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海外株式投信評価額(2008.10.24現在)

kage

2008/10/25 (Sat)

最近の定時報告ではたびたび「激動の一週間」や「悪夢の一週間」という表現を使ってきましたが、ここにきて時間の経過とともに確実に混迷の度合いが高まっており、今週はどのような表現を使うのが的確なのかちょっと思い付きません。長期的な視野に立てば現在の株式市場や為替市場は明らかに「行き過ぎ」の領域にあるとは思われるのですが、どこまで行き過ぎるのかは誰にも分からないため安易に「安いから買い」という判断ができないことが難しいところです。さらにもし現在が世界大恐慌の入り口であるとしたら、「行き過ぎ」という判断自体が間違いという結論になりますのでなおさら安易な行動は慎まなければなりません。

100年に一度とも評される歴史的な金融危機に激しく翻弄されつつ投資を続けることは大変辛いものですが、これからも投資を続けるという覚悟が揺らがないのであれば今は貴重な経験をしていると前向きに考えることも大切です。実際に私は今回の金融危機から「何が起こるか分からない」「どのような可能性も排除しない」「過去の事例や常識に過度に囚われない」などの貴重な教訓を得ました。投資の世界はすべての判断が自己責任ですから日々自身の投資能力を高める努力を怠らず、激変する投資環境に対応して行くしかないのですから。

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かつて日本はバブル崩壊後の不良債権処理を誤り、「失われた10年」と呼ばれるデフレの時代を招いてしまいました。もし今回の金融危機が同じようにデフレを誘発することになり、世界経済がそこから抜け出すために10年以上の時間が必要となるのであれば、私の年齢では長期投資は失敗となる確率が高まります。このように「何が起こるか分からない」から「どのような可能性も排除しない」で「過去の事例や常識に過度に囚われない」投資判断が必要になるのです。未曾有の金融危機を記録する意味でも私自身が現時点で感じている疑問を素直に書けば「今の為替レートは本当に円高なのか」「市場が崩壊している時のインデックス運用はデメリットが大きいのではないか」「長期投資は年齢とともに市場変動リスクにさらされる資産の割合が増大するのでリスク管理や出口戦略が必要になるのではないか」などが挙げられます。またさらに細かい事例としては、もし将来的に世界経済の回復をアジア地域が牽引することになればアジア通貨高+アジア株高が起こるはずだが今の私の長期運用ポートフォリオはその恩恵を受けられる形になっているのだろうか、という疑問も感じています。

外部環境の変化にフレキシブルに対応していくことが必要なのは何も個人投資家だけに限ったことではありません。日本の政治や経済も今回の金融危機を貴重な教訓にして大きく変わるべき時に来ていることは確かであると思います。経済成長を一部の輸出大企業が強力に牽引して極度に外需依存となってしまった経済構造も中小零細企業の活力を高めて内需比率を高めて行かなければなりません。例えば環境保護をテーマに電気自動車・太陽光発電・水処理技術など日本が世界をリードできる技術を重点的に保護・育成する政策を大胆に実行して、国内に新たな成長の芽を植えることが大切です。このように新たな雇用を創出した上で極めて非効率な農業や水産業の構造改革に乗り出すべきです。ほんの数ヵ月前までは原油の高騰で悲鳴を上げていた農業や水産業ですが、このところの原油価格暴落で一息ついているとは思います。しかし先の原油高騰を貴重な教訓とするのであれば私なら原油価格が暴落している今こそ先物買いでリスクヘッジしようと考えます。これからの外部環境の激変に対応するにはこのように一人ひとりが賢くなるしかありません。つまり幸福な未来を手にするために私たち一人ひとりが努力して能力を高める必要があるのは何も投資に限ったことではないということですね。

今週は「世界同時株価暴落+超絶円高」でしたので私の運用成績もアッという間に1/3レベルにまで落ち込んでしまいました。ハッキリ言ってここまで来たらもう身動きが取れませんので先週も書いたとおり世界経済が底打ちするまでトコトンお付き合いする覚悟です。

マネックス証券
MX081024

SBI証券
ET081024

現在の私はおそらく誰よりも円高論者になっていますので来週も外貨建て投資は一切封印します。年末に行われるであろうキャッシュバックキャンペーンは少しは活用するかも知れませんが、日本株が明確に反転してから海外に目を向けても全然遅くないと考えています。もし期待通りに日本株が世界経済の回復を先導することになるのであればその時こそが円高のピークとなると考えていますので。



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