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真剣白刃取り

kage

2008/10/29 (Wed)

前日は引け間際に急落となったニューヨーク・ダウ指数ですが、本日は逆に引けにかけて急伸。結局889.35ドルの大幅上昇となり(史上2番目の上げ幅だそうです)、一気に9,000ドル台を回復しました(終値は9,065.12ドル)。上昇率は2桁の10.88%で、昨日の日経平均の上昇率6.41%が霞んで見えます。上昇率だけを比較すれば香港ハンセン指数の14.35%やブラジルボベスパ指数の13.42%などが目立ちますが、ニューヨーク・ダウ指数やドイツDAX指数(11.28%)が堂々と新興国の上昇率を張り合う光景は壮観ですね。もちろんこのまま金融危機が治まるとはとても思えませんが、この大幅反発が金融市場を覆う総悲観の暗雲を切り裂く一条の光となって欲しいものです。

米国株式市場の大幅上昇を受けて為替も急速に円安に振れており、今日の日本株も大幅続伸が期待されます。そうなると昨日の日経平均7,000円割れが歴史的大底となる可能性も出てくるわけで、改めて大底を狙って買うことがいかに難しいかという現実を痛感しています。相場の世界では暴落局面で買い出動することを「落ちてくるナイフをつかむ」と表現しますが、大底を狙って買うのは力一杯振り下ろされる真剣を素手で受け止める「真剣白刃取り」に近い行為といえるのではないでしょうか?

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先ほどテレビ東京系の経済番組「モーニングサテライト」で米国株式市場急伸の要因は日銀の利下げ検討報道だったと解説していました。昨日与謝野馨経済財政担当相は「政策金利を0.5%から0.25%に下げても経済に対する効果は全くない。ただ、象徴的な意味は持つ」と発言していましたが、米国株式市場への影響は大いにあったようですね。本日のFOMCでは0.5%の利下げが有力視されていますが、ここでもし日銀が協調利下げに踏み切れば世界経済に対するインパクトは大きいと思います。とにかく今は世界の金融当局が協調して世界同時不況を防ぐためにはどんな手段でも講じるという強い姿勢を示すことが大切です。

ところで日経平均が7,000円割れを記録した日に私がどんな投資行動をしたかといえば、いつものように暴落するREIT-ETFに猫パンチ投資を繰り出していました。

SBI081028

昨日の東証REIT指数は一時700ポイントを割り込み、すっかり底が見えない状況になっています。これは株価下落が有価証券を大量に保有する銀行の体力を奪い、融資がさらに厳格化されるとの思惑があるためです。つまり株価が下がれば下がるほど不動産業のように借金を前提としたビジネスモデルには大逆風となるわけで、私の投資行動は無限ナンピン地獄に陥る危険性もあります。今は参加者の恐怖心理が市場を支配しており、株価だけを見て割安とか下げ過ぎといった判断することは危険ですが、下げ続ける株にはそれなりの理由があることも忘れないようにしなければならないと自戒しています。



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