2017 05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 07

海外株式投信評価額(2010.04.09現在)

kage

2010/04/10 (Sat)

このところ世界の株価は堅調な動きを続けており各種経済指標を見ても世界経済は未曾有の金融危機がもたらした最悪期からは何とか抜け出すことができたと判断してほぼ間違いないと思われます。そこで今回の定時報告では完全な個人的興味から世界の代表的な株価指数が金融危機前後でどう変わったのかを確認してみようと思います。それではまずわが国の日経平均株価(左)と金融危機の震源地であった米国のダウ平均株価(右)から見てみましょう。なお今回ご紹介するチャートはマネックス証券が提供するワールドマーケットナビからお借りしたもので期間はすべて3年で統一しています。

日経平均 米DJI

ご覧のとおりどちらも金融危機以前の水準にはまだ戻っていないことが分かります。また復活の足取りも金融危機の震源地であった米国より日本の戻りの力が弱いことが印象的です。

<<ブログランキング参加中>> にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ 人気ブログランキング FC2ブログランキング
次はギリシャ問題などでまだ金融危機から抜け出せていない欧州から英国RTSE100(左)と独DAX30(中)、そして先進諸国の中からいち早く出口戦略を実施したオーストラリア・ASX(右)を確認してみましょう。

英FTSE 独DAX 豪ASX

こちらも金融危機以前の水準にまではまだ戻っていません。ただ相対的には英国の強さが目立つ形になっており、意外にも出口戦略で先行したオーストラリアの株価はまだ回復途上です。これらのチャートを見ると先進国株の復活度合いは「英>独=米=豪>日」という順番になっているようです。

それでは次に株価だけで見るともっとも金融危機の影響を強く受けたと思われる新興国代表のBRICs諸国を見てみましょう。上段左からブラジル・ボベスパ、インド・SENSEX、ロシア・RTS、下段左は中国・上海総合、右が香港・ハンセンの各指数です。

ボベスパ 露RTS 印SENSEX

上海総合 香港HSI

こちらは一見してブラジルの力強い回復ぶりが分かります。ブラジルはこれからサッカーのワールドカップと夏期オリンピックというビッグイベントを控えていますので復活の期待も高いのでしょう。一方で世界経済の牽引役を期待される中国(上海株)の戻りの弱さが気になります。ただしこれは金融危機前がバブル気味で株価水準が著しく高かったためにそう見えることに注意しなければなりません。新興国株全般にいえることはとにかく値動きが激しく「山高ければ谷深し」であり「谷深ければ山高し」となることです。このようにまるでジェットコースターに乗っているような株価動向に耐える覚悟がなければ新興国株投資は難しいのかも知れませんね。

せっかくですからBRICs以外の新興国の株価動向も見てみましょう。上段は左からサッカーワールドカップ開催目前の南アフリカ、そして成長著しい東アジア地域を代表する台湾と韓国。下段は左から同じ東アジア地域から投資ブームで一世を風靡したベトナム、新たに投信も設定されてこれから注目のインドネシア、そしてアジアと欧州を結ぶ地域として成長が期待されるトルコです。

南ア40 台湾加権 韓国総合

ベトナムVN ジャカルタ総合 イスタンブール

上記チャートを見るといわば中堅新興諸国と位置付けられるこれらの国々の株価が力強い復活を遂げていることが一目瞭然です。ベトナムだけは戻りが鈍いですがこれは上海と同様に金融危機前がバブル気味で株価水準が著しく高かったためにそう見えることに注意しなければなりません。中堅新興諸国の株式に投資するにはBRICs諸国以上に激しいジェットコースターに乗る覚悟が必要ですが株式投資が経済成長の果実を分けてもらう行為であることを思えば新興国投資大好き人間の私としては成長の余地がより大きいこれらの国に注目せざるを得ないなと感じました。

以上、個人的に気になった地域の過去3年の株価チャートを並べてみましたが私たちの感覚としては世界経済がやっと金融危機の最悪期を脱して回復の途上についたばかりという認識なのに株価だけを見ればいち早く金融危機前の水準に戻している国がいくつかあり改めて株価は期待先行で動くのだという現実を痛感しました。株価に限らず経済活動はおしなべて人間が動かすものですから時には予想外の動きをすることがあることを十分に認識しておかなければなりませんね。

冒頭にも書いたとおり今週も引き続き世界の株価が堅調に推移しましたので私の運用成績も先週と比べて改善に動きました。これにより久しぶりにマネックス証券保有分のトータル赤字額が100万円の大台を切り個別でもトルコ株投信が黒字化しました。全体での黒字化まではまだまだ遠い道のりですがこれだけでも気分がずいぶん違います。とりあえず現時点の取らぬ狸の皮算用としては年末時点で黒字化した銘柄については利益確定して繰り越し損失との相殺を考えているのですが果たしてどうなることやら。

マネックス証券
MX100409

SBI証券
ET100409

今週の新興国系ETFを活用した短期売買も先週同様ほぼブラジルとインドの回転売買に終始しました。今週は両銘柄ともに値上がりしてくれましたので週半ばで保有分はいったんすべて利益確定できました。そこで様子見という選択もあったのですが週後半でまた押し目買いに動いており久しぶりに手を出した上海系も含めて今週はブラジル、インド、上海系2銘柄の計4銘柄を持ち越しています。来週は持ち越し分の利食いを狙いつつまだマイナス乖離を埋め切れていないブラジルを中心に買いを入れていくつもりです。



関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック