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続・あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる

kage

2011/01/06 (Thu)

前回のエントリー「あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる」をホンネの資産運用セミナーの「毎月分配型投信は資産取り崩し期であれば選択肢になり得るかも」で取り上げていただきましたので僭越ながら不肖私がゆうきさんの問題提起に対する答えを考えてみたいと思います。なお本題に入る前にお断りしておきますが私自身の資産運用がまだ取り崩し期に入っていないため毎月分配型投資信託の検討を詳細に行ったことがありません。従ってこれから書く内容はほとんど私の思い付きレベルであることをあらかじめご承知置きください。偉そうな事を書いたくせに無責任で済みません。

課題1.投資に値する妥当な信託報酬を設定している毎月分配型投信はまだ売りだされていない。

このご指摘については私もまったく同感です。でもあえて候補を探すとすれば隔月分配になってしまいますがマネックス資産設計ファンド(隔月分配型)住信-SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)(分配型)が思い浮かびます。あとETFで上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI)毎月分配型(1677)なども候補になると思います。隔月分配で良ければ上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)(1345)も候補となるでしょう。ただしETFは基本的に運用益分しか分配を出さないので毎回分配金額が変わり「定額」ではなくなりますし元本は取り崩しませんのでライフプランに合わせた資産自動取り崩しにしては使い勝手が良くないと思います。個人的には上記マネックス資産設計ファンドやスゴ6のように有力バランスファンドが多分配型を設定して自由にスイッチングできるようにしてくれれば便利だと思っています。

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課題2.毎月分配型投信が海外債券ポートフォリオに偏っている現状はおかしい。手間を考えればリスク低めのアセットアロケーションでバランス型ファンドに一本化するのが良いだろう。

これもご指摘のとおりだと思います。やはり上にも書いたように有力バランスファンドが多分配型を設定して自由にスイッチングできるようにして欲しいと思います。それではそれが理想的な「ファイナルアンサー」かといえば実は私はそうは思っていません。私の理想は以前「定期売却サービスに関するメモ」のコメントに書いた以下の方法です。

定期売却の仕組みはシニア世代に大人気の毎月分配と基本的に同じといえますので、私が考える理想は投資信託の分配を全廃して定期売却サービスで顧客が自由に分配額を設定する形です。そうなれば投信会社は分配を気にせず運用に集中できますし、顧客も自身の生活スタイルに合わせた分配を自由に設定できますので。


つまり「リタイア世代の資産取り崩しサービスは運用会社ではなく販売会社が提供すべき」というのが私の意見です。

課題3.年金で十分暮らせていて、毎月分配されることで過剰な現金・預金が生じてしまう人にはあまり意味がない。

課題4.毎月分配型投信に投資しながら、現金・預金を大量に持っている人にもあまり意味はない。現金・預金の割合を必要最小限にしてこそ効果がある運用方法である。


これらの課題については人によってライフプランもリスク許容度も違うため正直何とも言えません。一般論としては現預金や国内債券などの「安全資産」と価格変動リスクのある「運用資産」の比率を変えてリスクを調整して「運用資産」の部分で必要であれば定期定額取り崩しの仕組みを導入する、という結論になるのではないかと思います。それでもし分配金が余ったら「長生きのリスク」に備えるために別途貯蓄に回すとかプチ贅沢や孫へのプレゼントなどに使って消費の拡大に貢献するなどの対処法もあるのではないかと思います。

あとこれは使える人が限定されてしまいますが確定拠出年金を積極活用するのもおすすめです。確定拠出年金は運用時は投資信託を活用した資産運用であり、受け取り時は年金形式になりますが定期定額取り崩しそのものですから。

これから個人投資家の間に長期投資が定着して来れば自然とリタイア時の資産取り崩し方法についても情報が求められることになると思いますので私もブログネタを稼ぐ意味でもアンテナを広げて情報収集に努めたいと思います。



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