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難儀な会社

kage

2005/10/03 (Mon)

去る9月22日に行われたソニーの経営方針説明会以来、ネット上では著名なコラムニストがその内容についてさまざまな意見を述べておられます。発表された再建策が今ひとつ明確ではなかったこともあり、全体として辛口のコメントが多いようです。でもそれはソニーが何か特別な会社と見られていることの証明ではないでしょうか?CNET Japanに掲載された森祐治氏のコラムの表題がそれを顕著に語っているように思います。

ソニーはフツーの家電メーカーになるのか

普通では評価されないソニーという会社は、なんと難儀な会社だと同情さえ覚えます。 例えば同時期に大胆なリストラ策を発表した三洋電機だったら、順調に利益を上げられる状態、すなわち普通の会社になれば「よくやった」と評価されるのではないでしょうか?でもソニーは違います。単に利益を上げることだけでなく、会社の精神、製品が持つメッセージ、斬新なライフスタイルの提案など、一歩も二歩も踏み込んだところまで高い理想を求められます。ソニーにはソニー信者と呼ばれる熱烈なファンもいれば、信念を持ってソニーバッシングを続けるアンチ・ソニー派の人たちもたくさんいます。このように数多くの人がソニーの良いところ、悪いところを熱心に評論しているところこそ、この会社が普通ではないことの証でしょう。

昨今のプロ野球の衰退はかつて球界の盟主といわれたジャイアンツの視聴率低下に顕著に現れています。一説によるとその理由はアンチ・ジャイアンツの野球ファンがテレビを見なくなったことだそうです。ジャイアンツが負けるのをテレビで見て喜んでいたアンチ派の人たちは、ジャイアンツの野球中継を見てくれるという点では紛れもないファンの一部だったのですが、その層が急速に野球に対する興味を失いつつあります。今のソニーは、期待しているからこそ苦言を呈するという本来のファンだけでなく、アンチ・ソニー派の人たちも熱心に批判してくれているだけまだジャイアンツよりは恵まれていると思います。ソニー嫌いの人たちがソニーを批判することに興味を失った時、ソニーは普通の会社になってしまうのでしょうね。

追記:検索サイトを経由してご訪問いただいた皆さんへ

その後、ソニーネタは「おやじダンサーのひとりごと 別館」にて更新中です。本エントリーと関連するソニーはどこの国の会社か?などもありますので、この機会にぜひ一度ご訪問ください。

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