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海外株式投信評価額(2010.04.30現在)

kage

2010/05/01 (Sat)

今日早朝に放送されたテレビ朝日系の討論番組「朝まで生テレビ!」を見ていたらホリエモンこと元ライブドア社長の堀江貴文氏が日本の新興株式市場が低迷している理由として個人投資家の多くがFXに乗り換えたことを挙げていました。堀江氏曰くFXは基本的にゼロサムゲームなので参加者が損得のやり取りをしているに過ぎずこれが本当のマネーゲームであると。これに対して株式市場は例えば堀江氏が社長だったころのライブドアであれば株が買われれば株価が上がり時価総額も増え、それを背景にまた新たな企業買収に乗り出しさらに企業価値を高め、その結果また株価が上がり…という循環で急成長していましたのでライブドア株の価値は企業の成長に比例して大きくなっていました。この時期は他の新興株も人気を集めていましたのでFXと違って新興株式市場に投資した人の大多数が利益を得る形となっていました。この時はライブドアも株を買った投資家もあまりに短期で結果を求めすぎたため「マネーゲーム」との批判を浴びましたが企業や経済の成長でリスクを取った投資家が利益を得ることは資本主義社会のあるべき姿であることは言うまでもありません。下記はYahoo!ファイナンスからお借りした日経平均・TOPIX・JASDAQインデックスの5年チャートです。ご覧の通り堀江氏逮捕をきっかけにしたライブドア・ショック後のJASDAQインデックスがいかに低迷しているかが一目瞭然です。またこのチャートにはありませんがライブドアが上場していた東証マザーズの低迷ぶりはさらにひどい状況になっています。

5年

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実際にはライブドア・ショックが起きる直前の2006年初頭の頃の新興株式市場はちょっとバブル気味でしたので10年チャートで見ると少し印象が変わってきます。

10年

それでもライブドア・ショック以降のJASDAQインデックスが低迷しているのは厳然たる事実であり、今でも新興株式市場を探してみればきちんと利益を上げているのにPERが1桁でPBRは1倍割れという割安銘柄があちこちにゴロゴロしています。このような銘柄がお宝にならない理由は新興株式市場に資金が入ってこないことにあると考えられます。とりあえず新興株式市場の株を買っておけば簡単に儲かったライブドア・ショック前やとりあえず円を売って高金利通貨を買っておけば簡単に儲かったリーマン・ショック前を経験した短期志向の個人投資家の多くはその後日経平均先物取引やCFDなど少ない元手で大きな利益を狙える市場に移っており新興株式市場には戻って来ません。いくらそこにダイヤモンドの原石かも知れない石がゴロゴロしているとしても誰もそれを欲しがらなければ河原の石ころと変わりはないわけです。

今回の「朝まで生テレビ!」の中で司会の田原総一朗氏が日本の現状を示す一例として日本の企業が稼ぐ利益の約4割を自動車や電機などの大手外需企業が占めているがそれらの企業が雇用する労働者の割合は全体の7%に過ぎないことを紹介していました。本当ならかつてのライブドアのように元気のいい新興企業が次々に出てきて新たな市場を切り開き、既存の大企業を脅かして競争を促進し、トータルで経済が活性化され新たな雇用や消費が生み出されるのが理想ですが今の日本では新興株式市場がその役割を果たせない状況に陥っておりこの国の閉塞感を増す結果となっています。堀江氏は今は宇宙ロケットエンジンの開発に取り組んでいるそうですがライブドアの社長時代から今のビジネスで成功した暁にはロケットや再生医療に取り組みたいという夢を持っていたそうです。アメリカでもビジネスで成功して宇宙事業に投資する例はよくあるそうで成功者が新たな夢のあるビジネスを育てるという好循環が出来上がっています。これに対して今の日本では堀江氏の周りにいるベンチャー企業の社長の多くがそこそこ儲かったら引退してのんびり暮らしたいという希望を持っているとのことでこれも日本の活力を削いでいる一因となっているようです。

今回の「朝まで生テレビ!」を見て痛感したのは政治にしても経済にしても新しい若い勢力がリスクを恐れて出てこないことが日本の閉塞感を増す一因となっていることです。さらに日本人の大多数がリスクを恐れて投資を行わないことが閉塞感に拍車をかける結果になっています。投資が行われない株式市場の行く末は今の新興株式市場です。誰もがリスクを恐れていると新たな雇用も消費も生まれず日本はジリ貧になっていくばかりです。ライブドア・ショックのころよく「株で儲けようと思わず額に汗して働け」と言われましたが株式市場にお金が集まらなければ結局額に汗して働く場所の多くが失われてしまう現実に一人でも多くの人に一日も早く気付いて欲しいものです。

今週は企業の好業績発表とギリシャ国債格下げショックやゴールドマン訴追ショックなどの綱引きで世界の株価も乱高下が続いたため結局私の運用成績も先週と比べてほぼ横ばいとなりました。新興国関連では今週予想通りブラジルが利上げに踏み切りましたので後はいつ中国が人民元の切り上げに踏み切るかに注目しています。状況によっては昔よく言われた「デカップリング」で先進国の不安材料の影響を受けずに新興国の株価だけが上昇トレンドに乗ることもあるのではないかと密かに期待しています。

マネックス証券
MX100430

SBI証券
ET100430

今週の新興国系ETFを活用した短期売買も先週に引き続きただひたすらブラジルとインドを買い下がる作業を続けました。今週は特にギリシャ国債格下げショックで株安と円高が同時に訪れたため苦しい場面もありましたがこの時拾った建玉は昨日までに何とか利益確定できました。しかしまだ高値で掴んだ多くの建玉がありますので連休中はブラジルとインドの株価動向に一喜一憂することになりそうです。



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