2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

海外株式投信評価額(2010.04.02現在)

kage

2010/04/03 (Sat)

先週の定時報告で私は今回の郵政改革案の真の目的は国債の安定的消化にあるのではないかと書きました。しかしその後の亀井大臣の言動を見てもしかすると国民に隠された真の目的などないのかも知れないと考えを改めました。つまり亀井大臣にしてみれば支持してくれる郵政関連団体の利益代表として行動するのが政治家として義務であり当然のことという認識があるのでしょう。先週最終回を迎えたテレビ朝日系の人気番組「サンデープロジェクト」の党首級討論の中で司会の田原総一朗氏が亀井大臣のことを「最後の政治家」と表現していましたが自分を選んで国会に送り込んでくれた選挙区地域や支持団体の利益を追求する従来型のスタイルを貫く最後の政治家という意味であったのではないかと私は理解しました。

亀井大臣を従来型のスタイルを貫く最後の政治家であるとすると新しいスタイルの政治家とは「国会議員なのだからトータルで国家国民の利益になるように考える」という発想を持つ人たちのことではないでしょうか?しかし現在の選挙制度や中央集権的国家構造では選挙区地域や支持団体との関係をドライに断ち切ることは難しいと思われます。個人的にはやはり道州制の導入により地域のことは地域の議会で決める仕組みにし、国会議員は大幅に定数を削減した上で外交や防衛など国家レベルで考えなければならない事案のみに関わるようにすべきであると考えています。

<<ブログランキング参加中>> にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ 人気ブログランキング FC2ブログランキング
亀井大臣と共に記者会見で今回の郵政改革案を発表した原口総務大臣はテレビのインタビューの中で「郵便事業は赤字なので(全国津々浦々で誰もが同じサービスを受けることができる)ユニバーサルサービスを維持するためにはゆうちょやかんぽで利益を上げることを考えなければならない」と発言しておられました。私はこれを聞いてソニーと同じ構図だなと思いました。ご承知のとおりソニーは主力事業であるはずのテレビやゲームが赤字を垂れ流し続けており、業績好調な銀行・保険などの金融事業がその穴を埋めている形になっています。ただし公的組織と民間企業では例え構図が同じでも進むべき方向は同じとは限りません。もし郵便事業が国民の生活に不可欠であり公的組織が運営しなければならない確固たる理由があると自信を持って言えるのであれば堂々と国民に説明し理解を求めて税金で穴埋めをすれば良いのです。かつては同じ組織が運営していたとはいえ本来郵便・銀行・保険は別々の事業ですから郵便の赤字を銀行や保険で埋めようという発想は間違いであると私は思います。

また私にはなぜひとつの巨大な組織を維持することにこだわるのかがどうしても理解できません。例えば国鉄は民営化されて地域ごとのJRに分割されました。また電電公社も民営化されて東西のNTTに分割されました。これにより民間企業の経営原則に従った不採算事業の撤退が起こったり地域間で料金に差が生まれたりして多少はユニバーサルサービスが低下したかも知れません。それでも私たちは日本中どこでもJRやNTTのサービスを受けることができます。郵政が目指すべき道もやはり国鉄や電電公社と同じではないかと個人的には考えています。そして郵便・銀行・保険の各事業をなぜ公的組織が行わなければならないかについても私には理解できません。私もたまにネットショッピングやネットオークションを使うことがあるのですが今ではごく普通に民間企業の「メール便」が活用されています。一般的な郵便と比べると郵便ポストに投函できないというデメリットがありますが追跡機能があるというメリットもありますので郵政事業も完全民営化した上で民間企業同士で競争してくれれば私たちの利便性もさらに向上するはずだと思います。銀行・保険にしても同様に完全民営化すれば限度額の制限も撤廃できるのですからぜひ同じ土俵の上で競い合って欲しいものです。先週の定時報告に書いたように過去には確かにこれらの事業を国が行う必要があったことは私も認めます。しかし現在はもう国の手を離れて民間にまかせるべきであると私は考えます。

このように今回の郵政改革案で納得できないことを挙げればきりがないのですがその中でも納得できないを通り越して不思議に感じるのが限度額を引き上げて集めたお金をどう運用するかが現時点で明確に決まっていないことです。ちょっと無理矢理な比喩になりますがもしこれが投資信託だったらどうでしょう。「お金は集めますが運用方法はまだ決まっていません」なんて絶対にあり得ませんよね。亀井大臣と原口大臣は今後運用の多様化に努めると発言しておられますが一方で社内に運用や貸し付けのノウハウがないことも認めておられますので結局のところ公的年金の運用と同様に高い手数料を支払って外部に丸投げという最悪のシナリオになりはしないかと危惧しています。いくら銀行預金がペイオフ制度で一定の限度額まで元本が保証されているとはいえこれではあまりに預金者が甘く見られていると感じます。これからは私たちも例え元本保証の預金であっても自分が預けたお金がどこでどう使われるのかを知る努力をした上で預入先を決めるようにしたいものです。経済にとってはお金が血液ですから体の隅々にまで流れるように私たち一人ひとりが考えるようになればこの国の未来もきっと変わてくるのではないでしょうか?

今週も引き続き世界の株価は堅調で為替も円安方向に動きましたので私の運用成績も先週と比べて改善の方向に進みました。ご覧のとおりまだまだ黒字化にはほど遠い状況ではありますがマネックス証券の赤字額が100万円の大台を切ろうとしている現状を見ると最悪期は去ったのだなと実感します。個別銘柄を見ても黒字化目前のところまで来ているものがいくつかありますので来週の定時報告でどうなるのかが今から楽しみです。

マネックス証券
MX100402

SBI証券
ET100402

今週の新興国系ETFを活用した短期売買はほぼブラジルとインドの回転売買に終始しました。基本的にブラジルは5円幅を狙い買い注文が約定したらすぐにプラス5円で売り注文を入れ、同様の方法でインドはプラス3円を狙いました。ブラジルについては今週結構動いてくれましたのでこの回転売買が上手く機能し今週末持ち越しているのは昨日買った分だけです。これに対してインドはあまり動いてくれませんでしたので回転売買は不調でした。結果論で言えば今週はターゲットから外していた上海系やロシアが大きく上昇しましたのでブラジル単体では成功でもトータルでは戦略が裏目に出た格好になりました。ただ大きく上昇した後に飛び付くのも不安なので来週も引き続きブラジルとインドをターゲットにするつもりです。



関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック