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フィデリティ証券からの手紙

kage

2010/04/25 (Sun)

昨日、ポストを見るとフィデリティ証券から手紙が届いていました。どうせいつものように何かの事務連絡か保有投信の運用報告書だろうと思って一日放置して今日になって開封してみるとそれは想定外の「不幸の手紙」でした。

YAM

ご覧のとおり手紙で伝えられた内容は私が保有するYAMアジア株式ファンドの繰上償還が決まったというものでした。これまで私は過去に保有したことがあるファンドが繰上償還されたことはあっても幸運にして保有中のファンドが繰上償還された経験は一度もありませんでした。漠然といつかはそんなこともあるだろうとは思っていたのですが実際にわが身に降りかかるとただ戸惑うしかありません。

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下記は3月末付のYAMアジア株式ファンドの月報です。これを見るとなぜこのファンドが繰上償還になるのかがよく分かります。

YAMmonthly

今回届いた案内文にも書いてありましたが今回このファンドが繰上償還となる最大の理由は純資産総額の低迷です。3月末時点の5,300万円では実質信託報酬を2%と見積もっても手数料収入は年間106万円。これを販売会社、運用会社、信託銀行で折半するわけですからファンドマネージャー1人の人件費さえもまかなえません。それにしてもこのファンドが設定されたのが2008年1月30日ですから運用を始めてまだ2年3カ月足らず。年4回の分配をうたいながら結局一度も分配はなし。そして純資産額は一度も1億円の大台に乗ることもなくYAMアジア株式ファンドはマーケットから姿を消すことになるわけです。このような現実を目の当たりにすると途中に金融危機による外部環境の激変という不運があったにせよこのファンドが設定された意味はいったい何だったのかと顧客の1人として問わずにはいられません。成長著しいアジア株式というテーマや(私自身にとってはデメリットですが)個人投資家に人気の多分配型という仕組みを考えるともう一度販売戦略を練り直してキチンと販売促進をやり直せば何とかなる可能性もあったのではないかというのが私の正直な印象です。これで償還後に焼き直しのファンドが登場したら怒りますよ!

余談ですが今回の償還案内には償還の賛否を問う「議決権行使書面」が同封されていたのですが返信用の封筒はなし(自分で封筒と切手を用意しろということなのでしょう)。またフィデリティ証券から「償還乗換え優遇制度」の案内も同封されていたのですがどこを読んでも何をどう優遇してくれるのかが書かれていない(文面の雰囲気で買付手数料が無料になるのだろうとは想像できますが)。これらの要因で不満は募るばかりでまさに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状態になっています。

実際には私の保有額は大した金額ではないので繰上償還の影響は限定的です。そこで勉強のために途中で売却せず償還を待ってみようと思っています。それにしても今も新しいテーマや仕組みを訴求した投資信託が次々と設定される裏で今回のように純資産総額が低迷している投資信託が次々に繰上償還されていく現状を知り、日本の投資信託を取り巻く環境は本当にこれでいいのだろうかとの思いを強くした今週末でした。



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この記事へのコメント

kage

私は楽天で持っていました

同じく、返信用封筒は入っていませんでした。
私はつい先日、別の投信でも繰り上げを食らいまして(URL欄にその時のことを書いています)、そっちは手数料を払って買った投信なのに乗換制度もなく、手数料丸損になりました。

Posted at 00:23:15 2010/04/26 by COLE

この記事へのコメント

kage

COLEさん

コメントありがとうございます。

繰上償還にはどうしても納得できませんが今のところは運が悪かったとあきらめるしかなさそうですね。もっともこのような状況になった責任は買った投信にすぐに飽きて販売会社の口車に乗り新しい投信に乗り換える投資家側にも少なからずありそうです。

Posted at 07:19:59 2010/04/26 by おやじダンサー

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kage


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