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海外株式投信評価額(2009.07.03現在)

kage

2009/07/04 (Sat)

今週報道されたニュースの中で個人的にもっとも印象的だったのがアジアの株式時価総額が約14年ぶりに欧州を上回ったというものでした。莫大な人口を抱える中国やインドの成長を考えればおそらくこの流れは今後も加速していくものと思われますので、21世紀の世界経済はアジアが牽引していくという形がますます明確になっていくのだろうと感じます。

世界の株式時価総額、アジアが14年ぶりに欧州を逆転 6月末

金融危機後の株価の回復をアジアの新興国が先導する構図が鮮明だ。経済成長への期待感からこの半年で中国やインドの株価指数は5割以上上昇。この結果、6月末の株式時価総額の地域別構成比はアジアが全体の3割強に上昇し、約14年ぶりに欧州を上回ったようだ。一方で株価の反発が鈍い日本の構成比は1割弱と、世界市場での存在感の低迷が続いている。

国際取引所連盟(WFE)の最新データによると、アジア(太平洋地域含む)の時価総額は5月末時点で、昨年末比26%増の11兆6000億ドル。欧州(アフリカ・中東含む)は11%増の10兆5100億ドルで、アジアのほうが大きくなった。(日本経済新聞より)


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このニュースを見て自分の世界経済ポートフォリオにおけるアジア比率がどうなっているのかが気になり、早速私が積み立てているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの最新の月報(6月度)を確認してみたところ、株式の部分のポートフォリオは下記のようになっていました。

U.S.500・ストック・インデックス・ファンド:22.1%
ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド:14.0%
ジャパン・ストック・インデックス・ファンド:5.3%
パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド:2.3%
エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド:6.3%

ご存じのとおりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの株式と債券の比率は50:50になっており、上記の割合を足し合わせるとピッタリ50%になります。つまり株式の部分のみの地域別比率はこの割合を単純に2倍して下記のようになるわけです。

米国:44.2%
欧州:28.0%
日本:10.6%
太平洋:4.6%
新興国:12.6%


このように現状では日本+太平洋+新興国=27.8%で、3つ合わせて欧州とほぼ同等となっています。しかし上記記事によるとアジアには太平洋地域も含むようですので日本と太平洋は純粋にアジアと捉えて良いようですが新興国はアジアだけではありませんので実際の時価総額比率にまだ追い付いていないことになります。また実際には1割を割り込んでいる日本の比率がまだ1割を超えている点も現実に追い付いていません。このように毎月リバランスを行っているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドでさえ実態に追い付けないほど世界経済の変化は急激に進行していると考えるべきなのではないかと思います。1980年代、バブル絶頂期の日本株の時価総額は米国を追い抜く勢いでしたので、もしかすると今度は中国が米国を猛追することになるのかも知れません。そんな劇的な変化を自分自身の長期投資ポートフォリオに正しく反映させるためにもこれからはリバランスの重要性がますます高まるように思えます。

それにしても世界経済におけるアジアの存在感がドンドン高まる中で相対的に日本の存在感が低下していることは日本人の一人として寂しい限りです。確かに日本だけを見ると少子高齢化の進行で長期的な経済成長には疑義が残ります。しかしアジア全体では目覚ましい経済成長が望めるわけですからアジアの一員である日本がその恩恵を受ける方法はきっとあるはずです。個人的にはそろそろ経済成長の原動力となるヒト・モノ・カネの流動性を高めるための決断に踏み切るべき時に来ているのではないかと思っています。ヒトについては例えば現在インドネシアやフィリピンから条件付きで看護師や介護師の受け入れを始めていますが個人的には外国人労働者の受け入れをもっと大胆に拡大すべきであると思っています。つまり「日本で働くことを認めますので税金や健康保険料もキチンと払ってくださいね」という方向に一刻も早く舵を切るべきだと私は考えています。これは日本で働きたいと思ってくれる外国人がいる間に決断する必要があり、中国に行く方が稼げるようになってから決断しても遅いのです。モノに関しては米に代表されるような高い貿易障壁を撤廃して自由競争の中でいかに日本米のブランド力で勝負するかを考える方向に転換すべきであると考えます。自動車や電機製品で世界を席巻した日本が一方でガチガチの保護主義を維持していることはどう考えてもアンバランスです。手厚い保護の元では成長や革新は望めませんし農林水産業では労働者の高齢化と後継者不足が顕著ですのでこちらも一刻も早い決断が必要なように思います。カネについては他の2つと異なりすでに多くの壁が取り払われていますがそれでも日本の株式市場に外国のメジャーな指数に連動するETFが存在しないなど、問題点は確実に存在しています。過去の報道によるとアジアのどこかの市場に上場すれば他の市場でも売買を可能にするような案が検討されているようですが、カネの流れにはすでに国境は存在していませんので株式市場の国境も一日も早く取り払って欲しいものですね。

今週も世界の株価は総じて調整局面にありましたので私の運用成績も先週と比べてほぼ横ばいの結果に終わりました。この調整局面を狙ったわけではないのですが、今週は久しぶりに追加の猫パンチ投資を行いました。その動機は実はSBI証券が住信アセットマネジメントと共同企画した「夏のボーナスキャンペーン」に応募する目的でした。賞品の数から見てどうせ当たらないとは思うのですがせっかくですから月曜日に世界経済インデックスファンドを10,000円分だけ発注しました。このように今回はタイミングを狙ったわけではないのですが火曜日に約定した基準価額と比べて週末の基準価額は大きく下落しており、改めて短期的な投資タイミングの善し悪しは運の善し悪しに他ならないことを痛感しています。

マネックス証券
MX090703

SBI証券
ET090703

新興国ETFを利用した短期売買は今週も銘柄ごとに明暗が分かれる結果となりました。具体的は上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)は引き続き絶好調であったのに対してロシア株式指数・RTS連動型上場投信(1324)は絶不調でした。週内にはブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)も含めて何度か売買を行ったのですが、終わってみれば上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)は先週持ち越した建玉を含み益が増えた形で今週も持ち越し、反対にロシア株式指数・RTS連動型上場投信(1324)は先週持ち越した建玉を含み損が増えた形で今週も持ち越しとなりました。あと今週はブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)も1単位だけ持ち越しています。来週もまたロシアの復活に期待しつつ上海の上値を追いたいと思います。





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