2020 02 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2020 04

債券投資に注意信号?

kage

2009/03/26 (Thu)

昨日のエントリーで私は多方面からバブルであると警告されている米国債への投資は現時点ではリスク抑制の役割を果たせず、結果的に逆効果となってしまう可能性も否定できないと書きました。そして本日お昼にいつものようにニュースチェックしていたところ、債券投資に関して明らかに流れが変わってきているのでは?と思わせる記事が目に止まりましたのでご紹介します。

まず始めは英国債が7年ぶりに売れ残ったという日本経済新聞の報道です。

英国債入札が「札割れ」 7年ぶり

英政府が25日実施した国債入札で応札が予定額を下回る「札割れ」が7年ぶりに起こった。景気後退で国債発行を拡大するなか、財政悪化を懸念する投資家が応札に慎重になったためだ。

40年物国債の定例入札で応札が16億3000万ポンド(約2300億円)と予定(17億5000万ポンド)に届かなかった。札割れは2002年以来。(日本経済新聞より)


<<ブログランキング参加中>> にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ 人気ブログランキング FC2ブログランキング
そして次は日本経済新聞が配信しているダウ・ジョーンズの記事です。この記事によると英国債入札が「札割れ」で終わったことを受けて昨日の米国債の入札も不調だったとのことです。

米国債市場概況 5年債入札後に全面安

ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ):25日の米国債市場では、5年債入札が不調に終わったことを受けて午後の取引で全面安となり、債券利回りの上昇を抑えようとする米連邦準備制度理事会(FRB)の政策行動に影を投げかけた。

英40年国債の入札が1995年以降初めて失敗に終わったことから、債券市場には5年債340億ドルの入札以前に、すでに売り圧力がかかっていた。

東部時間午後1時の5年債入札後、米国債価格はすべての年限で日中安値をつけた。なかでも、中期債および長期債が大きく売りを浴びた。2年債は、利回りがゼロ~0.25%のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標で十分に抑えられ、最も下げが少なかった。

10年債は売りを受け、取引の利回り水準が2.65%~3.07%まで上昇した。これは、FRBが先週18日に今後6カ月間にわたる米国債買入を発表する以前の水準だ。しかし、FRBの介入が利回りの上昇を抑えるので、10年債利回りは当面、3%以下に抑えられるだろうと市場参加者はみている。

「ひどい入札だった。今後の米国債入札に疑問を投げかけた」とHSBC証券の米国債取引ヘッド、チャールズ・コミスキー氏は語った。

5年債340億ドルの軟調な入札結果は、24日のおう盛な需要を集めた2年債400億ドルとは対照的で、意外な結果だった。入札に先立つ売りで利回りが上昇しており、25日昼前にはFRBが最初の国債買入を行ったばかりだったので、市場参加者は5年債も強い需要を集めると予想していた。(後略)(NIKKEI NETより)


この記事を読むと先に紹介した英国債の「札割れ」が英国債としては7年ぶりでも40年債としては1995年の登場以来初めての出来事であったことが分かります。ご承知のとおり現在は世界中の政府と中央銀行が世界経済崩壊回避のためになりふり構わず大胆な経済政策を打ち出しており、結果的に目先の借金増加には目をつぶって国債が大増発されています。この状況を投資家として客観的に見れば国債投資のリスクが増していると判断でき、昨日の英国債と米国債の入札不調につながっているのだと思います。

ただし、そもそも景気回復局面ではリスク回避のために債券に流入していた投資資金が株式に移動するものであり、現時点の株高・債券安はその兆しである可能性も否定できません。しかし実態はやはり多くの投資家が「本当にそんな無茶な財政出動をして大丈夫なの?」という疑念を抱いていることに要因があると考えるのが自然であると思います。そう考えると再び投資資金の流れが滞って世界経済の回復に水を差す事態が起こることも想定しておく必要があるように思います。ただ私のようなハイリスク投機家にしてみれば、昨年夏に原油に代表される商品(コモディティ)バブルが崩壊し、今回米国債バブルが崩壊するのであれば、必ずや次のバブルがどこかに芽生えるはずと予想して市場の動向を見極めたいと思っています。



関連記事

この記事へのコメント

kage

入札情報

世の中不透明なものが多いですね。。

Posted at 23:49:10 2009/03/27 by 入札情報

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック