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レバレッジバブルは続いている?

kage

2009/01/08 (Thu)

現在私たちが直面している金融危機のきっかけとなったのは、借金をして投資や消費を拡大するレバレッジバブルが崩壊したことでした。ところが文字通り泡と消えたはずのレバレッジバブルが姿を変えてまた拡大しようとしています。これは今朝のテレビ東京系の経済情報番組「モーニングサテライト」でコメンテーターの方が指摘されていた内容の請け売りなのですが、これまでは金融機関や個人が暴走させてきたレバレッジバブルを今度は国家が行おうとしているわけで、「借金をして投資する」というスタイルはまったく変わっていないということになります。特に金融危機の震源地である米国は下記の記事にあるとおり前代未聞の膨大な借金をして盛大なバラマキ政策を行おうとしています。

米の財政赤字、110兆円でGDP比8% 議会予算局予測

米議会予算局(CBO)は7日、2009会計年度(08年10月-09年9月)の財政見通しを発表した。景気後退に伴う税収減や金融危機対策などで財政赤字は1兆1860億ドル(約110兆円)に達すると予想。08会計年度(4548億ドル)の2倍以上に悪化し、過去最大を更新すると予測した。国内総生産(GDP)の8.3%に相当する。

オバマ次期米大統領が準備中の景気対策を反映しておらず、実際の赤字額がさらに膨らむのは確実だ。オバマ氏は同日の記者会見で財政再建に全力を挙げる姿勢を示すとともに「景気対策は必要だ」と強調。規模について「予想の上限だ」と述べ、2年間で7750億ドル(約72兆円)程度とする考えを示唆した。

09会計年度の財政赤字のGDP比は08年度の3.2%から大幅に上昇。米財政収支は戦後最悪の水準に悪化する。米国債などドル資産の信認が低下し、基軸通貨であるドルの売り要因になる。(日本経済新聞より)


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100年に一度の金融危機を乗り越えるために世界各国が超金融緩和政策に舵を切り、莫大な借金をして盛大なバラマキ政策を行おうとしている現状を見ると、世界経済が底打ちを果たした後はまた新たなバブルが形成される可能性が非常に高いように思えます。

もっとも実体経済の悪化はこれからが本番であることを考えれば、将来のバブルのことを考えるより現在のバブルの心配をした方が賢明です。世界同時大不況の現在にあっても着々と膨らみ続けているバブルは存在します。それは前回のエントリーご紹介した米国債バブルです。それが上記記事にあるように米国の巨額な借金により米国債の信認が低下するとこちらのバブル崩壊が現実味を帯びてきます。

ここでちょっと気になるのが欧米の主要格付け会社が米国債の格付けをどうするのかという点です。ご承知のとおり日本の金融危機の際には日本国債は格付け会社から情け容赦ない格下げを受け、「日本国債の信用度はボツワナ以下になった」と大騒ぎになりました。それでも日本国債はかなりの割合が日本国内で保有されていたため影響は限定的でしたが世界中にバラまかれている米国債が暴落すると新たな金融危機の要因となりかねないだけに余計な波風は立てないで欲しいという気持ちもありますが、格付け会社が本当に公平な判断をして米国債の大幅格下げができるのかについては野次馬的な興味もあり、注目しています。



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