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海外株式投信評価額(2009.08.21現在)

kage

2009/08/22 (Sat)

今朝終わった米国株式市場はバーナンキFRB議長が講演で世界経済が底入れしつつあるとの認識を示したことや7月の中古住宅販売戸数が市場予想を上回る大幅な増加となったことなどを好感して大幅高となり、年初来最高値を更新する9505ドル96セントで引けました。そんな明るい話題で迎えた週末ですが個人的には今週は上海株の動向に翻弄されまくった一週間となりました。

これまで世界経済の底打ちを先導するように順調に上昇を続けていた上海株でしたが、ご承知のとおり直近2週間で20%も株価が下がるという緊急事態となっています。いつも中国情報の収集でお世話になっているサーチナからお借りした下記の上海総合指数日足チャートをご覧いただければ最近の株価下落の大きさがご理解いただけると思います。

上海総合指数日足

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こうして株価動向を視覚的に確認してみると1日の値動きで最大7%強の下落となった7月29日の大暴落が単なる小幅調整に見えてくるから不思議です。チャート的には今週の水曜日が目先の底であったと判断できるようにも見えますが、短期間でこれほど大きな値動きがあった後では往々にして予想外の動きがあるものですから引き続き警戒が必要です。それでは次に週足チャートを確認してみましょう。

上海総合指数週足

ご覧の通り週足チャートでは長い下ヒゲを付ける形となったため短期的にはいったん上昇に転じる可能性が高まったといえそうです。しかしチャート左半分の下落局面の事例を見ると長い下ヒゲを付けて上昇に転じた後で再度下値を試しに行く傾向が見られますので今回の暴落が上昇局面における大幅調整なのか、下落局面入りを示すものなのかは判断が難しいところです。それではついでですから月足チャートも確認してみましょう。

上海総合指数月足

このチャートをご覧いただければ前回のピークに向かう上昇局面と比べて今回の上昇局面の角度が明らかに急であることがご理解いただけると思います。これはピークから急落した後であるという特殊要因もあるのでしょうが、明らかに急ぎ過ぎている(=投資家の期待過剰)という印象を強く受けます。そう考えれば今回の暴落はスピード違反に対する警告と捉えることもできそうです。このチャートを見ると前回のピークに向かう途中でも何度か大幅な調整局面を迎えていることが分かりますので個人的には希望的観測を込めて今回の暴落は上昇局面における大幅調整であったと信じたいところです。

現在米国や日本など先進国と呼ばれる各国は未曾有の金融危機から何とか脱出するために盛大なバラマキ合戦を行っています。公的資金による大企業の救済、自動車や家電製品を対象として個人の消費支援、高速道路料金の優遇、子育て支援策など具体的な対策をみると、まさに世界中が社会主義化を競っているようにも見えます。これが現時点の世界経済のトレンドであるならば中国には当然のことながら社会主義的政策実行に一日の長があるというアドバンテージがあります。今回の株価暴落の一因となったのが中国当局による銀行貸出規制の噂ですが、現在世界中で金融緩和の噂が出る国は多々あっても金融引き締めの噂が出るのは中国くらいなものですから、中長期的には今回の調整はポジティブに捉えて良いようにも思えます。中国経済がバブル化すると崩壊後の影響が全世界に及ぶ心配もありますので中国政府が長期安定成長を臨む姿勢を明確にすることは中国に投資する者として歓迎すべきことであると私は考えています。従って私は今後も引き続き中国重視の投資戦略を継続するつもりです。

今週は上海株の暴落に引きずられて香港株の軟調であったため私の運用成績も先週と比べて一歩後退という結果になりました。最近の米国株の力強さをみるとアクティブ運用の先進国比率をもっと高めておけば良かったとも思いますが、冒頭に書いたように上海株が世界経済の底打ちを先導する動きを示しているのであれば米国が金融引き締めに転換する際に大きな調整局面が訪れる可能性も十分にあると考えられます。思い切り投資タイミングを狙うアクティブ運用であればそのチャンスをじっと待つのもひとつの戦略であると思っています。

マネックス証券
MX090821

SBI証券
ET090821

冒頭に書いたとおり今週は上海株が大幅下落となったため私の保有する上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)と上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300(1322)の建玉はいずれも含み損をさらに増大させる結果となってしまいました。しかし私は無謀にも今回の下落は上昇局面の大幅調整であると信じて1枚たりとも損切りを行っていません(薄利売却は行っています)。来週はまた所用のため株価動向をチェックできない環境となりますのでとりあえず売却注文だけ入れて放置の予定です。先週は同じ環境で何とか切り抜けられたので「夢よもう一度」の気持ちで無謀な挑戦を続けるつもりです。というわけで当ブログは来週もまたほとんど更新できそうもありませんのでご承知置き下さいますようお願い申し上げます。



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