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セゾン投信定期積立経過報告

kage

2009/01/23 (Fri)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。なおセゾン投信の定期積立は通常19日注文、21日約定となるのですが、今回は1月19日が米国株式市場休場のため買付不可日となっていたため1日遅れとなりました。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 9,067円 (先月比で204円の低下)
●騰落率 : -30.7% (先月比で3.8%の悪化)


先月はいったん上昇に転じた約定価額でしたが今月は世界的な実体経済悪化を背景に先々月をも大きく下回る6,291円での約定となりました。これにより私の個別元本も順調に(?)低下し、来月の積立で8千円台突入がほぼ確実となりました。また騰落率も再びマイナス30%台に後退してしまいましたが、他の保有投信が「1/2どころか1/3が当たり前」という惨憺たる状況ですので損失に対する感覚が麻痺してセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが安定しているように思えてしまいます。

先月の定時報告から今回までの間にセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドにとってちょっと気になる出来事がありました。それはSTAMシリーズでおなじみの住信アセットマネジメントから「世界経済インデックスファンド」が登場したことです。「全世界の株式と債券に分散投資」「株式と債券の比率は50:50」というコンセプトを見るとセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの強力なライバルとなるのは確実と思われます。運用面での違いとしてはアセットアロケーションの組み立て方がセゾンが時価総額を基準とするのに対して住信はGDPを基準とすることや、債券の部分に住信は新興国の割り当てがあるのに対してセゾンにはない点が目立ちます。個人的には時価総額よりGDPの方が実体経済を正しく反映しているように感じますし、そもそも新興国投資大好き人間である私にとっては新興国の組入比率が高い「世界経済インデックスファンド」の方により魅力を感じます。ただし現時点では取り扱いがソニー銀行に限られており、しかもノーロードではないために残念ながら投資対象にはなりにくいですが、もしネット証券でノーロードで購入できるようになれば真剣に乗り換えを検討することになると思います。セゾン投信を応援したいとう気持ちに変わりはありませんが、最悪の投資環境の中で大切な資金を投じるのですからそのあたりはシビアに判断したいと思っています。

あとこの1カ月間の大きな変化といえば何といってもオバマ新大統領の就任でしょう。新大統領に対する全世界の期待感の高まりの割には予想外に市場の期待感はいち早く剥落してしまった感がありますが、オバマ氏の大統領就任が時代の大きな変化のきっかけとなることは確実であると思われます。オバマ氏の大統領就任演説にはいくつかの重要なキーワードがありましたが、もっとも私の心に響いたのが「新しい責任の時代」でした。

「新しい責任の時代」…オバマ大統領「再生」誓う

20日就任したバラク・オバマ米大統領(47)は、ワシントンの連邦議会議事堂前で行った就任演説で、金融危機やイラクとアフガニスタンでの戦争を念頭に、「我々に必要なことは、新しい責任の時代に入ることだ」と述べ、米国民と世界の積極関与を求めた。(読売新聞より)


「全世界が厳しい景気悪化に苦しんでいる現在、そこから脱却するために私たち一人ひとりが何ができるのかを考えよう」というのが私たちに科せられた新しい責任であると理解しています。そして私にできる責任の果たし方のひとつが長期投資に他なりません。以前私は「私が投資を継続する理由」の中で「長期投資が果たす大きな役割のひとつは私たち一人ひとりが世界経済の成長に力を貸すことであり、自分たちの幸せを実現するために責任を分担することであるといえます」と書きました。自他共に認めるハイリスク投機家の私が投資をする目的の第一が「儲けたい」という自らの欲を満たすことであることは否定しませんが、未曾有の金融危機でリスクマネーが極端に収縮して景気後退に拍車を掛けている実態を考えれば理由はどうあれ市場に資金を供給する個人投資家の存在は貴重かつ重要であることは間違いありません。例えるならこれは血液の循環が滞って瀕死の状況に陥っている重病人にせっせと自分の血液を輸血している行為に等しいといえます。しかもこの重病人はその影響力や存在力から私たちにとって親以上に大切な存在であるため、今リスクを覚悟で輸血することが将来的に私たち自身の身を助ける結果となるのです。そこで長期投資を実践している同士の皆さんにぜひご提案したいのが、長期投資は自分なりの「新しい責任」の果たし方であるということを周囲に堂々と宣言しようではないかということです。これは依然として投資に対する理解が低い日本に一石を投じるという意味でも重要な意味がある行動だと思います。それでも投資に踏み切れない人は「新しい責任」を果たすという意識を持って消費行動を起こすという選択でも良いのです。何よりも重要なのは経済にお金を流すことが未曾有の金融危機を克服する最善の方法であるという認識を一人でも多くの人が共有することであると私は考えます。





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