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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2010/02/24 (Wed)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,396円 (先月比で18円の低下)
●騰落率 : -6.6% (先月比で3.3%の悪化)


先月は定期積立の約定直後にオバマ大統領による金融機関への新規制案をきっかけニューヨーク株が急落して世界の株価が一気に調整局面入りとなったため結果的に買い付けタイミングとしては最悪となりました。いくらドルコスト平均法による長期積立では買い付けのタイミングは一切気にする必要はないとはいってもこれほど見事に明暗が分かれると常にタイミングを狙っている私のようなハイリスク投機家でなくても悔やまれるのではないかと思います。さらには下がったら下がったで今月の定期積立約定日まで調整局面が続いてくれれば安くたくさん買えて個別元本の引き下げ効果にも期待できたのですが、結局米国株は2月5日を目先の底にして反転してしまいましたのでセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基準価額も2月9日の7,590円を底に反転し、結局今月の約定価額は7,850円となりました。こればかりは自分の力ではどうしようもなく運を天に任せるしかないため基準価額の動きに一喜一憂しても意味はないのですが、とかく無機質になりがちな長期インデックス投資で興味を維持するためにはそれなりの効果もあるのではないかと無理矢理こじつけて考えています。

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さて本日は奇しくも新興国株式に幅広く投資するETF、上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)の上場日に当たります。これに一足早く上場を果たしている上場インデックスファンド海外先進国株式(1680)と上場インデックスファンド海外債券毎月分配(1677)を組み合わせれば誰もがセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに準ずる運用を低コストのETFで行うことが可能になります。なお現状ではまだ国内債券に投資するETFは国内上場を果たしていませんがこのアセットクラスは個人向け国債を活用することにより運用コストをゼロにできますので無理にETFや投資信託にこだわる必要はありません。

それではここで改めて上記ETFのコストを確認してみましょう。

上場インデックスファンド海外先進国株式(1680):信託報酬年0.2625%(税抜き2.5%)程度
上場インデックスファンド海外新興国株式(1681):信託報酬年0.2625%(税抜き2.5%)程度
上場インデックスファンド海外債券毎月分配(1677):信託報酬年0.2625%(税抜き2.5%)程度

ご覧のとおり信託報酬についてはいずれも同じ水準です。表記に「程度」とあるのはいわゆるその他のコスト(隠れたコスト)がこれに加わるためで実際には0.3%弱くらいのコストを想定しておけばよいのだろうと思います。これらのETFに管理コスト無料の個人向け国債を組み合わせてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに準ずるファンドを自作することを想定するとトータルの管理コストは確実に下がりますので、セゾン投信のサイトで公表している「実質的にご負担いただく信託報酬:0.77%±0.02%/年(税込)」と比べて半分以下に抑えることが可能となります。これは長期運用の観点では無視できない差といえます。

ご承知のとおりセゾン投信の中野社長は信託報酬の低減についてずいぶん以前から折に触れて言及しておられます。ちなみに私自身がそれを直接聞いたのは「中野晴啓と内藤忍が語る人気投資信託の魅力」でご紹介したセミナーの時ですから今から約2年半前のこととなります。しかし実際には現在に至るまで信託報酬の引き下げは行われず、その間に住信アセットマネジメントのSTAMシリーズや三菱UFJ投信のeMAXISシリーズのような低コストインデックスファンドが登場し、さらには今回ご紹介したようなさらに低コストのETFが登場したことにより事実上セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのコスト競争力は失われたと判断できます。

それでは中野社長が公言している信託報酬の引き下げは具体的にいつになるのでしょうか?その疑問に関しては最近ロイターが報じた「段階踏み信託報酬下げなども検討=セゾン投信社長」という記事にヒントがありました。この記事の中で中野社長は顧客から要望の多かった信託報酬の引き下げについて「かねてから日本のバンガードを目指して行きたいというのがある。ただ、まずは長期投資のファンドを運営する会社が盤石である必要がある。そういう意味で残高がブレークイーブン(損益分岐点)を超え、黒字化を果たしてから段階を踏んで考えていきたい」と述べています。記事によると3月に期末を迎えるセゾン投信の今期決算は2億円超の赤字決算になる見通しとのこと。そして赤字が解消される残高水準については「現在の水準の倍が必要」とのこと。これらの現実から客観的に判断すれば信託報酬の引き下げはまだしばらくは実現できないという結論に達します。

今回ご紹介した上場インデックスファンド海外先進国株式(1680)と上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)は株式先物を積極的に活用することで信託報酬の低減を実現しています。ですから単純なコスト比較でセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとの優劣を論じるべきではありません。しかし先に述べたとおり年間の管理コストが半減できるのであれば実際の運用成績を見た上で乗り換えを検討すべきであるとセゾン投信を応援している私でも判断します。私個人としてはセゾン投信には末永く頑張っていただきたいという思いがあるのですが、現状を考えるともしかすると黒字化を待っていては手遅れになるかも知れません。そこで中野社長にはぜひ信託報酬の引き下げを前倒ししてコスト競争力を復活させ、それにより預かり残高を増やして黒字化を達成するというシナリオをご検討いただきたいと応援者のひとりとして強く願うものです。





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