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MSCIワールド株価指数が6カ月ぶりの高値に

kage

2009/05/29 (Fri)

米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)の経営破綻がいよいよ決定的になるなど100年に一度の経済危機は依然として続いているにも関わらずこのところの世界の株価は不思議と堅調です。世界の株価が上昇することは投資家の一人として素直に嬉しい反面、実体経済を無視して市場に楽観ムードが広がれば後になって手ひどいしっぺ返しを食らうという恐怖感も日々感じています。しかしそんな私の心配をよそに全世界の株価の標準的指標であるMSCIワールド株価指数は6カ月ぶりの高値を記録したそうです。

MSCIワールド株価指数、6カ月ぶり高値に

ロンドン 29日 ロイター:MSCIワールド株価指数は29日の取引で、6カ月ぶり高値を付けた。世界経済の最悪期が過ぎたとの期待感が支援材料となっている。

同指数は一時245.40まで上昇し、昨年11月以来の高値を付けた。同指数は5月になって9%近く上昇。4月は11%上昇していた。


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この記事の内容を読むと、MSCIワールド株価指数は4月から5月の2カ月間で2割以上上昇したことになり、ほとんど追加投資ができていない私にしてみれば何だかすっかり乗り遅れてしまった気持ちにさせられてしまいます。そこで実際にMSCIワールド株価指数のチャートがどうなっているのかを知りたくて探してみたところ、「MSCI Barra」で下記のチャートを発見しました。それではまずはここ4年のチャートをご覧ください。

MSCIWORLD01

このチャートを見るといくら「6カ月ぶり高値」といってもまだまだ全然乗り遅れていないことがよく分かります。裏を返せば今回の経済危機がいかに被害甚大だったかという証明でもあり、やはりこうなってしまった以上簡単に世界経済がV字回復するシナリオは考えにくく、これから一波乱も二波乱もあるという前提で追加投資のタイミングを考える方が後悔が少ないように感じます。

それでは次にもう少し長いスパンの値動きを確かめるために約21年半のチャートをご覧ください。

MSCIWORLD02

2000年にあるピークはいわゆる「ITバブル」です。このバブルの崩壊後、2001年9月11日には同時多発テロという不幸な出来事もあり、当時のFRB議長だったグリーンスパン氏はとにかくひたすら利下げを行いました。この大胆な金融緩和政策が米国に新たな住宅バブルを生み、その崩壊が今回の100年に一度の金融危機を招いたことはグリーンスパン氏自身も認めているところです。そして今回の金融危機では米国や日本だけでなく世界中が利下げや国債の大増発による財政出動を競っていることを考えると歴史はまた繰り返すのではないかとの思いを強く持ちます。具体的にはこのチャートで2つ描かれている山と谷をもっと大きな形にした3つめが現れるのではないかという予測です。もし本当にそうなるのであれば長期投資においてはその出口をどこで迎えるかによって運・不運が色濃く表れることになるのではないかという懸念を改めて強く感じました。



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