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海外株式投信評価額(2010.10.01現在)

kage

2010/10/02 (Sat)

昨日10月1日は私が設立時から毎月積み立て投資を行っているひふみ投信の運用開始2周年記念日でした。そこで1周年の時のエントリーと同様に現時点での私の運用成績を公開させていただきます。ちなみに1年前のエントリーにも書きましたがひふみ投信には定期積み立て以外に2回ほど猫パンチ投資を繰り出していますので純粋な定期積み立てのみの成績ではないことをあらかじめご承知置き下さい。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 10,982円(昨年より601円上昇)円
●騰落率 : +1.7%(昨年より14.4%低下)


ご覧のとおり今年春以降に日本株が大幅に下落した影響を受けてひふみ投信の運用も苦戦を余儀なくされているようで私の運用成績も昨年と比べると大幅に悪化しました。それでもまだかろうじてプラスを維持しており、「結果論として投資しない方がマシだった」という事態だけは何とか回避できています。

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それでは昨年のエントリーと同様に今回もひふみ投信の運用成績をアクティブ運用独立系投信のパイオニアであるさわかみ投信、私が積み立てを継続しているセゾンバンガードグローバルバランスファンド、日本株のベンチマークであるTOPIXと比較してみましょう。(比較チャートはYahoo!ファイナンスからお借りしています。)

それではまずひふみ投信が運用を開始した2年前からの比較をご覧下さい。

2年比較チャート

青:ひふみ投信
緑:さわかみ投信
赤:セゾンバンガードグローバルバランスファンド
黒:TOPIX


ご覧のとおりこの2年間の成績はひふみ投信の圧勝です。他のファンドやTOPIXがまだリーマンショック前の水準を回復できていないことを考えればまだ運用成績がプラスであるだけありがたいと思わなければなりませんね。しかし比較チャートの期間を最近1年に変更してみると景色が一気に変わってきます。

1年比較チャート

ご覧のとおり直近1年の運用成績で比較するとひふみ投信は一転して最下位に転落してしまいます。そして頭ひとつ抜け出してトップに立ったのは同じく私が定期積み立てを行っているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドという結果になりました。そしてさらにチャートの期間を直近半年に絞ってみるとまたさらに景色が変わってきます。

半年比較チャート

ご覧のとおりセゾンのトップは変わりませんがひふみ投信がトップ争いに参戦してさわかみ投信が脱落するという結果になっています。そして(もういい加減にしろという声が聞こえてきそうですが)さらにチャートの期間を3ヵ月に絞ってみるとまたまた変わった景色が見えてくるのです。

3カ月比較チャート

ご覧のとおり今度はひふみ投信だけがトップ争いから脱落して低迷という結果になっています。この勢いで期間1ヵ月でも比較してみたいところですが短期間の値動きで一喜一憂するのは長期投資の主旨から逸脱しますのでやめておきます。

これらの比較をしてみて改めて感じたのが「データの罠」です。言うまでもなくこれらのデータはすべて現実の数値であり私は一切の改ざんや脚色を加えていません。しかしひふみ投信を批判する意図があれば上記チャートの内から1年と3ヵ月のものだけを示せば目的を達成できます。逆にひふみ投信を賞賛しようという意図があれば2年と半年のチャートを示せば良いでしょう。このようにいくら個々のデータが真実のものであったとしても紹介する側が意図的に都合の良いものばかりを選んで提示すれば説明を受ける側の印象を操作できるという点を私たちは肝に銘じて忘れないようにしなければなりませんね。またもう一つ重要な点はいくら現実のデータだからといってひとつのデータだけを見て全体を判断してはいけないということです。例えば上記の半年チャートを見るとさわかみ投信の成績はほとんどTOPIXと同じであることが分かります。通期ではTOPIXを下回っているところも目立つのでそれならメジャーなETFであるTOPIX連動型上場投資信託(1306)で十分だろうという判断も出てきます。しかし2年チャートを見ればさわかみ投信の運用成績がTOPIXを大きく上回っていることが分かりますし、1年チャートを見れば今年春のような日本株が強い状況になればTOPIXを上回る成績を上げられることも分かります。このようにファンドを選ぶ際にはなるべく多くの情報を集めて総合的に判断したいものですね。

結果的にひふみ投信のこの1年は前年のような目覚ましい成績を残すことはできませんでした。でもそれは「守りながら増やす」という運用方針を掲げた以上はある程度仕方のないことだろうと私は思っています。ご承知のとおり投資におけるリスクとリターンの関係は「リターンは取ったリスクの報酬」と表現されることからも分かるように鏡のごとく、振り子のごとく、対称な関係にあります。つまり大きなリスクを取るからこそ大きなリターンの期待が生まれ(ハイリスク・ハイリターン)、リスクを抑えればそれだけリターンの期待値も下がる(ミドルリスク・ミドルリターンやローリスク・ローリターン)のが現実なのです。顧客としてはなるべく下落のリスクは小さく、上昇の期待は大きく運用してもらいたいのは当然ですがそんなに虫の良い要求は簡単には通りません。ひふみ投信が守りを重視している以上はそれなりに上昇の期待が抑えられることは私たち顧客も理解しておく必要があります。しかしひふみ投信は状況に応じて臨機応変に現金比率を増減できるアクティブファンドですので「守りを固めつつチャンスと判断すれば全力で攻める」という運用も可能です。まだしばらくは世界経済の不透明感は続くと思われますがファンドマネージャーの藤野氏がどの時期にどのような判断をして攻めるのか、あるいは退くのかにこれからも顧客の一人として注目したいと思っています。

なおひふみ投信の運用開始2周年にあたりサイトに「ひふみ投信 第2期決算のお知らせ」が掲載されました。これによると今期の分配金もゼロとのこと。長期運用を標榜するファンドとしてこの姿勢は今後も堅持して欲しいものです。また詳しい決算内容については10月下旬発行の運用報告書で報告される予定とのことです。

ひふみ投信

マネックス証券
MX101001

SBI証券
ET101001

ETFを活用した短期売買は今週も週の始めから日経225連動型上場投資信託(1321)をコツコツと売り建てしていたのですが9月は3月決算企業の中間期末ということもあり業績対策で為替介入が入る可能性もあると判断して水曜日までにはすべて利益確定してしまいました。結果論で言えば翌日の木曜日まで引っ張った方が利益は膨らんでいたわけですがもし為替介入があれば違った結果になっていたはずなのであまり贅沢は言わないことにします。来週も基本的に為替介入があれば日経225連動型上場投資信託(1321)を売り立てるというスタンスで臨みたいと思います。



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