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海外株式投信評価額(2009.04.17現在)

kage

2009/04/18 (Sat)

最近世の中を騒がせたニュースの中で私の認識が世間一般の認識と大きく乖離していることを思い知らされたのが例の東京都下水道局ワッペン問題です。もちろん私も多額の税金が無駄になってしまったことは非難されて当然であると考えているのですが非難するポイントがマスコミの論調と少し異なっているのです。例えば昨日読売新聞が報道した今回の問題に関する懲戒処分にしても私にはどうも納得できません。

ワッペン作り直しの都下水道局長、「異例」の懲戒処分に

東京都下水道局が、職員の制服用にワッペン2万枚を作製しながら、デザインが都の内規に反するとして約3400万円かけて作り直した問題で、都は17日、作り直しを決めた今里伸一郎・同局長(58)について、減給20%(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。

都は「公金の無駄な支出で懲戒処分するケースはまれだが、今回は特に額が大きく、厳しくした」と説明している。

発表などによると、同局は昨年、制服の新調に伴い、イチョウの形をした都のシンボルマークのわきに、約5センチの水色の波線を加えたワッペンを作製。マークの取り扱いを定めた都の内規に、「他の要素を加えない」という規定があったため、今里局長は、例外が認められていたにもかかわらず、「誤ったワッペンを使うことはできない」と判断し、作り直しを決めた。これについて、都は、今里局長が経済性を軽視したと認定した。

作り直しにあたっては、最初のデザインを決めた担当部長と課長(いずれも当時)が、内規の確認不足などを理由に訓告処分を受けていたが、都は取り消す方向で調整している。

今里局長は「極めて厳粛に受け止めている。都民の信頼確保に努めたい」としている。(読売新聞より)


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以前私は勤務先のブランドイメージを高めることを目的とした「ブランドマネジメント委員会」のメンバーだったことがあり、今回問題となったロゴマークの取り扱いに関する規定についても多少勉強したことがあります。そんな私の認識では「ロゴマークを他のデザイン(今回のケースでは水色の波線)と一緒にしてはいけない」という規定は基本中の基本であり、その決まりに反したワッペンをそのまま使うという選択肢は考えられません。もっとも上記報道には「例外が認められていた」とあり、もしかすると今回の事例もその例外に該当していた可能性もあります。しかし実物の写真を見た私の印象は水色の波線ありとなしではイチョウマークの目立ち方まったく変わってしまい「これはアウトだろう」と感じました。

しかしながら多額の費用を投じてせっかく作ったワッペンが無駄になった結果責任は当然問われるべきであるとは私も思いますし、約3400万円の制作費が高すぎると非難されるのなら納得できます。しかし上記報道にあるようにワッペンを作り直したことが懲戒の対象となることについては私自身は納得できません。私が考える今回の問題点はロゴの取り扱いに関する内規が徹底されていなかったことであり、組織のシンボルマークであるロゴに対する認識の低さ(=大切にしていない)であろうと思います。ですから上記報道にある「作り直しにあたっては、最初のデザインを決めた担当部長と課長(いずれも当時)が、内規の確認不足などを理由に訓告処分を受けていたが、都は取り消す方向で調整している」という部分も私には納得できません。石原都知事は記者会見で「(廃棄した)元のデザインでいいじゃないか」という主旨の発言をされましたが、組織のトップがロゴに対してこの程度の認識であるために東京都にはロゴを大切にするという文化風土が育たないのだろうという印象を受けました。

ただ一般企業と地方自治体ではロゴの重要性が異なることは私も理解できます。一般企業にとってはブランドやロゴマークは会社の貴重な財産ですが、おそらく多くの地方自治体では単なるシンボルマークという位置付けなのでしょう。またワッペンを作成する費用も一般企業なら自分で稼いだお金なので無駄になってもある意味自業自得ですが、地方自治体であれば住民からいただいた貴重な税金ですので優先順位が変わることもあるでしょう。ですから一般企業の目線で今回の問題を判断する私のような認識は少数派となり、石原都知事やマスコミ報道の論調が多数派を占める結果となるのだと思います。しかし企業のロゴマークや昔の武士の家紋や旗印のように組織の人間がそのシンボルマークに誇りを持ち大切に思うことから生まれる団結力や「看板を背負っている」という意識から自分自身を高め律していくという効果は地方自治体においても重要であると私は考えます。石原都知事の発言やマスコミ報道の論調がロゴマークを大切にしていないと感じるのは私がブランドマネジメントに関わったことがあるからで世間一般の認識と乖離していることは認めつつも世の中にはこのような少数意見もあることを知っていただきたく筆を取った次第です。

今週も引き続き世界の株価は堅調な動きであったため私の運用成績も先週と比べてわずかに改善という結果になりました。最近は特に新興国株式の動きが堅調であるためボヤボヤしていると本格上昇に乗り遅れてしまうのではないかという焦りを感じてきますが今年はまだ波乱があるという自分自身の相場観を信じてじっと我慢しています。ただ株価が堅調なことで相対的に金(Gold)の人気が薄れていますので久しぶりにゴールドファンドへ猫パンチ投資を繰り出したいという欲求が日に日に高まっている今日この頃です。

マネックス証券
MX090417

SBI証券
ET090417

今週も引き続き上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(1309)、ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)、ロシア株式指数・RTS連動型上場投信(1324)で短期売買を行いましたが結果的にそれぞれ1回転しかできず週末の持ち越しはゼロでした。かつての高値圏から見れば最近の上昇をもってしてもまだまだ割安という判断もできますがそろそろ過熱感を覚えるのも事実ですので来週も基本短期売買で慎重に行動したいと思います。



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この記事へのコメント

kage

はじめてコメントさせていただきます。

東京都のワッペンの件、全く同感です。
内規を遵守した職員を懲戒処分にするなど、組織として
言語道断です。規則は現場の裁量で破ってもよいという
文化がはびこると、そのうちとんでもない事故や不祥事を
起こすことになるでしょう。役人たたきありきのマスコミも
救いようがありません。

Posted at 14:41:57 2009/04/19 by 遠藤ヨウイチ

この記事へのコメント

kage

遠藤ヨウイチさん

コメントありがとうございます。

私の認識は明らかに少数派であると自覚していましたのでご賛同いただき誠に心強い思いです。ご指摘の懸念に加えて私はこのような事例が重なると組織の形態がドンドン独裁制に近付いていくのではないかと心配しています。

Posted at 06:31:33 2009/04/20 by おやじダンサー

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kage


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