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海外株式投信評価額(2009.01.23現在)

kage

2009/01/24 (Sat)

先週の定時報告で私は「今年来るであろうと予測している厳しい場面はここではないと感じている」とか「私が漠然と想定している今年の買い場は春から初夏にかけて」などと書きましたが、いつものことながら私などの相場観が当たるはずもなく、市場のオバマ新大統領期待は早々に剥落し、早くも厳しい場面の到来が現実的になっています。こんな時に頼りになるのが昨年末からコツコツと積み上げてきた日経225連動型上場投資信託(1321)の売りポジションなのですが、実は自身の相場観に従って先週すべて決済してしまっており、肝心な時に空売りを持っていないという情けない状況に陥っています。しかしそんな厳しい環境でも私の保有資産の中には好調な動きを見せてくれるものもあります。具体的には金融不安再燃で資金の逃避先となっている金(Gold)と日銀が不動産投資法人債を適格担保に追加すると決定したことで人気化しているREITです。もちろん投資資産全体の膨大な含み損を前にしては金(Gold)やREITの含み益などは微々たるものです。しかし保有資産の中にいくつか好調なものがあれば、トータルは大きなマイナスであっても気分的にはずいぶん違うものです。「投資バカ」を自認する私にしてみれば投資や投機で失敗することは避けることができそうもありませんので、せめて投資対象を広げてリスク分散効果を狙っていくしかないのだと感じています。

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毎週の定時報告にも書いているとおり、このところの世界経済は景気後退懸念に加えて為替面での円独歩高懸念もあり、私は昨年10月以来外貨建てスポット投資を一切封印しています。その分日本株に集中しているのですが先週の定時報告でご紹介したように投資歴9年目にして初めて株式を保有する企業が破綻するなど散々な状況です。しかし「投資バカ」を自認する私には投資を休むという選択肢はありませんので性懲りもなく何か投資のヒントがないかとネットで情報収集をしていたところ、「Business Media 誠」に掲載された「2009年、節約したいものとお金をかけたいもの」という記事が目に止まりました。この記事の中で紹介されていた「今年お金をかけたいもの」に投資のヒントがあるような気がします。

Consume2009

ご覧のとおり2009年お金をかけたいものランキング堂々の1位は「旅行」でした。特に100年に一度の金融危機の影響で100年に一度の円高になるかも知れない現状を考えると今年は海外旅行をするには千載一遇の大チャンスといえます。そう考えるとひふみ投信にも組み入れられているエイチ・アイ・エス(9603)などが投資対象として有望に思えます。2位の「趣味・娯楽・教養」から考えられる消費行動としては「不況でも趣味にかけるお金は減らしたくない」「不況だから安近短で楽しめる娯楽の需要が高まる」「大リストラ時代を乗り切るために雇用に役立つ資格を取りたい」などが考えられます。この観点からの具体的な投資先としては趣味ではアニメやゲーム、娯楽ではカラオケ、教養では資格取得学校などが思い浮かびました。3位の「育児・教育」に関しても「不況でも子供に関する出費は削りたくない」という消費者心理が見えてきます。4位の「衣料品」と合わせて考えると子供服などが有望なのかも知れません。

以上1位から4位までは純粋に消費者心理を投資のヒントに結びつけて良いと思いますが、5位の「家電製品・情報機器」と6位の「パソコン」はちょっと認識を変えなければならないと感じています。これは先頃のソニーの業績大幅下方修正を見ても明らかなとおり、企業内部の効率化の遅れや業界全体の淘汰が進んでいないことによる過当競争などの根本的な問題が存在するため、将来的な大リストラや大再編が不可避であると考えられ、現状での投資が良いタイミングであるとはとても思えないためです。下記の日本経済新聞の報道にあるように本来なら電機メーカーのドル箱となるべきデジタル家電の値下がりが急激に進行しており、企業の体力を確実に奪っているのが現実なのですから。

デジタル家電、価格急落 薄型TVなど、1カ月半で1割安

家電量販店でデジタル家電製品の値下がりが急速に進んでいる。薄型テレビやブルーレイ・ディスク(BD)レコーダーの平均単価は1月第3週(12―18日)平均で、昨年12月初旬より1割程度下がった。年末商戦で量販店各社やメーカーは全般に苦戦を強いられ、在庫が積み上がったことから安売りが加速した。

民間調査会社のBCN(東京・文京)によると、1月第3週の薄型テレビの平均価格は10万6000円と、昨年12月初旬(1―7日)より1万4000円下がった。BDレコーダーも8万7000円と12月初旬に比べ8%下落し、デジタルカメラは2万7000円と同11%下がった。(日本経済新聞より)


以前ご紹介したひふみ投信のセミナーの中でファンドマネージャーの立田氏が日本の電機メーカーの対極の存在としてアメリカの「VIZIO」社を例に挙げておられました。VIZIO社は商品企画と設計以外のほどんどの業務を外部に委託することにより少数の社員で低価格の液晶テレビを開発して高いシェアを獲得しています。ソニーの今回の再建案を見るとソフトウェア開発の一部をインド企業に委託することなどによって業務の効率化を進めるとあり、ソニーの方がVIZIOのビジネスモデルに近付いているように感じます。そうなるとソニーとVIZIOの違いはブランド力だけということになり、ファンのひとりとしては大変残念なことですがソニーはブランド価値を食いつぶして生き残りを図ろうとしているように思えてしまいます。またパソコンに関してはすでにデジタル家電以上に水平分業化が進んでおり、かつて一世を風靡したソニーのVAIOもウルトラコンパクトサイズのtype Pのような「ニッチ」で勝負するしかなくなっています。これはNECや富士通や東芝のパソコンについても同様で、低価格パソコンとして最近大ヒットしている「ネットブック」の勢力図がパソコン業界の将来を暗示しているように思えます。

しかし視点を変えれば会社の存亡の危機であるからこそ大胆な改革が実行できるというのもまた真理であり、未曾有の金融危機の中で業務の効率化を断行できる企業や業界再編の核となり得る企業は投資対象として妙味があるように思えます。そういう意味では現在大逆風にさらされている自動車業界や電機業界にも投資のチャンスは十分にあるように感じますので、日本メーカーの底力に期待しつつ業界の動向には注視を続けたいと考えています。

今週はオバマ新大統領就任当日の米国株式市場が大幅下落となったこともあり世界の株式市場が軟調で私の運用成績も大きく後退してしまいました。このように世界中が厳しい状況にあるのですから仕方ないのですが、最近ジリジリと値を戻してきたインドやブラジルはあわよくば一度売却しようと考えていただけに再び底割れしてしまったことは誠に残念です。

マネックス証券
MX090123

SBI証券
ET090123

もしかすると来週にもさらに厳しい場面が訪れるかも知れませんがここまで待ったのですから簡単に追加投資に踏み切るつもりはありません。自分自身の恐怖心を克服して底値買いを実行するのはおそらく無理だとは思いますが、イメージトレーニングだけは怠らないようにしたいと思っています。



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