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独立系投信雑感

kage

2008/12/11 (Thu)

昨日はセゾン投信の2回目の決算日でした。セゾン投信が擁する2つのファンドは金融危機の直撃を受けて基準価額が低迷していますので当然といえば当然なのですが、今回も分配は見送りとなりました。

ファンド決算について

2008年12月10日に当社のファンドの第2期決算を行いました。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、セゾン資産形成の達人ファンドともに収益分配金につきましては、分配を見送らせていただきました。

運用の状況や詳しい決算内容につきましては、各ファンドの「運用報告書」(2009年1月中旬に当社ホームページへ掲載予定。)にてご確認いただきますようお願いいたします。


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思い返せば昨年の決算時には本気で分配が出ることを心配していましたので、わずか1年でこれほどまでに環境が変化するのかと驚くばかりです。客観的に評価すれば今年はほとんどすべての投資が失敗であったわけで、債券比率を50%に高めてリスクを抑えたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドでさえ評価額が4割も目減りする事態を目の当たりにし、投資に絶対はないことを改めて思い知らされました。来年の決算時には基準価額10,000円復帰までは望みませんので、せめて今年より上昇していていただきたいものです。ただし私のいい加減な相場観では来年の前半ごろには再び厳しい場面が訪れると予測していますので、もしかすると今年以上の忍耐力を求められることになるのかも知れません。

もちろんこのような大逆風に立たされているのはセゾン投信だけではなく、独立系投信のパイオニアであるさわかみ投信も苦戦を続けています。アクティブ運用のさわかみ投信ではその時々の投資判断が運用成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。この投資判断について私が気になっているのは、澤上社長が常々「景気後退局面では債券投資が有利なのでポートフォリオを債券中心に組み替える」と公言しておられながら、間違いなく景気後退のまっただ中にいる現在においてもさわかみ投信のポートフォリオに大きな変化が見られないことです。このように投資方針を大胆に切り替えるのは専門家でも難しいことですので、私が政策期待で株価が上昇している内に新興国投信をいったん売却して、期待が失望に変わった後に買い戻そうなどと目論んでも失敗するに決まっていると自戒しています。

しかし同じアクティブ運用の独立系投信であるひふみ投信は厳しい市場環境にありながら堅調な運用を続けており、私が保有する投資信託の中で唯一黒字を維持してくれています。金融危機や円高をメリットにできる企業を選んで投資すれば大逆風に負けない運用ができることをひふみ投信は示してくれています。もちろんひふみ投信はまだ設定から2カ月が経過したに過ぎませんので現状はたまたま運が良かっただけなのかも知れません。しかし私は、ひふみ投信には「短期間にはインデックスファンドを上回る成績を残すアクティブファンドもあるが長期で見ればアクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」という通説を打ち破る可能性があると大いに期待しています。





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この記事へのコメント

kage

澤上さんは「超低金利のときに債券を買っても将来インフレになれば、金利が上がって債券の値が下がるよね。来インフレになるってイメージするのであれば、この時期に債券を買ったらものすごい値下がり損をしてしまうわけ。」と言われているので、今の低金利の中での債券投資は興味なしのようです。

ひふみ投信はどうなるでしょうね。
さわかみファンドもいまでこそいまいちですが、設定当時の数年はひふみ投信と同じようにTOPIXが20-30%下げる中でほぼ±0とかなりインデックスを上回るパフォーマンスをたたき出していました。このパフォーマンスでさわかみファンドが神格化されたのですが・・・
ひふみ投信はさわかみファンドと同じ道をたどるのか、それとも本当の神ファンドとなるのか・・・

Posted at 09:33:27 2008/12/11 by 吊られた男

この記事へのコメント

kage

吊られた男さん

コメントありがとうございます。

結果論でいえば今年は夏ごろにインフレ懸念が極度に高まりましたがそれでも国内債券が最良の選択でした。さらにインフレどころかデフレの心配をしなければならなくなっている現状でも相変わらず国内の大型株中心のフルインベストメント状態で金融危機に立ち向かうさわかみ投信の姿はドン・キホーテを連想させます。

現在のさわかみ投信の運用成績はすっかりTOPIXに連動してしまっていますが、これは預かり資産が増えて組み入れ銘柄の分散が進んだことが大きな要因のひとつであると思われます。つまり現在のさわかみ投信は例えるなら大型客船のようになって投資環境の変化に迅速に対応できなくなっているのかも知れませんね。その点生まれたばかりのひふみ投信は組み入れ銘柄も少なく小型漁船のように小回りが利きますのでそれが好成績につながっているように思えます。そう考えるとひふみ投信も人気が高まるにつれてさわかみ投信と同じ道をたどることになるのかも知れませんね。

Posted at 19:46:21 2008/12/11 by おやじダンサー

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kage


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