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海外株式投信評価額(2009.05.01現在)

kage

2009/05/02 (Sat)

今週の世界の株価は新型インフルエンザの蔓延やクライスラーの破産法申請などのネガティブインパクトにも負けず堅調に推移しました。報道によると4月の株価上昇率は多くの国で過去有数の上昇率となったようで、実体経済の底打ちがまだ不明確な状況でありながら株価だけがスルスルと上昇していく状況に違和感を覚える方も多いのではないかと思います。なぜこのような動きになるのかについては私などが明確に解説することはできないのですが、今年後半の世界経済回復の可能性が高まるにつれて景気の先行指標である株価がそれを織り込み始めているためか、昨年秋や今年春の世界的な株価暴落場面で参加者が過度に総悲観に振れすぎたことへの反動があるものと予測できます。先週の定時報告で私は「日本や香港が依然として底値のボックス圏から抜け出せずにいるのに対してインド、上海、台湾、韓国などは続々とボックス圏を上放れしており、これらの動きが日本や香港の先行指標となることを期待したい」と書きましたが、楽観的なシナリオに立てば実体経済の底打ちを待たずに一部地域が先導する形で株価回復がスタートしたと捉えることもできます。私自身は依然として今年はまだ厳しい場面があるという相場観を崩していませんがそのスタンスを修正すべきか否かを判断する参考として今日は改めて世界の主要株価チャートをチェックしてみたいと思います。

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以下にご紹介するチャートはすべてマネックス証券のワールドマーケットナビからお借りしており、条件は「過去1年+週足+ローソク足」で統一してあります。

それではまず日米の株価チャートからチェックを始めましょう。左がニューヨークダウ指数、右が日経平均株価です。

NY090501 NKY090501

ご覧のとおりニューヨークダウ指数は3月に昨年秋の暴落場面の株価を明確に下回る底割れを起こしており、いくら最近の株価動向が堅調だといってもこのチャートからはまだ安心して買える場面ではないという判断になります。一方の日経平均も3月に昨年秋の最安値を下回っており底値のボックス圏も抜け出せていないためまだ買いの判断は下せません。

続いては欧州主要国から英国とドイツです。左が英国のFTSE100指数、右がドイツのDAX30指数です。

FTSE090501 DAX090501

この両国も米国と同じように3月に明確な底割れを起こしており底値のボックス圏からも抜け出せていないため、チャートから判断する限りはまだ買い出動には早いと考えられます。

それでは次に世界経済回復の先導役として期待が高い中国を見てみましょう。左が香港ハンセン指数、右が上海B株指数です。

HSI090501 SHB090501

ご覧のとおり香港ハンセン指数は日米欧のチャートと違って3月に底割れを起こしておらず、現在は底値のボックス圏の上限に位置しているため、このチャートからは買いサイン点灯間近との判断になります。上海B株指数は昨年秋を大底にして順調に回復を続けていますが、逆にあまりに順調過ぎるため買うなら明確な押し目を待ちたいところです。

引き続き中国と共にBRICsを形成するブラジル、ロシア、インドのチャートを確認してみましょう。左がブラジルボベスパ指数、中がロシアRTS指数、右がムンバイSENSEX指数です。

IBOV090501 RTS090501 SEN090501

この3カ国をチャートの美しさで順番を付けるなら、1.ブラジル・2.インド・3.ロシアとなります。ブラジルは昨年秋の暴落以降順調に底値を切り上げてボックス圏を上放れしており、インドもここに来て明確にボックス圏上放れの動きを見せているため、チャート上は買い出動OKとの判断となります。これらに対してロシアは日本と同様に春に昨年秋の安値を下回っており、まだボックス圏も抜け出せていないため買い出動NGとの判断になります。

最後にその他の地域から韓国、台湾、トルコをご紹介します。左が韓国総合株価指数、中が台湾加権指数、右がイスタンブールナショナル指数です。

KO090501 TW090501 XU090501

この3カ国はいずれも春に底割れを起こしておらずボックス圏を上放れしているため買ってみたい形が整っています。

こうして改めてチャートのチェックをしてみると世界経済の回復は新興国が先導する形で進むというシナリオが見えてきます。中でも世界中の期待を一身に集めている中国への投資妙味が高いと感じます。そして中国を取り巻く日本、韓国、台湾が特に大きな恩恵を受けるのではないかとの思惑が最近の株価に現れているようにも思えます。個人的には漠然と8月頃になれば安心して追加投資できる環境が整うのではないかと考えていますので投資対象の優先順位は中国を筆頭としたアジア地域を上位に据えて考えたいと思っています。

以上は素人個人投資家の私がチャートを眺めて感じた思い付きを単純に書き並べただけで何の根拠もありませんし、100年に一度の経済危機の中ではどのような状況の急変が起こるか予測もつきませんので、ハイリスク投機家の戯言と思って読み飛ばしていただければ幸いです。

今週は冒頭にも書いたように不安材料目白押しの中でも世界の株価は堅調で為替も週末にかけて一気に円安に振れたため私の運用成績も比較的大きな改善となりました。ただいくら最近の株価動向が堅調だといってもここから一気に復活を望むには無理がありますので私の中での心理的な通過点としてマネックス証券の保有分ではトータルでマイナス50%ラインを上回ること、SBI証券保有分では保有全銘柄がマイナス50%ラインを上回ることに目標を置いて今後の推移を見守りたいと思っています。

マネックス証券
MX090501

SBI証券
ET090501

今週も引き続き上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)とロシア株式指数・RTS連動型上場投信(1324)で短期売買を行いましたが値動きが不安定であったため売買回数は少なく、ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)に至っては結局一度も売買できませんでした。なお今週末もロシア株式指数・RTS連動型上場投信(1324)をわずかに持ち越しています。来週は稼働日が2日しかありませんのでとりあえず持ち越し分の利食いを最優先に考えて行動したいと思っています。



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