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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2009/10/22 (Thu)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 8,455円 (先月比で15円の低下)
●騰落率 : -4.8% (先月比で4.8%の改善)


今年の春を底に徐々に基準価額を切り上げてきたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドですが不思議と8,000円が壁になっており、8月上旬と9月中旬に直前まで来て跳ね返されていました。それが今月中旬の三度目の正直で見事に壁を打ち破り、今回の約定価額は久しぶりに8,000円を超える8,057円となりました。これを先月の約定価額7,711円と比べるとわずか1カ月で346円も上昇した計算になるわけで、お陰で先月-10%を切って喜んでいた通算の騰落率も今月は一気に-5%を切るレベルにまで改善しました。こうなるとまだまだ先だと思っていた黒字転換も俄然現実味を帯びてきます。未曾有の金融危機で瀕死の重傷を負った世界経済はまだ集中治療室で掟破りの劇薬投与による治療を受けている状況ですので、この運用成績急回復は順調過ぎて怖いくらいです。

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長期投資の理想は投資をしていることを忘れてしまうことであるとも言われますが、実はこのエントリーを書く直前まで昨日がセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日だったことをすっかり忘れていました。このためいつもは事前におおよそは考えてある書きたい内容がまったくの白紙状態でこのエントリーを書くことになり、はたと困ってしまいました。そこで今回は直近のエントリーで行ったファンド比較を参考にして、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとそのライバルと目される住信アセットマネジメントの世界経済インデックスファンドの比較をしてお茶を濁させていただきます。

それではいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りした比較チャートをご覧ください。世界経済インデックスファンドは設定からまだ9カ月あまりしか経過していませんが、ご覧のとおりすでに結構な差が現れています。

比較チャート

青:セゾンバンガード・グローバルバランスファンド
赤:世界経済インデックスファンド


この結果を9月末時点の数値で表すと下記のようになります。なお設定来の騰落率は起点が異なるため単純比較はできません。また単位はすべて%です。

 信託報酬
1ヶ月3ヶ月6ヶ月1年設定来
セゾンVGBF
0.77
+0.17
+4.25
+12.66
-9.40
-21.80
世界経済IF
0.714
+0.47
+4.65
+19.74

+26.45

似たようなコンセプトのファンドでありながらこのような差が付いた原因はコストの差ではなく、両者の運用方針の違いにあると思われます。具体的にはセゾンVGBFは時価総額基準で世界経済IFはGDP基準であること。またセゾンVGBFが組み入れていない新興国債券を世界経済IFは組み入れていることなどが挙げられます。それでは次に各資産別の組入比率を比べてみましょう。

 国内株国内債海外株海外債新興株新興債その他
セゾンVGBF
4.7
9.7
38.4
39.5
6.4
1.2
世界経済IF
4.7
3.8
33.2
30.3
13.2
12.0
2.9

ご覧のとおり同じ比率なのは国内株式のみで、他は明確な違いが出ています。中でも目立つのは国内債券の差と新興国比率の差です。また細かい差異としてはセゾンVGBFは毎月のリバランスで株式対債券比率を1:1に保とうとしているのに対して世界経済IFはそこまで細かい調整は行わず、最近の世界的株高傾向を反映して株式比率が若干高くなっている点が挙げられます。それでは次に株式と債券を合算したトータルでの地域別比率をご覧ください。

 米 国欧 州日 本他先進新興国その他
セゾンVGBF
41.4
34.0
14.4
2.5
6.4
1.2
世界経済IF
30.4
35.5
8.8
5.0
 20.1
0.2

上記比較表についてまず始めにお断りしておきますが、資産別の新興国分を足すと25.2%になるはずなのに新興国比率が20.1%になっているのは月報の説明によると例えば米ドル建てで新興国に投資した際には米国に合算するというような場合があるとのことですので、その差異とお考えください。私の正直な印象としては日本の比率が1割を切っている点や新興国の比率がすでに2割を超えている点で世界経済インデックスファンドの方が実体経済により近いように思えました。ただし以前セミナーの中でセゾン投信の中野社長もおっしゃっておられましたが、新興国の株式市場や債券市場は未成熟であるため時価総額基準ではどうしても成長の後追いになってしまうのは仕方がないことといえます。つまり裏を返せばGDP基準では未成熟な市場により多くの資金を割り当てることになるため運用のリスクは確実に高まりますので、一概にどちらが正解とは言い切れません。あえて表現するのであれば、時価総額基準は守り重視、GDP基準は攻め重視というイメージでしょうか?そうであればハイリスク投機家を自認する私には攻め重視のGDP基準の方が好みに合うのですが、日常的にハイリスク投機を行っていることを考えれば守り重視の時価総額基準を選んでバランスを取る方が合理的といえそうですね。





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