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あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる

kage

2011/01/06 (Thu)

遅ればせながら本エントリーが今年初更新となります。本年も引き続き私の他愛ないひとりごとにお付き合いいただければ幸いです。

タイトルにあるとおり今年一発目の話題は投資系ブログでは概して評判が芳しくない毎月分配型投資信託についてです。私は自他共に認めるハイリスク投機家であり常に物事の裏側を読もうと無駄な努力を続けている天の邪鬼ですので今回はあえて毎月分配型投資信託の擁護をしてみたいと思います。

タイトルに「あえて」とは書きましたがそもそも毎月分配型投資信託に対する私の評価はそんなに否定的なものではありません。以前「毎月分配は絶対悪か?」で書いたとおり「毎月分配が定期定額自動解約であるという主旨を正しく理解して利用する分にはまったく問題ない」というスタンスです。その上で何かと批判されることが多い毎月分配型投資信託を見て少々同情したというのが当エントリーを書こうと思い立った要因のひとつでした。

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毎月分配型投資信託を考える上でまず注意なければならないのはそれを利用する投資家の立場によって大きく評価が異なるという現実です。具体的には資産形成期の現役世代と資産取り崩し期のリタイア世代では立場がまったく異なります。すなわち毎月分配型投資信託は現役世代が資産形成に活用するには適していませんがリタイア世代が資産取り崩しに活用するには適しているといえます。リタイア世代には給与のような定期的な収入がありません。それに代わるのが年金ですが一般的に現役時代の収入より大きく下がってしまいます。それを補うために毎月分配型投資信託を活用するというのは極めて合理的な使い方であると私は思います。定期的に決まった収入があればライフプランも立てやすいですしね。そもそも資産形成時には毎月積み立てが良いというのであれば資産取り崩し期だって毎月解約が合理的といえるのではないでしょうか?

毎月分配型投資信託に対する批判のもうひとつには運用益を超えた分配金を出していることが挙げられます。我が身を削って(元本を取り崩して)分配を行うことからタコが自分の足を食う「タコ足分配」とも揶揄されています。しかしこれについても現役世代とリタイア世代では捉え方が大きく異なります。リタイア世代は資産取り崩し期に入っているわけですから「元本を取り崩して何が悪い」というのが私の意見です。先般ご紹介したこちらのセミナーで山崎元氏は「投資は中身が増減する財布を持っているようなもの。財布なのだからお金が必要になった時は迷わず引き出せば良いし当面使う予定のないお金があれば入れておけば良い」と言われました。つまりリタイア世代にとっては投資資産を取り崩すことは銀行口座からお金を引き出すことと同じなので「タコ足分配」を気にする必要はまったくありません。むしろライフプランに合わせて計画的に資産を取り崩すことは極めて合理的な行動といえます。

以上の事から導き出した私の結論は「毎月分配やタコ足分配は立場によって評価が異なるので一概に批判できない」というものです。もちろん運用方法がマズイとかコストが高いとか販売時の説明が不十分といった点は大いに批判されるべきだとは思いますが毎月分配だからダメ、タコ足分配だからダメといった安易な批判はしないように気を付けたいと思います。



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毎月分配型投信は資産取り崩し期には選択肢になり得るかも
ブログ「おやじダンサーのひとりごと」の記事「あえて毎月分配型投資信託を擁護してみる」を読んだ。

2011.01.06 (Thu) | ホンネの資産運用セミナー