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米国債保有、日本が中国抜き首位に

kage

2010/02/17 (Wed)

本日の日本経済新聞の報道によるとこれまで米国債保有高世界一だった中国が保有米国債の売却を進め第2位の日本が買い入れを進めたため、昨年末の時点で日本が再び米国債保有高世界一に返り咲いたとのことです。

米国債保有、日本が中国抜き首位に 09年末

米財務省が16日発表した2009年12月末の国際資本統計によると、日本の官民が保有する米国債残高が7688億ドル(約69兆円)となり、7554億ドルだった中国を抜いて再び世界一となった。日本がトップになるのは08年8月以来、1年4カ月ぶり。中国が米国債の保有をやや減らした一方、日本の民間金融機関が購入を増やしたことが背景だ。

日本の昨年12月の米国債保有額は前月に比べて115億ドル増えたのに対し、中国は342億ドル減少し、逆転となった。

中国は09年5月には8015億ドルまで保有量を増やした。米国の財政赤字を金融面で支える構図が生まれ、中国の米国に対する発言力が増したとの見方が出ていた。(日本経済新聞より)


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中国の米国債保有については当ブログでも過去に何度か触れてきましたので改めて探してみたところ、中国が米国債保有高で日本を抜いて世界一となったことをご紹介したのは2008年の年末近くのことでした「米国債保有、中国が首位に(2008-11-19)」。そしてその1カ月後にはさらに買い増しの姿勢を強めていました「中国が米国債を買い増し(2008-12-18)」。それがそれからわずか1年少しで売却を進めることになるとは正直意外でした。おそらくその判断にはいち個人投資家に過ぎない私などには思いもよらない理由があるのでしょうが、単に財政的な理由だけではなく高度な政治的判断が絡んでいるであろうことは素人の私にも想像が付きます。国が保有する外貨準備の割合をひとつの通貨(米ドル)に極端に傾けることは資産運用の観点からもリスクが高いことは投資に関心のある方なら誰でも分かることではありますが、今回の中国の動きから私はやはり中国は一筋縄ではいかないしたたかな国であるという感想を持ちました。

中国は米国債の保有高を減らす一方で先週のエントリー「中国政府系ファンドがETFに投資?(2010-02-10)」でご紹介したように米国株への投資は増やしています。このあたりにもしたたかな国家戦略の存在を感じさせます。これに対してただひたすらに米国債の保有高を増やし続けている日本には何か戦略と呼べる考えがあるのでしょうか?実際には日本政府はもう長く円売りドル買いの為替介入を行っておらず、記事にあるとおり今回の米国債増加要因は民間が保有高を増やしたことにあるのですが、外貨準備のほとんどが米ドル建てというハイリスク投機家の私でさえビックリの一点集中型ポートフォリオをそろそろ戦略的に見直す時期に来ているのではないかと強く感じます。



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