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海外株式投信評価額(2010.11.26現在)

kage

2010/11/27 (Sat)

月日が流れるのは本当に早いもので今回が11月最後の定時報告となります。つまり当然のことながら次回の定時報告は12月となるわけで改めてカレンダーで確認してみると今年の定時報告は今回を含めてあと5回を残すのみとなりました。まさに「光陰矢のごとし」ですね。年の瀬が近付くにつれてマスコミでは今年の十大ニュース、ヒット商品、流行語などの話題が頻繁に取り上げられるようになります。そこで今回は私が独断と偏見と結果論で選んだ「今年の3大投資キーワード」を発表したいと思います。

1.円高
2.債券バブル
3.インフレ


今年一年はこれらのキーワードを念頭に置いた投資行動を取っていればおそらく大きなリターンを得ることができたはずです。あくまでもこれは結果論ですがこれを先取りしようと悪戦苦闘するのがハイリスク投機家の苦しみであり醍醐味ともいえるのです。

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「1.円高」と「2.債券バブル」の背景にあるのは当ブログで何度も触れてきた世界的な投資資金のリスク回避の動きがあります。そして「3.インフレ」の背景にはこれまた当ブログで何度も触れてきた世界的な金融緩和競争と通貨安競争による通貨価値の毀損があります。「1.円高」と「2.債券バブル」のトレンドに上手に乗って大きなリターンを手にしたのが先週の定時報告でご紹介したメガバンクです。彼らは人気化した日本国債のトレードで多額の利益を手にすることができました。やろうと思えば個人投資家だって国内債券インデックスファンドなどを使って同じ投資行動ができたはずです。もっともメガバンクは豊富な資金量を武器に究極の薄利多売戦略でトレードに臨んだと思われますので資金量の比較で個人投資家はどうしても太刀打ちできないところがあったとは思いますが。そして「3.インフレ」の流れを顕著に示したのは当ブログではすっかりおなじみの金(Gold)です。マネックス証券のサイトからお借りしたCOMEX金先物の2年チャートを見ると2年前の2008年10月を目先の底にして見事な右肩上がりの線を描いています。さらにチャートの期間を10年に拡大してみると2008年の調整を除けばこちらもおおむね継続的に右肩上がりの線を描き続けていることが分かります。(COMEX金先物はドル建てで価格は1トロイオンスあたりのものです。左が週足2年チャート、右が月足10年チャートです。)

COMEX金先物2年 COMEX金先物10年

金価格は今年世界最強通貨だった日本円換算でも値上がりしていますので今年1年と言わず過去10年間でも国際分散投資にこだわらず金一点投資で十分な成果を上げることができたことになります。もちろんこれは結果論ですが「合理的な選択が必ずしも最良の結果をもたらすわけではない」という現実を明確に示す一例であることは確かです。

ハイリスク投機家としては今から来年の3大キーワードがどうなるのかが気になるところですが今年の「1.円高」と「2.債券バブル」はそろそろピークを打った雰囲気であり、ランク外に落ちると予想します。現在アイルランドを発端にして再燃している欧州の財政不安がポルトガルやスペインに波及すればまた状況は変わってくるとは思いますが、もしかするとドル円の戦後最高値更新はないのかも知れません。日本国債の債券バブルについても最近は長期金利(10年もの国債の金利)がジリ高傾向にあり、再び0.8%に戻ることもないのかも知れません。しかし「3.インフレ」の流れはこれからが本番であるのが現実でしょう。本当なら世界経済の成長に合わせた緩やかなインフレ(いわゆる良いインフレ)となるのが理想なのですが、今の世界的な金融緩和競争と通貨安競争の行き着く先は通貨全体の価値毀損という悪性のインフレをもたらす恐れも十分に考えられます。ですから私たち個人投資家も長く続いたデフレの意識から一刻も早く抜け出して大切な資産をインフレから守るための思考パターンに頭を切り換える必要があるのではないかと考えています。

思い切り希望的観測でポジショントークにもなるのですが、私は来年の注目は日本株になるのではないかと勝手に思っています。その理由は実は日本経済の回復期待という前向きなものではなく、長く低迷が続いており売買高も減少が続き相変わらず取引の主体は外国人という日本の株式市場は意図的にミニバブルを引き起こすには最適ではないかと感じるからです。つまり以前の原油市場や上海株式市場のように世界的な金融緩和競争と通貨安競争で市場にジャブジャブに供給された「マネー」が流れ込んで投機筋の草刈り場となる可能性を感じているわけです。日本国民のひとりとしては投機筋に日本の株式市場を荒らされることは御免被りたいのですが、ハイリスク投機家としてはもし本当にそうなるのなら乗らないわけにはいかないというのが正直な気持ちです。というわけで今回のエントリーの結論は「浜の真砂は尽きるとも世に投機の種は尽きまじ」ということにさせていただきたいと思います。個人投資家にとっては運用難だった今年でも上記3大キーワードような「儲けの種」はあったわけですから私自身もハイリスク投機家としてこれからも「儲けの種」を追い続けて行きたいと思っています。

今週も引き続き欧米株は軟調な展開が続いたため結果的に猫パンチ投資を繰り出す好機だったのかも知れませんが結局今週も動きませんでした。今週はセゾン投信の定期積立日があったのでまあそれでよしとしましょう。最近は日本株の中小型株や新興株に徐々に動きが出てきていますので猫パンチ投資に回す資金があったら思い切り投機に使いたいという気持ちもありこれからは長期投資と短期投機の綱引きとなりそうです。今週は新興国株も軟調な展開だったため私の運用成績も先週からほぼ横ばい状況でした。このように海外株が総じて軟調なのに日本株は堅調という現状を見るとこの一年間にリスク回避の動きの中で消去法的に日本円や日本国債が買われたように来年は日本株が買われるのではないかとの妄想も膨らみつつある今日この頃です。

マネックス証券
MX101126

SBI証券
ET101126

今週のETFを活用した短期売買も引き続き上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)、東証REIT指数連動型上場投(1343)、上海株式指数・上証50連動型上場投資信(1309)を中心に売買しました。結果的には1343は理想的な回転ができましたが1309と1681は少し売っては買い戻すの繰り返して抱えているポジションが一向に減りません。上で書いたように私の期待は日本株に移ってきているので1309や1681には余り深入りしない方が良いのかも知れませんが私の期待が外れることは良くあることなので引き続き新興国株も投機のターゲットとして維持して行きたいと思っています。



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