2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

セゾン投信定期積立経過報告

kage

2008/11/22 (Sat)

昨日はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期積立約定日でした。そこでいつものようにセゾン投信設立時から同一金額の定期積立のみを行っている(=定期積立の増額やスポット買いを一切行っていない)私の運用成績を公開させていただきます。

<ご参考>セゾン投信設立時より定額で定期積立のみを続けた場合の指数
●個別元本 : 9,454円 (先月比で250円の低下)
●騰落率 : -31.8% (先月比で7.5%の悪化)


先月の約定価額7,352円を私は「破格の安値」と表現しましたが今月はそれよりさらに895円も安い6,457円での約定となりました。思えば先々月の約定価額は8,863円でしたからわずか2カ月で2,409円も基準価額が下落したことになります。このような値動きは私も異常と思うのですが実際に起こったことは間違いないのですから、「投資ではこのような事態も起こり得る」と認めるしかないのだろうと思います。

今から7年前に世界の実情を100人の村に例えた「世界がもし100人の村だったら」という本が話題になりましたが、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドも同じような手法で考えてみると現状が理解しやすくなるのではないかと思います。まず市場の平均点を取ることを目指すインデックス運用ですから例えるなら村より学校の方が良いように思います。そこでまずワールド大学の経済学部を仮定しましょう。私たちはここに所属する学生がテストで取った点数の平均点に応じた奨学金を貸し付けており、返してもらう時もその時の平均点に応じた額になる約束になっています。ちなみにこのテストに満点はありません。内容が優れていれば1000点でも10000点でも取れる仕組みになっています。ワールド大学の経済学部の定員は100人です。現在そのうちの43人がアメリカ人、34人がヨーロッパ人、15人が日本人、その他の国の出身者は8人です。去年まではアメリカ人の学生が「とにかくどんな手段を使ってでもテストで良い点を取る」という意気込みで頑張ったため経済学部の平均点は順調に伸びていました。ところが今年に入ってアメリカ人学生のほとんどが家庭の経済事情が悪化したためアルバイトをしたり家財道具を売りに行ったりでとても勉強できる状況ではなくなりテストの平均点は急落してしまいました。さらに困ったことにはアメリカ人から得点アップに効果的だと勧められてヨーロッパ人が大量に買い込んだ参考書が実はとんでもないまがい物だったことが分かり、ヨーロッパ人の平均点も急落してしまいました。また日本人や他の地域の出身者も裕福だったアメリカ人から学費を借りており、強制的にその返済を迫られたため彼らの勉学もおろそかになり平均点はますます下がってしまいました。その後もアメリカ人家庭の経済事情は一向に好転せず、中には出席日数を稼ぐためだけに保護者が身代わりになって登校するケースも出てくる始末でテストの平均点は下がる一方です。

私たちはこのような状況の学生に奨学金を貸しているわけで、今はとても平均点の急上昇を望めない環境であることは認識しておくべきです。しかしそんな状況でわずかに希望を見いだすことができるのは出身国別の生徒の割合は各国の学力に応じて増減することです(この仕組みは学校より議会に近く、定員100人は決まっており、常に各国の学力に応じた議席が配分されるというイメージです)今は経済学部に所属する100人のほとんどが勉学に励むことができない状況にあるため平均点が急降下していますが、もしいち早く勉学に励む環境を取り戻すことができた国があればその国の出身者が学部内で勢力の伸ばして平均点の下落を食い止めてくれるでしょう。また改めて学生一人ひとりを見てみれば、今はテストの点数アップという結果は出せていないけれど勉強する努力は怠っていない将来有望な学生も少なからず存在しており、私としてはそこに将来の望みをつなぎたいと思っています。





関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック