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海外株式投信評価額(2009.10.23現在)

kage

2009/10/24 (Sat)

先週の定時報告で途中経過をご報告したジョインベスト証券から他の証券会社への資産移管ですが、昨日(10月23日)の朝の段階で投資信託の移管がマネックス証券に反映され、すべての移管作業が終了いたしました。これにより下記のとおりジョインベスト証券の口座は猫パンチ投資2回分(=投資総額20,000円)のジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)管理用となりました。今後はこのまま事実上の休眠状態として放置の予定です。

JV091023

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今回私がジョインベスト証券からマネックス証券に移管した投資信託はハイリスク投機家の性格を色濃く反映した新興国系アクティブファンドがほとんどなのですが、一般的にアクティブファンドのメリットとしては高成長が期待できる地域や企業を選んで投資できるため、上手く行けば短期間で高いリターンが得られるところにあるとされます。その他にもアクティブファンドには応援したい地域や企業を選んで投資することにより自分自身の意志を積極的に投資に反映できるところもメリットといえます。これに対してインデックスファンドは対象とする市場全体に投資するため、結果として潰れそうな企業やいい加減な経営をしている企業にも投資してしまう点がデメリットとして挙げられます。また細かい投資対象の選択を行わないため、ある固有の地域や企業を応援するといった意志を投資家が明確に示すことができない点も夢やロマンに欠けると指摘されます。しかしこれらの指摘は本当に真実なのでしょうか?インデックスファンドを通じてある特定の企業を応援することは本当にできないのでしょうか?

今ここに生徒数225人で構成された「日経平均組」があると仮定してみてください。アクティブ運用はこのクラスの中からもっと勉強すれば成績が伸びそうな生徒を選んだり(=グロース投資)、テストの成績は優秀なのになぜか通知表の評価が低い生徒を選んだり(=バリュー投資)、自分の近所に住んでいる生徒を選んだり(=ご当地投資)、家柄の良い生徒を選んだり(=ブランド投資)して、奨学金を与えて応援します。これに対してインデックス運用はその時点における相対的評価に応じて全生徒に報奨金を渡します。つまりアクティブ運用はその名のとおりアクティブ(能動態)でお金の行く先を決め、インデックス運用は別名をパッシブ(受動態)運用というとおり、受動態でお金を行く先を決めているわけです。

もし仮に私がこの「日経平均組」を対象にして運用されるインデックスファンドに毎月10,000円の投資を行っているとします。まずここで注意しなければならないのは私は毎月生徒一人ひとりに10,000円÷225人=44.4444…円の報奨金を等しく公平に渡しているわけではないという点です。報奨金はあくまでもその時点における相対的評価で決まるのです。ですから頑張って前月より評価を上げた生徒には報奨金を増額し、そうでない生徒にはそれなりの減額をもって臨むことになります。それではご参考までに優秀な生徒とそうでない生徒の実例をご紹介しましょう。

まず始めは優秀な生徒の代表として「ファーストリテイリング」君のここ2年の成績をご覧ください。

9983

青:ファーストリテイリング
赤:日経平均


ご覧のとおり常に努力を怠らず新たなチャレンジにも積極的に取り組んでいる「ファーストリテイリング」君はぐんぐん成績を伸ばしてクラスの平均点との差を大きく広げている頼もしい存在です。これに対してそうではない生徒の代表としてご紹介するのは最近何かと話題の「日本航空」君です。

9205

青:日本航空
赤:日経平均


「日本航空」君は自分自身の問題に加えて最近は家庭の問題も抱えて勉強どころではないようで、ご覧のとおり最近6カ月の成績は下がる一方です。特にここ1カ月の急落ぶりは目を覆うばかりで、先生方や他のクラスの生徒も心配しています。

これらの結果から私が毎月投資している10,000円から支払われる報奨金の額は、「ファーストリテイリング」君はドンドン増えて「日本航空」君はドンドン減ることになります。つまりインデックス運用は結果として頑張って評価を上げた生徒には手厚い報奨金を与えることになりますので、「頑張っている企業を応援しない」とか「いい加減な企業も応援している」という批判は間違っているといえるのではないでしょうか?さらに興味深いのはこの相対的な評価はアクティブ運用の総意が決めているところであり、インデックス運用はその総意を100%無条件で受け入れているのです。以前にも書いたように往々にして行き過ぎるアクティブ運用が創り出す総楽観(バブル)や総悲観(大暴落)にもキッチリとお付き合いするのがインデックス運用なのですから。そう考えるとインデックス運用はアクティブ運用を突き詰めた究極の完成形であると捉えることもできるわけで、アクティブ運用の支持者が「インデックス運用には夢もロマンもない」とか「インデックス運用は玉石混淆の非効率な投資法である」と批判するのは天に唾を吐くようなものであるといえそうです。

このようにアクティブ運用とインデックス運用は本来相反する存在ではなく、相互補完の関係にあるといえます。そしてインデックス運用がアクティブ運用の総意を表すものであるのならば、コストが安い分だけインデックス運用を選ぶ方に合理性があると考えられます。しかしそれでも私はハイリスク投機をやめるつもりはありません。それは私が投資(投機)にドキドキ・ワクワク感を求めているためであり、これはほとんど病気であるとあきらめる他はなさそうですね。

冒頭に書いたとおり昨日ようやくジョインベスト証券から移管された5本の投資信託がマネックス証券の口座に入りましたので新規お目見えの銘柄が4本追加となり、ドイチェ・インド株式ファンドは合算されました。この5本はいずれも含み損を抱えてやってきましたので先週と比較してトータルの赤字額は増大しています。あと10月20日付で三井住友ニューチャイナファンドに2,000円の分配金が出ました。しかしご覧のとおり含み損を抱えたままで出た分配金ですので非課税の特別分配金扱いとなり、取り崩した元本を再投資することで見た目の基準価額と個別元本は下がりましたが損益計算上はまったく影響はありませんでした。来週は同じ香港系のチャイニーズエンジェルが決算を迎えますが、こちらは分配金受取コースですのでできれば無分配でお願いしたいところです。

マネックス証券
MX091023

SBI証券
ET091023

先週の定時報告でブラジル株式指数上場投信(1325)が今週さらに値を飛ばすようなら空売りも検討してみたいと書きました。そして結果論で言えば実際に今週は絶好の空売りチャンスでした。しかし現実にあの状態で売りから入れるかというと、私にはとてもその勇気はありませんでした。従って今週もインデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300(1322)、上海株式指数や上証50連動型上場投資信(1309)、ロシア株式指数上場投信(1324)を少し動かしただけで終わりました。このところ上海株が順調に回復軌道に乗ってきたように見えるため来週からはもう少し積極的に動いてみようと思っています。



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