ずと異なることになりこの質問に対する正解を探すことは事実上不可能です。しかしもし私が友人や知人から同様の質問をされたとしたら現時点で最大公約数に近いと考えるこのファンドを選ぶだろうと考えたことが選出の理由です。

・eMAXIS 全世界株式インデックス(三菱UFJ投信)

私のように国内個別株を保有している個人投資家の長期運用に適した投資信託であることを評価しました。私自身も上記「世界経済インデックスファンド」のような世界経済の実態に応じたアセットアロケーションを組む「世界経済ポートフォリオ」の構築を考えた時にファンドに日本株式が含まれることを邪魔に感じていましたので。加えて運用会社が顧客の要望を反映してこのファンドが誕生したことも評価しました。

・eMAXIS 新興国株式インデックス(三菱UFJ投信)

これまで高コストの代名詞だった新興国株式投資信託のコストダウンの先駆けとなったことを積極的に評価しました。Fund of the Year 2010に輝いたSTAM グローバル株式インデックス・オープンのコストダウンが実現した背景にはeMAXISシリーズという有力な競争相手が生まれたことがあるのは確実でありこれからも切磋琢磨を期待して投票しました。この理由なら6位に入ったSTAM 新興国株式インデックス・オープンにも公平に投票すべきだったかも知れませんが先に述べたように先駆者としての評価と私自身が保有しているというひいき目で当ファンドを選出しました。

・上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(日興アセットマネジメント)
・上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)(日興アセットマネジメント)

この両ファンドは長期運用に適した主要指数(MSCI-KOKUSAIとMSCIエマージング)に連動したETFが国内市場に登場したことを高く評価しました。先物中心の運用手法には賛否両論がありますがとにかく第一歩を踏み出したことが重要と考えました。インデックスファンド分野におけるSTAMとeMAXISの競い合いのようにETFの分野でも先駆者が現れたことで競合相手が現れ(MSCI-KOKUSAIではすでにMAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信が上場を果たしました)お互いが切磋琢磨して個人投資家にとって理想的な投資環境が整うことに期待して選出しました。

今回私が投票した5つのファンドには実は隠れた共通点があります。それはすべて私自身が売買したことがあることです。毎週末の定時報告でご紹介しているとおりインデックスファンド3種はわずかですが保有を続けておりETF2種については短期売買に活用させていただいています。あと外国籍のETFについては今回も選考の対象から外しました。理由はこれまでと同様に現時点の外国籍ETFにはメリットとデメリットがあるため「誰でも簡単に」とはいかない点を重く受け止めたためです。これは外国籍ETFの責任ではなく国内証券会社の対応の遅れが原因なのですが少なくともネット証券で特定口座に入るようにならない限り私は投票の対象とはしないつもりです。あと今回も私自身が定期積み立てを継続しているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとひふみ投信への投票は見送りました。それは昨年も書いたとおり応援しているゆえに厳しい目で見ているためで、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドについては(STAMシリーズとは対照的に)コストの引き下げの約束をまだ果たせておらず(一度信託報酬の引き下げは行われましたがバンガード側の引き下げでありセゾン投信側のコストダウンはまだ実現していません)低コストインデックスファンドと比べてコスト競争力が低下している点を重視し、ひふみ投信については純粋に昨年の運用成績に満足できなかったことを理由に選外としました。両ファンドには顧客の一人として今年こそ奮起をお願いしたいところです。

実は今回の投票で最後まで選考対象に入れようかどうか迷った候補がありました。それは多くの投資系ブログで「毎月分配型投資信託」ともに評判の悪い「通貨選択型投資信託」です。これは冗談でも何でもなく至ってまじめな理由で、以前こちらのエントリーで触れたように「たくさん売れた投資信託が目覚ましい成績をあげたことをどう評価すべきか?」という問題提起として投票してFund of the Yearに一石を投じてみたいと感じたためです。「あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる」で私は「運用方法がマズイとかコストが高いとか販売時の説明が不十分といった点は大いに批判されるべきだとは思いますが毎月分配だからダメ、タコ足分配だからダメといった安易な批判はしないように気を付けたいと思います」と書きました。通貨選択型投信についても同様に運用方法がマズイとかコストが高いとか販売時の説明が不十分といった点は大いに批判されるべきですがハイリスクだからダメという批判は適切ではありません。ハイリスク・ハイリターンを選択することも投資家の自由であり批判される筋合いはありません。それではなぜ最終的に選考の対象から外したかというと外国籍ETFを選考対象外としたのと同様に「誰でも簡単に」とはいかない点を重く受け止めたためです。ハイリスク・ハイリターンのメリットとデメリットを正しく理解して活用しなければ大怪我をする可能性が高いため今回は思い止まりました。しかしもし次回の投票時に適正なコストでハイリスク・ハイリターンを目指すファンドが見つかれば思い切って投票するかも知れません(投資家の恐怖度を表すVIX指数への連動を目指すVIX短期先物指数ETF(1552)などが候補になるかも?)。長期投資向けファンドばかりが並んだ今回の投票結果を見て短期だって立派な投資だと主張することがハイリスク投機家としての私の役割なのかなと勝手に感じた次第です。



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