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海外株式投信評価額(2009.12.30現在)

kage

2009/12/31 (Thu)

月日の流れとは本当に早いもので、個人投資家にとっても激動の一年となった2009年も大晦日である本日一日を残すのみとなりました。日本の株式市場は一足早く昨日の大納会で今年の取引を終了しており、私が毎週ご報告している運用成績も2009年最終の結果が確定しましたので週末の報告を前倒しして年末のごあいさつに代えさせていただきます。

今回の年末年始は曜日の配列が悪いため長期休暇が取りにくいと言われています。つまり裏を返せば投資家にとっての休みは短くなるわけで、今日木曜日(大晦日)と明日金曜日(元旦)を休めば土日を挟んで週明けの月曜日には早くも大発会を迎えて取引再開となります。なお元旦は世界中の株式市場もほとんどお休みですので、今回の年末年始における日本独自の休場日は今日一日と捉えることもできそうです。自他共に認めるハイリスク投機家である私にとって休場日は極めて退屈ですので、休みが少ない今回の曜日配列は(ハイリスク投機家の立場としては)大歓迎です。もっともこのような気持ちになるのもここにきて新興国系ETFや日本株の短期売買が上手く回転し始めたためであり、一年前だとこうは行かなかったと思います。そこで今年最後の定時報告は、ちょうど一年前のご報告との比較から始めてみたいと思います。

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下記画像はそれぞれ左が昨日(2009年12月30日)現在の成績で、右がちょうど一年前(2008年12月30日)時点の成績です。マネックス証券保管分については旧ジョインベスト証券からの移管があり、SBI証券保管分についてはDIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズエンジェル)に分配金が出ているため単純比較はできませんが、赤字解消にはほど遠いもののこの一年で大きく成績が改善したことがお分かりいただけると思います。

マネックス証券
MX091230 MX081230

SBI証券
ET091230 ET081230

昨年秋のいわゆるリーマンショック直後には投資資金が1/3にまで目減りするという惨状に見舞われていた運用成績がご覧のとおり昨年末の時点では多少持ち直しているという状況でした。それが1年後の昨日の成績では投資資金2/3レベルにまで回復しており、結果論で言えば最悪期と比べて資産倍増となりました。個別銘柄で顕著な例を挙げると、マネックス証券で保有しているHSBCブラジルオープンは昨年末169,820円だった評価額が本年末では480,380円と、約2.8倍の高い伸びを見せています。こうなると来年の目標はまず第一にトータルでの赤字解消(=黒字化)に置き、それが達成されたら次に全保有銘柄の黒字化を目指したいと、大変虫の良い希望を持っています。

このように明るい将来像を妄想するのは個人の勝手ですが、現実の世界経済はいくら最悪期を脱したとはいえまだまだ不安定な状況であることは間違いありません。ご承知のとおり世界各国は昨年来の未曾有の金融危機に対応するために異例の超金融緩和政策を執り続けていますが、これはカンフル剤どころか禁断の麻薬さえもジャブジャブ投入した劇薬級の政策といえます。この対応は生きるか死ぬかの瀬戸際だった世界経済を救うためには仕方のない決断であったと理解していますが、人体と同様に世界経済も長く劇薬の投与を続けていると中毒に陥る危険性が高まります。薬物中毒の人間を治療する際、一気に薬物投与を絶つと激しい禁断症状に襲われて生命にも関わる危険が生じるため、一般的には薬物投与を徐々に減らして体から薬物を少しずつ抜いていく処置を行います。金融政策もこれと同じように世界経済の実態が回復して来たら徐々に現在の異常な政策から正常な政策に戻して行く必要があります。しかしそこで長く異常な政策に慣れた市場や私たちが激しい拒否反応(=禁断症状)を起こすのではないかと私は心配しています。具体的には米国のFRBが利上げを決めた時、あるいは日本政府がエコポイントやエコカー減税の撤廃を決めた時、市場や私たちがどれだけの拒否反応を示すのかに注目しておく必要がありそうです。

世界経済が危機を脱して正常に戻るのなら金融政策も正常に戻すのが当然です。しかし人間は弱いもので、一度覚えた心地よいぬるま湯からはなかなか出たくないものです。ですから世界各国の政府や中央銀行がいわゆる出口戦略を実行する際には微妙なバランス感覚が要求されることになります。私自身はもし来年以降、金融政策正常化の過程で市場や私たちが過剰な拒否反応を示していわゆる二番底が訪れるようなら投資のチャンスと判断して積極的に買い向かうつもりです。逆に市場や私たちの声に押されて金融政策の正常化が遅れるようだと新たなバブルの発生とその後の崩壊という過去と同じ過ちを人類はまた繰り返すのだという覚悟が必要になると考えています。今回の金融危機の実例を見るまでもなく世界経済の動向は私たちの実生活に大きな影響を及ぼしますので、来年は世界経済正常化の過程を冷静かつ客観的に見つめる必要がある年になるのではないかと個人的には考えています。

今年の私自身の売買の中心となった新興国系ETFを活用した短期売買については年末に向けて大幅にポジションを縮小しましたが完全撤退までには至らず、結局BRICsすべて手持ちを残しての越年となりました。年明けは1月4日の大発会から早速売買を開始する予定です。今年もハイリスク投機家の戯れ言にお付き合いいただき誠にありがとうございました。来年もまた私の他愛もないひとりごとを聞いていただければ幸いです。それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。



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