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海外株式投信評価額(2009.12.18現在)

kage

2009/12/19 (Sat)

昨日は忘年会に加えて電車の遅延で自宅に帰り着いたのが午前1時45分ごろだったこともあり、今朝は9時前にようやく起き出してきてテレビのザッピング(頻繁にチャンネルを変えること)をしていたところ、日本テレビ系の「ウェークアップ!ぷらす」でソニー前会長にして現クオンタムリープ社長である出井伸之氏が「日本を環境保護のショールームにせよ」と主張されている場面に偶然出くわしました。これと同じ意見を私も「温室効果ガスを25%削減するために」で書いており、素人の荒唐無稽な妄想だと思っていた案が出井氏のような著名経済人と同じであったことを素直に喜んでいます。ただこの構想を実現する上で難しいのは技術的に可能であることと実際にできることは決して同じではないという現実です。

SF映画の不朽の名作「2001年宇宙の旅」では人類は木星に向けて探査飛行を行いますが、現実には2009年に至っても人類は月より遠くへは進めていません。しかし現実でもおそらく無制限に資金投入が可能であれば人類の木星到達も技術的には可能であろうと思います。しかしそれが実際にできていない理由はひとえに採算(コストと利益のバランス、あるいはコストと成果のバランス)に合わないという経済学的な問題といえるのではないでしょうか?

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ある事業の採算を改善するためにはコストを削減するか利益や成果を拡大することが必要になります。つまり一般的な工業製品でいえば製造原価や間接費などのコストを削るか販売価格を値上げする必要があるわけです。工業製品に限らず売買対象となる商品は大多数が納得する妥当な価格でなければ売れませんので多くの場合生産者はコスト削減を追求することになります。そしてコストダウンの近道は大量生産などによりコストメリットを追求することです。つまり端的にいえばビジネスの規模が拡大することこそがコストダウンの近道であり、コストダウンが実現すればさらにビジネス規模が拡大するという好循環を生みます。そしてその一連の流れの中で企業間競争も活発化し、さまざまなアイディアや技術革新が生まれ、さらにビジネスの勢いを増すことになります。日本が技術的優位に立っているとされる環境関連ビジネスを何とかこの流れに乗せることができれば、私たちも日本の明るい未来像が描けるというものです。

そこで日本政府にはぜひ財政と政策の両面で日本を環境保護技術のショールーム化する支援をしていただきたいのですが、先般の事業仕分けで話題となったスーパーコンピューターに関する議論を見聞きすると個人的には一抹の不安を覚えます。日本は資源を持たない国であるからこそ技術力で食って行くしかなく、そのためには最先端の研究や技術開発は必要不可欠である、という意見には私も異論はありません。しかし今回の事業仕分けから見えて来た個人的な不安点としては「世界一のスーパーコンピューターを作って具体的に日本国民が得るメリットは何かが不明確」、「スーパーコンピューターを納めるための巨大な箱物建設がセットになっている」、「他の事業と同様に天下りの温床となる独立行政法人が絡んでいる」などが挙げられます。このような実状を目の当たりにすると民主党政権になって問題点が明らかになり風向きが変わっているとはいえ、日本を環境保護技術のショールーム化する事業を政治家や官僚に任せると私たち国民の税金が無駄に使われたり、本来得られるはずの利益が途中で搾取される結果になりはしないかと疑心暗鬼になってしまいます。まあこれは過去の経験からそう感じる部分も多々あると思いますので、政治家や官僚のみなさんが今までとは違うことを結果で示してくれる以外解決法はないのでしょう。

スーパーコンピューターつながりでは先日「アメリカ空軍が2500台ものPS3を調達した理由とは?」という記事に興味を引かれました。具体的には米空軍がスーパーコンピュータ並みの性能といわれるPS3を使ってミサイルの弾道計算などの各種軍事シミュレーションを行うスーパーコンピュータを開発しようとしているというのです。米国ではずいぶん以前から個人のパソコンやゲーム機をインターネットでつないでタンパク質の解析や天体観測の分析を行うという実例がありますが、お堅いイメージの空軍がPS3のスパコン化に取り組むとは正直意外でした。そもそも日本人は最先端の技術研究よりはむしろ既存の技術の応用や新たな使い道の開発などに優れている民族であるはずであり、米国のような柔軟な発想が日本で生まれて来ないことが不思議であり、残念でもあります。財政面ではいよいよもう後がない状況にまで追い込まれている日本の現状を考えると、今は政官民にかかわらず過去の成功や常識をかなぐり捨てて柔軟な発想でこの危機を乗り越える覚悟が必要なように思えます。

今週も引き続き新興国株の調整局面が続きましたので私の運用成績もさらに一歩後退となりました。この調整が上昇トレンドの中の一時的なものか、はたまた下落トレンドのスタートなのかは後になってみないと分からないのですが、目先のピークを付けたとようにも見える金(Gold)や目先の底を付けたようにも見える米ドルの動き、そして意外にも底堅い日本株の動きなどを見ると世界経済全体の資金の流れが少し変わり始めたのかも知れないと感じています。このタイミングで日本政府がもし環境保護技術のショールーム化計画をぶち上げることができたら、もしかすると日本株の大復活劇が見られるかも知れませんね。

マネックス証券
MX091218

SBI証券
ET091218

今週は先週の定時報告に書いたとおり持ち越していた上海系、ロシア、インドの利食いを優先に考えていたのですが、結果的にすべて利食いできたのはロシアだけで、上海系とインドは半分程度の利食いしかできませんでした。これに加えて週末には安くなったブラジルを買い戻しましたので今週の持ち越しはBRICs勢揃いとなっています。今週はまた円安が進行して終わっていますので来週もまた為替効果で利食いできるように祈っています。ただ先にも書いたようにもし世界経済全体の資金の流れが変わっているのであれば短期売買の対象も新興国株から例えば日本の新興株に移すような決断も必要になるのかも知れないと考え始めているところです。



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