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続・実績値で考察してみました

kage

2009/10/13 (Tue)

前のエントリーのコメントでWerder Bremenさんが新たな考察候補を挙げてくださいましたので同じように比較してみたいと思います。今回候補となったファンドも前回同様に無分配を継続している確定拠出年金向け外国株式インデックスファンド(ベンチマーク指数はいずれもMSCIコクサイ指数)です。チャートはYahoo!ファイナンスからお借りしています。まずは三菱UFJ投信が運用する4本の比較からご覧ください。

外国株式ファンド比較

黒:ファンド・マネジャー(海外株式)
青:三菱UFJDC海外株式インデックスファンド
緑:三菱UFJ 外国株式インデックスファンド
赤:三菱UFJDC外国株式インデックス


そして次は中央三井アセットマネジメントが運用する2本の比較です。

外国株式ファンド比較

青:中央三井DC外国株式インデックスファンドL
赤:中央三井DC外国株式インデックスファンド


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ご覧のとおり三菱UFJ投信のグループには運用期間が短いファンドも含まれているため大きな差は目視できません。これに対して中央三井アセットマネジメントの2本には明らかな差が確認できます。それではDFC FUNDGUIDEのデータを基に2009年9月30日時点での運用期間別リターンを数字で比較してみましょう。単位は信託報酬、先物比率も含めてすべて%です。

 信託報酬
1ヶ月3ヶ月6ヶ月1年3年5年先物比率
三菱DC海外0.2625
+1.3
+10.7
+34.4
-12.7
-32.2

2.6
三菱DC外国0.8295
+1.2
+10.5
+34.1
-13.2
-33.3
-5.6
2.6
三菱外国株式0.8295
+1.2
+10.5
+34.0
-13.3
-33.3
-5.6
3.3
FM海外株式0.4725
+1.3
+10.6
+34.2
-12.8


1.6
中三DC外国0.84
+1.3
+10.6
+34.2
-13.2
-33.5
-5.8
4.8
中三DC外国L0.2625
+1.3
+10.8
+34.6
-12.7
-32.3
-3.0
4.0


こちらも数字で見るとおおむね信託報酬が安いほど運用成績が良いという結果になっています。それにしてもこうして類似ファンドを比較してみると、同じベンチマーク指数を採用しているインデックスファンドでも結構運用成績に差が出ている現実を改めて思い知らされます。ただ確定拠出年金の場合は基本的に選択肢が限られており、これらの中から成績の良いファンドを自由に選択することができないため比較しても不満が募るだけという悲しい現実もあります。考えてみれば同じ運用会社で類似ファンドがたくさん存在すること自体が非効率と思えますし、同じ運用をしていると思われるファンドの信託報酬に大きな差があるのも非合理ですので、まずは運用側で徹底した効率化を図っていただきたいものです。



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この記事へのコメント

kage

やはりそうでしたか

こちらのほうもブログネタとしてアップされたのですね。お骨折り、痛み入ります。同じ社内商品どうしで先物比率が違うのが気になりますが、同じマザーファンドは使っているでしょうから、まあ、

同じ天秤、同じ土俵

で比べてますから、同じ社内、自社内の商品比較では、やはり提示された信託報酬率の大小が”鍵”と言って良いのでしょうね。他社商品どうしの場合は単純には行かないところもあるでしょうが、あまりに差がある場合、何度か指摘しましたが、個人型401K。

>ただ確定拠出年金の場合は基本的に選択肢が
>限られており、・・・悲しい現実もあります。
確かに401Kでは、利用に条件、制限がありますね。企業型の場合は勤務先が導入しない限り、利用できないし、望むファンドが導入されるか判らない。最悪なケースもあります(↓)。

http://blog.goo.ne.jp/m-takekawa/e/2f79d2de0024c5899c9ada0d340e7528

http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1061.html

個人型401Kも中小企業向け”総合型”と同様な冷遇。インデックスファンドが使われていたとしても、多くの場合、ダイワ投信倶楽部他、モルガンスタンレー、ステート・ストリート、中央三井、三菱UFJ等々、0.7~1.0%の外国株式インデックスファンドを使わされています。やはり大企業向けの企業型401K(単独型、連合型)、0.2%台と比べると理不尽な扱いを受けている(た)としか言いようがありませんね。今、現在、幸いなことに0.2%台の個人型401K、小生の知る限り、百五銀行、労働金庫、住友生命、鹿児島銀行、琉球銀行で利用できるようになりました。隔世の感がありますね。個人型の場合、嫌な金融機関なら移管する自由、権利があります、幸いなことに。百の金融機関のうち、90が駄目駄目でも構わない。残り10がマトモと判れば、その金融機関を選べば済む話です。企業型の場合は、勤務先を辞めない限り、事実上、金融機関を変更できない。不遇だった個人型のほうが幸運なことに・・・。

ではでは

Posted at 17:42:18 2009/10/13 by Werder Bremen

この記事へのコメント

kage

もう一言、忘れてました!

おやじダンサーさんの上記の表、中央三井、0.8%ではなく0.84%では?中央三井の一本だけ、税抜き、他は税込み表示?

Posted at 17:45:06 2009/10/13 by Werder Bremen

この記事へのコメント

kage

Werder Bremenさん

コメントありがとうございます。

今回データを引用させていただいたDFC FUNDGUIDEではなぜか中央三井の信託報酬だけ税抜き表示になっていました。ご指摘ありがとうございました。

企業型確定拠出年金は他に逃げ道がありませんのでぼったくりのファンドばかり並べられると毎月積立金の上前をはねられることになり、泣くに泣けませんね。だからといって元本保証ありの預金性商品を選ぶと雀の涙ほどの利息しか付きませんし。企業年金には退職金の分割払いという性格もありますので大切なリタイア後の資金がぼったくりファンドに蝕まれていると考えると本当に深刻な問題ですね。

Posted at 19:53:48 2009/10/13 by おやじダンサー

この記事へのコメント

kage

参考まで!

以前のエントリー、「合理的な選択が常に最良の結果を生むとは限らない」に間違いを発見しました。野村の401K用外株インデックスとSTAMの比較記事です。STAMは無配当ですが、逆に野村は確定拠出年金用にも拘わらず分配しています(↓)。まあ401Kの場合、非課税で分配再投資できるので問題無いと言えるのですが・・・。
http://www.nomura-am.co.jp/fund/funddetaildistribute.php?fundcd=400026&PHPSESSID=e0e178d3ca01a5d799b93219196535c3
つまり分配落ちした後、その分、下がった基準価額で比較。つまり野村は不利な基準で、STAMは無分配で有利な基準で比較する間違いを犯していることになります。勿論、半年、1年では短期間過ぎるとは思いますが、それ以外にヤフーのチャートも配当落ち後、そのままの価額です。配当の多いファンドは配当日にチャートが滝のように急落しています。つまり、今後、この関係のエントリーに使う場合、配当落ちも考慮したもの、出来れば、簡単なのは、無配当を続けているファンドかどうか調べた上でエントリーを立ち上げることをお勧めします。こういう”隠れた問題”があると思って、小生、今回、実績値として推奨したのは、無配当のファンドだけです。

ではでは

Posted at 22:54:10 2009/10/15 by Werder Bremen

この記事へのコメント

kage

Werder Bremenさん

的確なご指摘、ありがとうございます。

今回もまたブログネタとさせていただきましたので、新エントリーをご参照いただければ幸いです。

Posted at 08:58:23 2009/10/16 by おやじダンサー

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kage


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