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忙しいあなたのためのシンプル&スマートセミナー

kage

2010/06/22 (Tue)

6月19日(土)に東京・日本橋で開催された標記のセミナーに参加して参りましたので遅ればせながらご報告させていただきます。ちなみに今回のセミナーに申し込んだ動機はインデックス投資アドバイザーとして、また独立系ファイナンシャルプランナーとして多方面で活躍されているカン・チュンドさんのお話しをぜひ一度生で聞いてみたかったからです。実はカンさんには当ブログにコメントをいただいたことがあり、当方から一方的に親近感を持っていたためセゾン投信のセミナー案内にカンさんの名前を見付けた時に迷うことなく参加を申し込んだ次第です。なお事前に案内されていた当日のプログラムは下記のとおりでした。

セゾン投信、バンガード共催 「忙しいあなたのための シンプル&スマートセミナー」

第1部 講演

「シンプル投資に必要な3つのキーワード」 晋陽FPオフィス代表 カン・チュンド氏

「生活者のための簡単で有効な投資法」 バンガード・インベストメンツ・ジャパン代表 加藤隆氏

第2部 トークセッション&質疑応答

パネラー
・カン・チュンド氏(晋陽FPオフィス代表)
・加藤隆氏(バンガード・インベストメンツ・ジャパン代表)
・中野晴啓氏(セゾン投信代表取締役社長)



私のカンさんに対する第一印象は単純に見た目から「背の高い方だなぁ」というものでした。第2部のトークセッションの中でセゾン投信の中野社長に「座高が高い」とからかわれていましたがカンさんのようにコンサルタントやセミナーで活躍する方にとっては何か目立つ特徴を持っていることは有利に働くのだろうなと感じました。なお以下のレポートは私のメモをまとめたものでありカンさんの本来の発言主旨と異なる場合があることをあらかじめご承知置きください。

シンプル投資に必要な3つのキーワード」 晋陽FPオフィス代表 カン・チュンド(姜 忠道)氏

国土交通省の調査

・あなたは電車派、それともクルマ派

調査結果は「電車派93%:クルマ派7%」だった。これを電車派=電車的人生、クルマ派=クルマ的人生と読み替えると、電車的人生はルートと目的地は決まっていて敷かれたレールの上を決められたルートで走れば目的地に着く人生となり私たちの親の世代が該当する。一方クルマ派的人生はルート・ペース配分・目的地の設定が自由である21世紀のスタイルといえる。私たちはこれのクルマ派人生に合わせることを迫られている。

積み立て投資の威力

日本では「投資は変わった人がする自分とは関係のない特別なもの」という認識がまだ根強い。しかし私は「人生を経済面で支えるのが資産運用」であると考える。一大決心をして大きなお金を動かす必要のない投資もある。それが積み立て投資である。

・自動積み立てのしくみ

毎月決まった日に自分の給与振り込み口座からお金が引き落とされ決まった投資信託を買ってくれる。

・毎月定額で買う

これは会社で行う財形貯蓄と同じような仕組み。世界広しといえども毎月1,000円から積み立て投資ができるのは日本だけ。(筆者注:だからこそ私たち個人投資家はこの恵まれた環境をもっと積極的に活用しましょうということですね。)

シンプルを貫く(3つのキーワード その1)

人間は何事も複雑にしたがる生き物であるがシンプルを貫くことが成功の秘訣といえる。

・満天の星空アプローチ

若いカップルが満天の星空を見上げながらこんな会話を交わしているのを想像して欲しい。

男「投資でソフトバンクの株を買うとかオーストラリア・ドルを買うのはこの星空の中からひとつの星を選ぶようなものだよね。」
女「たしかにそうね。」
男「でも俺はそんな面倒なことはしないよ。」
女「えっ?じゃあどうするの?」
男「この満天の星空全部を買ってしまえばいいのさ。」
女「ええ!?そんなことができるの!?」

これで女性を口説くことができるはず。著作権は主張しないのでドンドン使ってください(笑)。個別株投資は満天の星空からひとつの星を探すようなものだがインデックスファンドを使えば満天の星空を全部まとめて買うことができる。(筆者注:確かにカンさんのおっしゃるとおりですがインデックスファンドで満天の星空を全部まとめて買う時には個々の星への投資は極めて薄くなる点は十分に理解しておく必要があると感じました。ひとつの星を厚く買うか満天の星を非常に薄く買うかの違いですね。)

・インデックス・ファンドがない世の中なんて・・・

インデックスファンドを活用した積み立て投資では銘柄選びや売買タイミングを考える必要がない。また経済全体に投資することになるので人間の向上心にお金を託すことになる。(筆者注:もっとあからさまに表現すれば人間の欲望にお金を託すともいえますね。人間が豊かになりたいという欲望が経済成長の原動力となっていることは間違いありませんので。)

続けることにこだわる(3つのキーワード その2)

資産運用をやめる理由はいくらでもある。しかし出るのは簡単だが戻るのは大変。私の顧客にも金融危機の暴落に耐えきれず資産運用から一時完全撤退して戻るタイミングをうかがっている方がいるが再投資がほとんど進んでいないのが現実。経済の底は後になってみなければ分からない。従って市場のリターンを100%得るためには市場に居続けるしかないという結論になる。もうこれは修行と思って続けるしかない。

・サントリーレッドのCM

大原麗子さんの名セリフ「少し愛して、長く愛して」で有名なCM。この考えが長期投資の成功に通じる。気にし過ぎはダメ。付かず離れず、細かい情報を捨てる勇気も必要。深く愛すればゆえに深い憎しみが生まれることもある(筆者注:「かわいさ余って憎さ百倍」ですね)。

・市場平均のふしぎ

例えば新興国インデックスファンドが連動を目指している代表的な株式指数「MSCIエマージングマーケット指数」には21ヵ国の新興国が組み入れられている。しかしこの21ヵ国は固定ではなく入れ替えがある。先日もイスラエルが卒業して行った。私見だがやがて韓国も卒業して行くだろう。このようにインデックスファンドに投資しておけば自動的に世の中の動きに合わせて新陳代謝が行われるというメリットがある。

ロマンを求める(3つのキーワード その3)

・兄貴分としての責任

これまでお金は使うもの、貯めるものだった。私たちはお金を投げること(投資)ができるようになった初めての世代といえる。私たちはお金を遠くの地域に投げることもできるし後の世代に投げることもできる。

・世の中が豊かになるお手伝い

かつて世界の覇権を握っていた大英帝国は新興国アメリカに多額の投資をした。第二時世界大戦後戦勝国アメリカは敗戦国の日本やドイツに多額の投資をした。それでは日本はどこに投資しますか?

カンさんはセミナーの内容に沿った見出しを2枚にまとめたレジュメを用意してくださっていたためメモが容易でした。私のように始めからメモを取ることを考えていた参加者にとってはありがたいお心遣いでした。それにしてもさすがに数多くのセミナーで大活躍されているカンさんだけに話し方がとてもお上手で参加者は自然とカン・ワールドに引き込まれて行きました。この巧みな話術はもちろんカンさんの努力のたまものでもあるのでしょうが、おそらく天賦の才能も持っておられるのではないかと思いました。個人投資家が慣れない資産運用を長期で続けるためには世界経済の荒波に飲まれて不安になったり心細く感じた時にカンさんのように単純明快で発言内容にブレのない力強い助言をしてくれるアドバイザーの存在が重要な役割を果たすのだろうなと感じました。

レポートが長くなってしまいましたのでこの続きは明後日更新予定の「セゾン投信定期積立経過報告」に書きます。





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Posted at 07:32:53 2010/06/24 by

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