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三菱UFJ信託が日興シティ信託の買収を撤回

kage

2009/05/15 (Fri)

昨年末に書いたこちらのエントリーでご紹介した三菱UFJ信託銀行による日興シティ信託銀行の買収ですが、紆余曲折を経て結局「破談」となってしまいました。

三菱UFJ信託、日興シティ信託の買収撤回を発表

三菱UFJ信託銀行と米シティグループは14日、シティ傘下の日興シティ信託銀行の株式譲渡を見送ることで合意したと発表した。昨年12月の契約時は今年4月に250億円で買収する計画だった。だがその後シティは、シティ信託と業務面で関係が深い日興コーディアル証券や日興アセットマネジメントの売却を決定。両社とも三菱UFJフィナンシャル・グループ以外が買収することになり、シティ信託だけを獲得しても収益面での相乗効果は薄いと判断。最終的に買収を見送ることで合意した。 (日本経済新聞より)


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上記記事にあるとおり三菱UFJ信託銀行を傘下に置く三菱UFJフィナンシャル・グループは日興シティ信託銀行の買収に加えて日興コーディアル証券や日興アセットマネジメントの買収も実現してシナジー効果倍増を狙っていました。しかし当初は三菱UFJが有力と見られていた両社の買収は日興コーディアル証券は三井住友にさらわれ、日興アセットマネジメントも野村が有力となるに及んで当初の目論見はあえなく崩れ去り、買収撤回という経営判断に至ったようです。私たちの人生の中でもやることなすことすべて裏目に出てしまうという最悪期があったりしますが、三菱UFJフィナンシャル・グループにとっても現在はそのような時期なのかも知れませんね。

都市銀行やネット銀行と違って信託銀行の業務は私たち一般庶民の生活とはなじみが薄いため日興シティ信託銀行の買収が破談になっても私たちには直接影響はないように思えますが、今回の動きの第一報をご紹介した11月末のエントリーで触れたように例えばさわかみ投信・ありがとう投信・セゾン投信などの複数の独立系投信の受託会社(資産の保管・管理を行う会社)に日興シティ信託銀行が指定されていますし、年金積立インデックスファンドシリーズなど日興アセットマネジメントが設定した投資信託の受託会社にも日興シティ信託銀行が指定されていますので私たち個人投資家にとっても決して無関係ではありません。常識的に考えればほぼあり得ないことだとは思いますがもし新たな売却先が決まらずに日興シティ信託銀行の業務が継続できなくなれば最悪の場合同社を受託会社に指定している投資信託はすべて強制償還となります。私自身日興シティ信託銀行を受託会社とする投資信託をいくつか保有していますので今後の動きには注目を継続していくつもりです。



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