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HSBC投信等評価額(2006.03.10現在)

kage

2006/03/11 (Sat)

今週日銀は、5年間続いた量的緩和政策の解除を決定しました。一般的に量的緩和解除は、為替では将来の利上げを織り込む形で円高圧力となり、株式市場では市場に流通するお金が減少することでマイナスに作用するといわれています。しかし、現実には為替は大幅円安、株価は急上昇、というまったく逆の動きをしています。これは日銀の福井総裁がことあるごとに量的緩和の解除に前向きな発言を繰り返していたために市場が過剰反応を示していたことの反動でもあり、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という市場の特性を表しているともいえます。市場は目先の不安が消えればすぐに新しい材料を探し始めますので、為替面では日本のゼロ金利政策継続と米国の利上げ継続観測、株式面では前代未聞の異常な経済政策が終了し安定的成長へ、という現実が理解された結果であるとも考えられます。前回紹介した米系ヘッジファンドの売り叩きが、単に量的緩和解除によるキャリートレードの巻き戻しを恐れたものではなく、「将来有望な日本株を安く買いたい」というような意図を持って行われたものであれば、ここからの反発は大きいものとなるかも知れませんね。 今回の量的緩和解除で重要な点は長かったデフレ時代が終わり、いよいよインフレ時代に突入することが明確になった点です。量的緩和政策が解除されても短期金利面では当面ゼロ金利政策が継続されますので、われわれの預貯金金利は簡単には上がりそうもありません。しかし長期金利に影響を受ける住宅ローンの金利は将来の利上げの可能性に敏感に反応し、既に上昇を始めています。将来のことは誰にも分かりませんし、インフレといってもかつての高度経済成長時代のような物価上昇カーブを描くことはおそらくないでしょう。しかしもし私が住宅ローンを組んでいたなら、直ちに固定金利に切り替えたでしょう。デフレ時代の常識はインフレ時代の非常識となりますので、これからはあらゆる面でインフレに対する備えが必要になると思います。 これからの資産運用は「増やすこと」より「守ること」が重要です。

あちらが立てばこちらが立たずというわけではありませんが、日本市場の急反発に反比例する形でわが海外ファンドたちは本格調整局面に入ってしまいました。

HSBC009

今回特に調整幅が大きかったのがチャイナです。おまけにロシアとブラジルの市場も軟調であったためBRICsも下落。そんな中、インドが孤軍奮闘で頑張ってくれています。私のポートフォリオにおけるHSBC投信ランキングではインドは常に3番手でしたが、競争相手の失速もあり今回ついにトップに躍り出ました。

今週は欧米も軟調であったため、新規参入組の成績も振るいませんでした。しかし金曜日はニューヨーク、ロンドン市場とも大幅上昇で終わっており、為替も円安に振れていますので、来週は大いに頑張ってくれるものと期待しています。

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