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海外株式投信評価額(2010.08.20現在)

kage

2010/08/21 (Sat)

毎週末の定時報告で触れてきたとおり、ここ2週間にわたって調子の悪いパソコンへの対応に悪戦苦闘しておりましたが今週ついに意を決して初期化を実行しました。その結果これまでさんざん悩まされてきた不調は嘘のように解消し、起動も終了も早くなり(実際には購入時の状況に戻っただけですが)、実に快適です。こうして直近の懸案事項が一つ解決したことは誠に喜ばしい限りなのですがご承知のとおりパソコンの初期化には重要なデータのバックアップや各種アプリケーションの再インストールと再設定、そして本体に接続していた周辺機器のドライバの再適用など多大な手間と労力がかかります。加えてある程度パソコンの知識がなければ途中でつまずくことも多々あり、「誰にでも簡単に」という訳にはいかないのが実情です。このあたりがいくらパソコンと家電の立場が近づいても決して融合を許さない高いハードルになっているような気がします。今から思えば不安定でトラブルが多かったWindows98を使っていた時代にはOSを定期的に再インストールすることはユーザーにとって半ば常識となっていましたがOSの安定度が高まりパソコンの普及も拡大した現状では2年や3年でプログラムの初期化が必要になる電器製品では「欠陥商品」に近い印象を覚えるのではないでしょうか?しかし現実にパソコンとはそういうものなのです。長く使っていると極めて高い確率で今回の私のように初期化に踏み切らざるを得ない状況になることはユーザーとして理解しておく必要がありますね。

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さて、話題はガラリと変わりますが8月は終戦記念日がある関係でテレビでも先の戦争関連の番組が多くなります。その中のいくつかを視聴しながら私が漠然と感じたのは「今の自分たちの価値観で当時の善悪や正誤を判断して良いのか?」という疑問です。極端な例でいえばもし日米開戦前夜にタイムスリップして今の価値観で戦争反対を叫んだとしたら周囲からどのような反応があるかを考えてみるとどうでしょう?人類の長い歴史の中で起こったことにはその時代時代の背景があり、常識があり、判断基準があり、価値観があるものです。そしてそれは必ずしも現状のものと一致しません。

1904年に勃発した日露戦争は朝鮮半島における日露の権益争いが発端となりました。現在の常識や価値観で考えれば他国の領土で第三国同士が戦争を行うことなど言語道断ですが当時の日本にしてみれば朝鮮半島がロシアの勢力下に置かれることは安全保障上絶対に看過できないことでした。極めて不適当な例えですがこれは現代において朝鮮半島が北朝鮮によって統一され、釜山あたりに巨大な軍事基地ができるようなものです。そして日本が太平洋戦争に踏み込んだ経緯にしても資源のない国が「ABCD包囲網」という頑強な経済封鎖を受け、満州を含む多くの海外領土の放棄を迫られた時に戦争以外に具体的にどのような選択肢があったでしょうか?誤解のないように申し添えておきますがだからといって私は戦争を肯定するつもりはさらさらありません。しかし歴史的事実として当時は国際紛争を解決する手段として当たり前のように戦争が用いられていました。また開戦の手続きや戦闘中の禁止事項などを定めた国際法も存在しており、いわば国際紛争を解決する手段として合法的に戦争が行われていた時代なのです。今は抑止力の高まりや先の大戦の反省から国家間の「合法的な戦争」は極めて起こりにくい状況になっていますが、その代わり地域的に起こっているテロや武力衝突のような国際法に則っていない非合法な戦争が増えています。結局人間は失敗して反省して価値観を変えて成長していくもの、反対にいえば痛い目に遭わなければわからないもの、ということなのでしょう。

今年の大河ドラマ「龍馬伝」で印象的だった武市半平太と岡田以蔵(人斬り以蔵)の悲劇的な最期についても当時と現在の価値観の違いがかいま見えます。ご承知のとおり結局両人とも死罪となるのですが武市半平太は切腹、岡田以蔵は斬首となります。現在の価値観では同じ死罪なのだから単に死刑執行の手段の違いと受け止められるかも知れませんが当時の価値観では武市と岡田の死に方には大きな違いがあります。つまり武市は武士の誇りを保ったまま切腹し、岡田は一般の殺人犯と同じ扱いで斬首となりました。当時の価値観でいえば岡田以蔵の死に方は武士としての存在意義を全否定されたに等しかったでしょう。このように何よりも体面や誇りを重んじた江戸時代の武士にとっては切腹と斬首では同じ死罪でも天と地ほどの差があったのです。このような当時の武士の価値観を理解していれば吉良邸に討ち入った赤穂浪士が最終的には切腹と決まったことについても江戸幕府の世論への配慮と苦悩が見えてきます。

このように過去の出来事については当時の価値観を理解して当時の人の立場で考えないと正しい歴史解釈は行えません。そしてその歴史解釈に基づいて今の自分自身の価値観で何を反省材料とし、教訓とすべきかを考えるべきであろうと私は思います。加えて大切なのは今の自分の価値観が本当に正しいのかどうかも常に疑ってかかることではないでしょうか?後世今の日本人は後の時代に無節操に借金を先送りした無責任な人たちと評価される可能性も十分にあるのですから。

いうまでもなく投資においてもその時代時代の価値観の変化は重要です。例えば現時点で多くの人が価値があると認めている投資対象は金(Gold)や日本円です。だからこそ皆が買いたいと思っており、実際に買い付け、そして価値が上がる。株価が変動する要因だって結局はその時々の市場参加者の価値観で変わるわけで実際に過去には不動産株、金融株、IT株などがその時々のテーマに乗ってバブルを形成しました。この価値観の変化をもっと発展させて妄想すれば国が発行する通貨の信用が低下している現状がさらに進行して世界経済に想像もつかないような混乱が起きることも想定できるわけですから私たち個人投資家は常に人々の価値観の変化に敏感であり続けなければならないと感じています。

新興国系ETFを活用した短期売買は今週始めは控えていたのですが昨日上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)が大きく値下がりしたところで性懲りもなく新たな買い付けを行いました。これが吉と出るか凶と出るか戦々恐々としています。

マネックス証券
MX100820

SBI証券
ET100820



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