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ビッグ3の時価総額(2009年5月29日現在)

kage

2009/05/31 (Sun)

政府から再建策提出のタイムリミットを6月1日に定められているゼネラルモーターズ(GM)ですが、各種報道を見る限りどうやらクライスラーに続いて米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻となりそうな雲行きです。実際の発表タイミングによっては6月1日にGM株の売買が停止される可能性もあるため先週末時点での時価総額調査の数値を更新しておきたいと思います。なお下記の計算式は発行済株式数×最新の株価×為替レート(1ドル=95.3円)です。またごカッコ内の数字は左から2008/12/3時点、12/22時点、2009/1/23時点、3/6時点、3/30時点、5/1時点の時価総額です。

ゼネラルモーターズ:531百万株×0.75ドル× 95.3円=380億円
(2,222億円/1,545億円/1,509億円/870億円/1,173億円/1,096億円)

フォードモーター:2,322百万株×5.75ドル× 95.3円=1兆2,724億円
(5,797億円/5,087億円/3,485億円/3,988億円/6,220億円/1兆2,710億円)

クライスラー:米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したため算出不能。

金曜日のGM株は破産法申請不可避との観測から処分売りが膨らみ、ついに1ドルを割り込んだ75セントまで下落しました。これにより金曜日時点のGMの時価総額は380億円にまで目減りしてしまいました。これにより市場はGMの破産法申請をほとんど織り込んだと考えられ、再建をあきらめて清算・解体などという事態にならない限りは大きな波乱はないように思えます。

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ご参考までに日本のビッグ3である トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業と中堅メーカー各社の5月29日時点での時価総額も更新しておきます(カッコ内は左から2008/12/3時点、12/22時点、2009/1/23時点、3/6時点、3/30時点、5/1時点の時価総額です)。

トヨタ自動車:13兆1,369億円
(9兆6,544億円/9兆9,820億円/9兆6,889億円/9兆9,999億円/10兆7,578億円/13兆4,472億円)
日産自動車:2兆5,813億円
(1兆4,105億円/1兆3,743億円/1兆2,884億円/1兆4,738億円/1兆5,823億円/2兆3,056億円)
本田技研工業:5兆458億円
(3兆2,972億円/3兆4,953億円/3兆6,330億円/3兆9,449億円/4兆2,476億円/5兆2,384億円)

個人的にはハイブリッドカー販売で火花を散らしているトヨタとホンダが引き続き元気なのではないかと予想していましたが前回の集計から見ると円高が進行したこともあり、時価総額はわずかに減少する結果となりました。その間隙を突いて(?)日産が時価総額を伸ばしているのが興味深いところです。

三菱自動車:8,418億円
(6,701億円/6,867億円/6,424億円/6,313億円/6,922億円/8,196億円)
スズキ:1兆1,504億円
(6,002億円/6,707億円/6,425億円/8,384億円/8,840億円/1兆1億円)
ダイハツ工業:3,934億円
(2,849億円/3,438億円/3,080億円/3,174億円/3,285億円/3,930億円)
マツダ:3,504億円
(2,057億円/1,929億円/2,326億円/3,546億円)※2009/1/23時点から集計
富士重工業:2,936億円
(1,996億円/1,855億円/1,926億円/2,474億円/2,521億円/3,108億円)
いすゞ自動車:2,766億円
(1,833億円/1,917億円/1,816億円/1,680億円/2,019億円/2,885億円)

ご覧のとおり中堅メーカーの時価総額は明暗が分かれる結果となりました。電気自動車の発売を控えている三菱自動車や株価が急騰しているインドに強いスズキなどが元気な反面、富士重工やいすゞは時価総額を減らしています。いくら最悪期は脱したとはいえ中堅メーカーには積極的なチャレンジや攻撃的な再編が必要なのかも知れませんね。

市場はGMの破産法申請は織り込み済みとはいえその影響がどのくらい、どこまで及ぶのかについてはよく分かっていないのが現実です。従って6月1日以降も引き続きGMの動向から目が離せそうにありません。



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