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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2010/10/22 (Fri)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,258円 (先月比で17円の低下)
●騰落率 : -7.8% (先月比で0.3%の悪化)


先月の約定日から昨日まで1カ月間のニューヨーク・ダウ指数の値動きは来月上旬に開催される次回FOMCで追加金融緩和策が打ち出されることへの期待からジリ高状態だったのですが為替でドル円が85円から81円へと急激に円高に振れたため今月の約定価額は先月より43円安い7,618円となりました。外貨建て資産に投資しているといくら投資対象の価格が上昇しても為替変動でそのプラス分が帳消しになり、さらにはマイナスに転じることもあるという典型的な事例ですね。それにしても1カ月でこれほど急速な為替変動が起こると輸出企業は対応が大変でしょうね。3カ月前は88円、6カ月前は95円だったことが夢のようです。そう考えるとそれでも利益を計上できている日本の輸出企業の為替変動対応力はもっと評価されてもいいのではないかと思えてきます。依然として外国人依存体質で売買高の減少も顕著な日本の株式市場ですがいずれ見直しの買いが入ることも十分に考えられますのでこれからもセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを経由した国際分散投資で、どの地域の株が買われても、どの通貨の債券が買われても、その果実を享受できる態勢を維持して行きたいと思っています。

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今回も先月に引き続き「モノの価値とはいったい何だろう?」という疑問について考えてみたいと思います。ちょっと漠然とした表現ですがモノには絶対的な価値と相対的な価値があります。例えば1個100円のハンバーガーは価格改定されない限りはずっと100円です。つまり日本円を基準に考えればこのハンバーガーには100円という絶対的価値があることになります。しかし同じハンバーガーの価値をドル換算で考えれば為替レートの変動に合わせて日々刻々とその価値が変わることになります。つまり米ドルを基準にしてこのハンバーガーの価値を計算することが相対的価値であるといえます。しかしここで私が疑問に感じることは絶対的価値を決めるためには基準となるモノの価値が不変でなければならないのではないか?ということです。例えば世界の時刻の基準となるグリニッジ標準時や緯度の基準となる赤道のような不変な存在があってこそ初めて絶対的価値が成立するのではないでしょうか?日本に暮らす私たちにとって100円の価値はずっと100円で不変です。でも実際にはインフレやデフレの影響で実際の価値(これも相対的価値ですね)は変動しています。もちろん他国通貨との相対的価値を決める為替レートも日々刻々と変化しているため日本円を基準にモノの絶対的価値を考えると本当の価値判断を間違ってしまう恐れはないでしょうか?

それなら価値が不変なモノを探してそれを基準に価値を判断すれば良いという考えが浮かびます。その候補として真っ先に思い付くのはやはり永遠の輝きを放つ金(Gold)です。ご承知のとおり金(Gold)は地球上でもっとも安定した物質であり、錆びたり燃えたり蒸発したりすることがありません(他の物質の影響を受けて変質することがない)。そういう観点からすれば価値の基準とするのにピッタリですね。だからこそ金(Gold)は有史以前から貨幣として使われており未だかつてその価値を失ったことが一度もありません。金投資を行う上でデメリットとして挙げられる「そのもの自体は新たな価値を生まない(=利子が付かない)」こともモノの価値を判断する基準にするためにはむしろメリットといえます。通貨はインフレで価値が毀損する分を利息で補っているのが実態ですからやはり価値判断の基準にするにはブレの要因が多すぎる気がします。

では金(Gold)をすべての価値判断の基準とすれば完璧かといえばそうともいえません。なぜならご承知のとおり金価格は今年に入って史上最高値を更新し続けるという顕著な値動きをしており物質としては不変でもその評価はうなぎ登りという現実があるからです。また通貨とモノの相対的価値の変動からインフレやデフレの判断ができますが先月も触れたように金(Gold)には代替通貨の価値とコモディティ(商品)の価値が同居してしているためこれを基準にしてしまうとインフレやデフレの判断が難しくなってしまいます。そう考えると少なくとも投資対象となるモノに関しては絶対的価値を求めるのは無理ではないか?との結論に至ります。もしかすると無理というよりむしろ「無駄」とか「意味はない」と言い換えた方が適切かも知れません。最近当ブログでも何度か触れてきた「今の為替は本当に円高なのか?本質はドル安なのではないか?」とか「今の株価動向は本当に株高なのか?本質は通貨安なのではないか?」という相対的価値判断がこれからの個人投資家にとってはますます重要になって来るような気がしています。特に私たちは長く続くデフレで相対的に価値が増した日本円でモノの価値を判断する習慣が脳に刷り込まれていますので将来日本がインフレに転じた時や為替が大きく円安に触れた時にモノの価値判断を間違えるのではないかと勝手に危惧しています。世界的な通貨安競争が暴走すると「世界同時通貨危機」に陥る可能性も否定できませんので今の内に通貨以外の基準でモノの価値を計るという習慣を付けておくことも大切かも知れませんね。





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